天敵温存植物・間作を利用した土着天敵保護強化による露地野菜害虫防除技術の開発
摘要 目的: 天敵・二次植物の特性を室内および圃場レベルで科学的に解明し、圃場実証を行う。 得られた成果: ①露地の春作タマネギとキャベツにおいて,各害虫に対して本県において有用な天敵類を把握すること...
暖地畑における下層土までの肥沃度評価と水・有機性資源活用による土壌管理技術の開発
摘要 下層土までの養分蓄積評価法の開発に関しては、_x000D_ a) 黒ボク土では、家畜ふん堆肥やスラリーの長期多投入に由来するカリウムの下層への移動が速く、下層土に作物に吸収されやすい 交換態として蓄積する...
摘要 キャベツの根こぶ病抵抗性等に連鎖するDNAマーカーの開発に関しては、 a) 3つの根こぶ病抵抗性QTLと萎黄病抵抗性を戻し交雑とマーカー選抜により導入したF1から形質の優れる3系統を選抜した。宿主範囲の最も...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a) 果樹園において地上徘徊性の天敵類を捕獲するピットフォールトラップの容器サイズが捕獲数に及ぼす影響を...
摘要 春作キャベツ栽培において、被覆リン酸肥料(シグモイド・60日溶出タイプ)や化成肥料(熔リン7:重過石3混合)をセル内に施肥することにより、施肥リン酸利用率は1.2~2倍に向上し、リン酸肥沃度が低い圃場...
摘要 土壌診断に基づく適正施肥実践のための簡易診断法の開発・改良に関しては、a)土壌可給態窒素について、湿潤土湛水培養無機化窒素は80℃・16時間水抽出法による有機態炭素抽出量、あるいはアスコルビン酸添加...
摘要 本事業は土壌保全対策事業の後継事業であり,前事業と同様に土壌そのものを国家的重要な資源として位置づけ、土壌の管理実態と地力の動向の関係等を調査解析して土壌の安定した生産力と環境保全を図ること...
摘要 慣行施用量の50%以下で栽培が可能なセル内施肥技術を核とした葉菜栽培におけるリン酸の効率的施肥技術を開発するため、異なる作期におけるキャベツ育苗に対するセル内施肥の影響を調査するとともに、リン酸...
摘要 畑作物種が堆肥のリン酸肥効に及ぼす影響を解明するため、リン酸を生育制限要因としたポット栽培試験で4種の作物を用いリン酸肥効を検討した。更に堆肥の連用がリン酸肥効に与える影響を解明するための圃場...
摘要 土壌の可給態窒素及び可給態リン酸の現場対応型診断法の開発・改良に関しては、a)土壌の可給態リン酸診断法として、劇物試薬や振とう機が不要な水抽出法を開発するとともに、計画を前倒しして抽出リン酸の簡...
摘要 春作および秋作におけるキャベツ苗の生育は、セル内への施肥量が多いほど低下する傾向となり、育苗時におけるリン酸供給量は低く維持する必要があることを明らかにした。また、圃場栽培試験により、春作では...
摘要 「目的」土壌実態調査において、県内の露地畑土壌においても、リン酸が過剰に集積していた。そこで、土壌中のリン酸含量を考慮した適正な施肥技術を確立する。、「成果」壌中の可給態リン酸含量が改良目標値...
k.野菜栽培における土壌微生物、天敵の機能解明と難防除病害虫抑制技術の開発
摘要 1)バンカープラント法による防除で用いる天敵寄生蜂ギフアブラバチは、近紫外線カットフィルムで被覆した施設内でも問題なく活動できることを確認した。2)タバココナジラミが媒介するトマト黄化葉巻病を...
摘要 目的:露地栽培のアブラナ科野菜害虫に対し、昆虫病原性糸状菌を用いた防除体系の確立を目的とする。、結果: 春作のキャベツ、秋作のキャベツとカリフラワーのほ場において、3種類の昆虫病原糸状菌(ノムラ...
摘要 目的:浜通り独自の園芸作物の生産技術、生産体系の確立のための技術開発が求められることとなる。また、県オリジナル品種についても同地域での栽培法を確立することは、県オリジナル品種の振興に直接結びつ...
摘要 目的:露地栽培のアブラナ科野菜害虫に対し、昆虫病原性糸状菌を用いた防除体系の確立を目的とする。結果:ノムラエア菌の宿主範囲を調べ、その殺虫活性がオオタバコガ、イラクサギンウワバに対して高く、コ...
h.キャベツ、ねぎ、レタス等の業務用等需要に対応する低コスト・安定生産技術の開発
摘要 (1)キャベツ大玉化に向け、寒玉系キャベツについて裂球発生における品種間での様相の相違を明らかにした。(2)生育予測のためにキャベツ球の肥大特性の定式化に取り組み、日射量と気温により、冬どりキャベツ...
摘要 家畜ふん等の有機質資源の農地への循環利用は環境保全型農業の基幹技術のひとつであるが、家畜ふんからは病原性大腸菌O157等の人間に対する病原菌が検出される場合があり、生食用野菜の生産段階における安全...
摘要 病原性大腸菌の汚染が懸念される家畜排泄物の野菜畑への利用における安全性を確認するため、大腸菌O157の非病原性突然変異株と選択培地を用い、ライシメータ土壌に家畜ふん堆肥とともに菌を接種して生食...
標準的栽培様式下における野菜の生理生態特性の解明と効率的栽培管理技術の開発(100)
摘要 キャベツ、ハクサイを標準的栽培様式で栽培し、近畿北部山地型気候区での生産性を検討した。標準的栽培様式下では株間が条数、畝間、条間より生育に大きく影響し、株間が広いほど葉色は濃く、外葉は葉数が多...