イネ苗に発生する種子伝染性病害を抑制する拮抗微生物の拮抗機能の解明と利用技術の確立
摘要 i)もみ枯細菌病菌及び苗立枯細菌病菌の緑色蛍光タンパク質(GFP)発現株を種子に接種して育苗したイネ苗の根や周辺の土壌に緑色蛍光が観察され、病原細菌の存在が示された。病原細菌は播種後に種子表面や周...
無病化種子、機能水消毒を核とした主要病害の総合防除技術の確立
摘要 水稲の種子伝染性病原菌であるいもち病菌またはばか苗病菌に汚染した種子を塩素濃度が80ppmの機能水に、水温40℃で24時間浸漬すると、化学合成農薬と同等の防除効果があった。また、苗立枯細菌病菌に対しても...
拮抗微生物活用によるもみ枯細菌病防除を核とした病害の総合防除技術の確立(144)
摘要 トリフルミゾール、ペフラゾエート、チウラム・ベノミル水和剤はCAB-02水和剤と併用しても、ばか苗病に対する防除効果は維持していた。また、CAB-02水和剤と糸状菌病防除剤を混合する処理方法はもみ枯細菌病...
拮抗微生物活用によるもみ枯細菌病防除を核とした病害の総合防除技術の確立(157)
摘要 イネ細菌病に対する拮抗細菌CAB-02を利用したイネ育苗期の病害に対する総合防除技術を開発するために、イネ育苗期に使用する他の種子消毒剤との混合試験を行った。CAB-02をトリフルミゾール、ペフラゾエート...
無病化種子、機能水消毒を核とした主要病害の総合防除技術の確立
摘要 稲作全期間に発生する病害虫の総合防除技術体系を確立するために、本課題ではいもち病、ばか苗病、もみ枯細菌病等の種子伝染性病害防除のための玄米人工被膜の無病化種子の効果実証及び機能水、種子処理によ...
拮抗微生物活用によるイネもみ枯細菌病(苗腐敗症)の制御(147)
摘要 微生物農薬の安全性試験ガイドラインに従い、拮抗微生物CAB-02 株のイネ、トウモロコシ、タマネギ、レタス等14種類の農作物に対する病原性を調査した。陽性対照として各々の病原細菌を用いた。その...
イネ苗に発生する種子伝染性病害を抑制する拮抗微生物の拮抗機構の解明と利用技術の確立(154)
摘要 イネもみ枯細菌病の拮抗微生物であるCAB-02はKing’ B培地で培養すると、イネ苗立枯細菌病菌及びもみ枯細菌病菌に対し、生育阻止円を形成した。この性質は、培地に各種Feイオンを添加すること...
拮抗微生物活用によるもみ枯細菌病防除を核とした病害の総合防除技術の確立
摘要 水稲の育苗期にはもみ枯細菌病、苗立枯細菌病及びばか苗病が発生して苗不足を引き起こす。一般にこれらの病害は化学農薬による種子消毒によって防除してきた。しかし、耐性菌の出現や化学農薬の環境汚染の問...
摘要 環境と調和した農業を推進していくためには、これまでの知見に基づいた技術をさらに進め、環境負荷低減のための革新的農業技術を開発することが必要である。また、新たに開発された技術も組み込んで総合化し...
摘要 イネの種子伝染性病害の根本的防除には種子の無病化が重要で、この目的のために玄米人工被膜種子を開発した。この玄米人工被膜種子の利用により、ばか苗病、いもち病、苗立枯細菌病、もみ枯細菌病等の主要種...
摘要 福岡県夜須町の点播直播栽培の現地実証水田とそれに隣接する機械移植水田での葉いもちの発生は極めて少なく、栽培様式の違いによる発生様相の違いは判然としなかった。紋枯病の発生も極めて少なく、発生株率...
イネ苗に発生する種子伝染性病害を抑制する拮抗微生物の拮抗機構の解明と利用技術の確立(161)
摘要 水稲の育苗期に発生する重要病害であるもみ枯細菌病(苗腐敗症)、苗立枯細菌病、ばか苗病を抑制する拮抗微生物CAB-02について、拮抗機構の解明を試みた。本菌は培地上でシデロフォア様物質を産生し、...
拮抗微生物活用によるイネもみ枯細菌病(苗腐敗症)の制御(156)
摘要 イネもみ枯細菌病の拮抗微生物であるCAB-02及びCAB-03について、催芽時にこれらの懸濁液(約10の8乗cfu/ml)に病原菌の保菌籾を浸漬することで、本田に移植後穂に発生するもみ枯細菌病...
摘要 発光遺伝子を導入したイネもみ枯細菌病菌Burkholderia glumaeおよび苗立枯細菌病菌B.plantariiの発光は、対数増殖期半ばから始まり、その終わり頃あるいは定常期始め頃にかけ...
拮抗微生物活用によるイネもみ枯細菌病(苗腐敗症)の制御(52)
摘要 イネもみ枯細菌病(苗腐敗症)に対し、発病抑制能をもつPseudomonas属細菌CAB-02及び03菌を出穂期に散布して、穂枯症及び収穫籾の苗腐敗症発病抑制効果について調査した。その結果CAB...
摘要 イネの種子伝染性病害を効果的に防除するためには種子の無病化が重要で、この目的のために玄米を人工資材で被覆した玄米人工被膜種子を開発した。この玄米人工被膜種子の利用により、ばか苗病、いもち病、苗...
摘要 九州地域における水稲の3大病害は紋枯病、いもち病、もみ枯細菌病であるが、点播直播栽培条件の下でこれらの病害の発生様相が従来の移植栽培と異なってくるか否か現時点では不明である。低コスト、省力化を...
摘要 もみ枯細菌病菌のイネ体上における挙動と発病機構を明らかにするために、Vibrio fischeri の発光遺伝子群を組み込んだ組換え体を作出した。これと苗立枯性細菌病菌組換え体を用い、16種の...
摘要 イネもみ枯細菌病(苗腐敗症)は近畿中国地方をはじめ全国の機械移植苗で発生する病害であり、水稲育苗にとって最も大きな阻害要因の一つである。これまで苗腐敗症を指標として微生物の本病原細菌に対する発...
イネもみ枯細菌病に対する葉上微生物の拮抗機構の解明とその制御(50)
摘要 6年分離した4種類の拮抗細菌の細菌学的性質を検討した結果、3菌株はPseudomonas gladioli、他の1菌株は新規のPseudomonas属細菌であった。もみ枯細菌病自然感染籾の浸種...