農耕地からの一酸化二窒素ガス発生を削減し作物の増収・減農薬を実現する革新的微生物資材の開発 植物系繊維による土壌病害防除効果の解明
摘要 目的:土壌からN2Oを消去する微生物の肥料への適切な添加技術を確立するとともに、GHG放出量削減と植物生育促進を両立した画期的な微生物資材の開発を行う。 成果:植物系繊維の土壌施用による土壌病害抑止...
摘要 (1)還元状態で土壌溶液中に遊離・生成する金属イオンを網羅的に分析し、土壌消毒効果との解析により化学種を特定した。(2)土壌還元消毒の病原菌に対する抑制効果には、金属イオンの寄与が大きいことを...
摘要 目的:新規発生および難防除病害虫の発生生態等の解明を行い、防除技術を確立する。 成果:(1)病害虫の診断同定 2010年の依頼件数は196件(前年比107%)であった。病害ではダイズ黒根腐病(Calonectria sp.)...
土壌病原菌や有害線虫を駆除する薫蒸作物の開発と利用方法の確立
摘要 (1)チャガラシについてはGSL高含量の系統:Y-010を「辛神」として品種登録を申請中である。クレオメについてはV-003を育成したが、海外採種でコストとサツマイモネコブセンチュウの問題があり、品種登録...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 はくさいの露地越冬どり向け品種の育成では、1)新作型の開発では、既存品種が早期抽だいする中、選抜系統は極晩抽性を示した。2)極晩抽性について、有望な選抜マーカーとなる可能性のある配列を見出した...
土壌病原菌や有害線虫を駆除する薫蒸作物の開発と利用方法の確立
摘要 (1)昨年までにチャガラシについてはグルコシノレート(GSL)含量が多いY-010を、クレオメについてはV-003を育成した。今年はY-010の品種登録関係の試験、播種期ごとの生産力検定を行ない、その利用性を明...
東信地区の野菜等に関する素材開発研究、1.東信地域に適する葉菜類の持続的安定生産技術の確立と新規導入品目の選定
摘要 目的:レタス、はくさい等に発生する生理障害について発生機構の解明と防止対策について検討する。寒地、寒冷地における適品種の選定と新栽培法を確立する。 、、結果:リーフレタスのサビ症状は品種間差が...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 1)はくさいの露地越冬どり向け品種の育成では、晩秋播き露地栽培において、晩抽性、越冬性、結球性に着目して個体選抜と後代採種を行った。また、開花関連遺伝子発現パターンを調査し、晩抽性の育種素材と...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 1)越冬冬春どり栽培を可能とするはくさい品種を育成するために極晩抽性個体を選抜した。心止まり性トマトでは、低段栽培向けに早生多収の「トマト盛平1~3号」を選抜し、21年度から系統適応性検定試験・特...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 1)はくさい極晩抽性品種では、晩抽性、結球性、越冬性の高いF1親候補を選定した。2)ゆり個体の光合成の最適温度は18~23℃である品種が多く、発蕾時と比較して開花時における葉面積当たり光合成速度およ...
土壌還元消毒法および天敵利用による病害虫防除における現地適応技術の開発・検証 1.土壌還元消毒法の効果変動要因の解明と安定化技術の開発・検証 2.天敵の定着安定化技術の開発と検証
摘要 目的:現地の施設野菜栽培で導入され始めている土壌還元消毒法および天敵利用防除について、その不安定要因を解明し、防除効果安定化技術を開発し、その効果を現地で検証する。目標達成状況:・ホウレンソウ...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 (1)根圏域における生物群集評価のため、トマト褐色根腐病の発生程度が異なる土壌や有機物施用条件の異なる輪作畑土壌のeDNA分析において、病気発生と関連があるバンドプロファイルや緑肥施用に関連のある線...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 (1)にんにくの周年出荷を目的にした長期保存時品質保持に必要な温度や乾燥条件を明らかにし、現地施設での貯蔵技術の指針になるデータを得ることができた。(2)新しい作型の開発に資するはくさい極晩抽性系統...
摘要 目的:平成14年度末現在、岩手県ではほうれんそうの無化学肥料栽培面積が約4300aとなっており、エコファーマーは50名程が認定されている。しかし、今後、特別栽培農産物の生産やエコファーマーの促進を図る...
摘要 目的:食の安全・安心が強く求められる中、消費者ニーズは多様化、高度化し農産物の品質に対する要望が高まっており、すでに、果実では糖度センサーの導入により、内部品質で差別化が図られている。生鮮野菜...
摘要 目的:平成14年度末現在、岩手県ではほうれんそうの無化学肥料栽培面積が約4300aとなっており、エコファーマーは50名程が認定されている。しかし、今後、特別栽培農産物の生産やエコファーマーの促進を図るに...
摘要 目的:食の安全・安心が強く求められる中、消費者ニーズは多様化、高度化し農産物の品質に対する要望が高まっており、すでに、果実では糖度センサーの導入により、内部品質で差別化が図られている。生鮮野菜...
摘要 病害抵抗性系統の効率的選抜法を開発するため、主要病害について接種方法を検討した。ニンジン根腐病菌をポットの土壌に接種し、市販品種を播種して発病差を調べたところ、強い抵抗性を示す品種は認められな...
摘要 夏秋野菜における病害の発生実態を知るため、野菜茶試(盛岡)の露地圃場で自然発生する病害を調べた。ニンジンでは、苗立ち直後に苗立枯病、生育後期に根腐病が発生した。このほか、生育後期に黒葉枯病、軟...
摘要 露地栽培の夏秋野菜における病害の発生実態を明らかにし、防除法や抵抗性品種の開発に資する。8年度はニンジンおよびホウレンソウを栽培し、問題となる病害を調べた。ニンジンでは、生育初期に苗立枯、生育...