直接吸着RT-PCRによるトマト黄化えそウイルス(TSWV)の検出
要約 ウイルス粒子をPCRチューブに直接吸着させる直接吸着RT-PCR によって、各種植物からトマト黄化えそウイルスを迅速かつ省力的に検出できる。 キーワード TSWV、直接吸着RT-PCR 背景・ねらい RT-PCRはトマト...
要約 ネギハモグリバエの殺虫剤感受性は、25℃長日条件(15L9D)下で各種薬液にネギ葉身部を浸漬処理することで室内で検定できる。その結果、幼虫が高い感受性を示した殺虫剤はCVP乳剤、チオシクラム水和剤、シロマ...
要約 露地ナス非循環閉鎖型養液栽培装置を開発し、その生育に適した培養液処方(農総研ナス処方)を作成した。本処方の培養液を給液することにより、ベッド内培養液濃度の上昇が抑えられ、安定した生育・収量が見込...
セイヨウミツバチによって受粉した促成栽培ナスの収量及び果実の形状
要約 ナス促成栽培において、セイヨウミツバチによる受粉ではセイヨウオオマルハナバチに比べて収量は同等だが、11~3月に形状不良果率が高まる。また、1葯当たり稔性花粉量が0.5 mg以下になると着果率が低下し...
要約 3~11月に収穫するナスの半促成養液土耕栽培では、窒素成分5.8~6.3kg/aの施肥量で収量、秀優品率が高くなり、つやなし果も少なく、肥料が効率的に利用される。 キーワード ナス、養液土耕、施肥量、葉柄汁...
要約 ゲノムDNAから単純反復配列(SSR、マイクロサテライト)を選択的にクローニングしてライブラリーを構築する方法およびその塩基配列を自動処理してマーカー化のためのPCRプライマーを設計するプログラ...
要約 化学肥料の削減に向けて家畜ふん堆肥の施用量と施肥窒素の減肥率を考慮した堆肥の有効利用推進が必要である。堆肥の成分含有量と肥効率を計算に入れて施肥設計を行う簡便な施肥計算ソフトウェア「施肥太郎1...
要約 奈良県大台ヶ原では、シカによる森林への被害が問題となっていますが、シカにはマイナスの効果ばかりではなく、ササの量を減らして森林の再生に役立つというプラスの効果もあることがわかりました。 背景・...
要約 構築したナスの連鎖地図は、単純反復配列(SSR、マイクロサテライト)マーカーを含む220個のマーカーから構築され、基本染色体数と同じ12連鎖群に収束している。これらの単純反復配列マーカーはナス系統間に...
要約 カーネーションのエチレン感受性は、開花後の花の齢の増加に従って低下する。花持ち性の優れる品種においては、花の加齢に伴い、エチレン感受性が急激に低下してエチレンに対する花弁の萎凋反応が認められな...
要約 大阪府のぶどう園は、複雑な地質母材からなるためCECは園により非常に差がある。点数をこなすためCECの測定は省略し、pHと塩基含量からCECを類推する一次式を作成する。さらに、表計算ソフトにより処方箋を...
要約 ナスすすかび病菌のクレソキシムメチル剤に対する感受性は、病斑から直接採取調整した胞子懸濁液と薬液をマイクロプレート内で混合し、菌糸伸長50%生育阻害率により検定することができる。 キーワード すす...
要約 90種類の殺虫剤及び殺ダニ剤のうち、27種の薬剤(有機リン系11、合成ピレスロイド系6、ネライストキシン系2、昆虫成長制御剤2、生物由来殺虫剤1、その他の合成殺虫剤3、殺ダニ剤2)が、トマトハモグリバエ幼...
高知方式養液栽培システムによる有機質成型培地を用いたナスの促成栽培
要約 高知方式湛液型養液栽培システムにおける有機質成型培地を用いたナスの促成栽培では、ロックウールと同等の上品収量が得られる。また、有機質成型培地は3年連用が可能である。 キーワード 有機質成型培地、...
F1母豚の能力向上のための「ハマナスW1」維持・増殖群の遺伝的評 価法
要約 「ハマナスW1」維持・増殖群の総産子数にもとづく母豚の生産性の遺伝的 評価法について検討した。維持・増殖群のデータのみを利用した反復モデルによる推定 育種価は、F1母豚の成績を含めて推定した育種価と...
要約 促成ナスの養液土耕栽培では、定植前の無機態窒素量から栽培期間中に供給される無機態窒素の総量を推定できる。土壌から供給される無機態窒素の総量が20mg/100g乾土程度の圃場では減肥率を慣行栽培の50~70%...
メロンのアザミウマ類に対するククメリスカブリダニの効果的放飼方法
要約 ククメリスカブリダニはメロン株上での定着と放飼部位から上位方向への分散が悪い。本種を立体栽培メロンで利用する場合は、アザミウマの発生初期から収穫期まで2週間間隔で、上位部の葉に100頭ずつ放飼する...
生殖腺刺激ホルモン分泌細胞同定のためのユニバーサル抗体の開発
背景・ねらい
要約 わが国で初めて,高知県において発生したショウガ科植物の青枯病菌(Ralstonia solanacearum)は, レース4および生理型4である。rep-PCR解析の結果,タイまたは中国由来と考えられる2つの系統が,それぞれ...
要約 ワルナスビは外国からの侵入頻度が高く、農耕地・非農耕地において遺伝的に多様な集団を形成している。また、侵入・定着後、近隣の集団や圃場へ根あるいは種子によって拡散する。 キーワード ワルナスビ、雑...