粘質土壌水田での白ネギ栽培における植付条直下弾丸暗渠施工技術
要約 粘質土壌水田における転作1~2年目のネギ栽培において、慣行の額縁明渠に加えて植付条直下に弾丸暗渠を施工することにより、透水性が向上し、収量が高くなる。 キーワード 粘質土壌水田、ネギ、植付条直下...
環境保全型露地野菜営農の作付体系と土壌消毒代替技術の導入可能性
要約 輪作に基づく環境保全型露地野菜営農の作付体系は収益を最大とする品目別面積と病虫害発生抑制等に配慮したいくつかの作付規則で決定され、また資材のリサイクル利用等により太陽熱処理等の土壌消毒代替技術...
春まき夏秋どりネギの窒素吸収パターンに合わせた全量基肥施用技術
要約 窒素吸収パターンに合った被覆尿素肥料の育苗箱施用や本圃の条施用で、9、10月どりネギの全量基肥栽培が可能である。本技術により、慣行栽培に比較して、育苗箱施用で約70%、条施用で50%の窒素成分が...
シロイチモジヨトウ用交信攪乱剤によるネギのハスモンヨトウの被害回避
要約 ビートアーミルア剤(シロイチモジヨトウ用交信攪乱剤)を用いて、ネギを加害するハスモンヨトウとシロイチモジヨトウの被害を回避できる。 キーワード ネギ、ハスモンヨトウ、ビートアーミルア剤、交信攪乱、...
要約 標高750mの高冷地では、ホウレンソウをはじめとする8品目が有機栽培可能で、有機質肥料を施用し適期に作付けすれば、害虫等の防除を行わなくても化学肥料や農薬を用いた慣行栽培の80%以上の可販収量を得...
背景・ねらい 野菜輸入の増加に伴う、野菜価格の低下及び国内産業に与える影響について、それを的確に把握する手法が確立されていない。
このため、本研究では、野菜輸入の増加が国内産業へ与える影響を定量的...
要約 都産生ごみ堆肥は、窒素含有率が3%前後と高いが、施肥量を調節することによって、慣行の家畜糞堆肥と同様に利用できる。施用量は、10a当たり果菜類で2t、葉茎菜類で1~2t、根菜類で1t程度であれば、...
要約 連結ペーパーポット苗などの稚苗を用いた夏どり根深ネギ栽培において、定植直後から4月中旬にかけて厚さ0.03mm、幅115cmのポリオレフィン系フィルムで一畦ごとにトンネル被覆することで初期生育が促進され...
背景・ねらい 野菜価格安定制度は当該年度に価格低下があった場合に一定の条件により、事後的に生産者に価格補填(交付金交付)を行うことで、次年度以降の安定的な生産を確保することを目的としている。こうした...
青色系ポリエチレン袋と粘着剤を用いたネギアザミウマの大量捕獲
要約 ネギアザミウマの色彩に対する選好性を利用した粘着トラップを用いて大量捕獲を行う場合、淡青や青色のポリエチレン袋(青色ゴミ袋)に害虫捕捉用スプレー式透明粘着剤(粘着スプレー)を吹き付けたものが利...
要約 植物の運動形態の一つであるサーカムニューテーションは植物の生長速度と相関があり,オプティカルフローと呼ばれる画像処理によって植物生長を2次元的に計測できる。この方法は,デジカメとパソコンのみで...
要約 腐植ペレットを利用した尿処理システムの処理能力と処理水の悪臭防止効果や液肥としての可能性を調査。本システムは、一律排水基準は満たすものの上乗せ排水基準(COD、SS)を満たすのは難しく、液肥として...
要約 湛液式水耕栽培では、葉ネギ葉身中のβ-カロテン含量は、10月に播種し1月に収穫する作型で7~10mg/100gと多くなるが、ルテイン含量は、栽培時期による変動が小さい。また、「SK5-501」は「雷山」に比べ葉身中...
要約 施設栽培のアスパラガスにおいて、ネギアザミウマによる被害許容水準である被害若茎率5%以下にするためには、虫見板による擬葉払い落とし成幼虫数が平均0.8頭になる前に防除する必要がある。 キーワード 施...
要約 葉ネギは、葉身中にカロテノイドとしてβ-カロテンの他にルテインを多く含む。ルテイン含量は生育後期に水分ストレスをかけたり、水耕栽培において培養液濃度を高めると増加する。 背景・ねらい 葉ネギは、抗...
光反射シート、紫外線除去資材によるアスパラガスのネギアザミウマの密度抑制効果
要約 ハウス側面開放部外縁に光反射シートを敷設するとアスパラガスのネギアザミウマの密度を抑制できる。ハウスを紫外線除去フィルムで被覆するとアスパラガスのネギアザミウマの密度を抑制できるが、紫外線透過...
深型チェーンポット利用による夏秋どり九条ネギの在ほ期間の短縮
要約 九条ネギのハウス夏秋どり移植栽培において、深型チェーンポットを利用して育苗期間を約2週間延長することにより本ぽ期間を約10日短縮することが可能となる。 キーワード ネギ、深型チェーンポット、育苗期...
要約 染色体識別マーカーを用いることにより、3倍体ワケギの実生でシャロット由来染色体の欠失を識別できる。また、マーカーの有無で分けた実生群間の検定により、結球性に関わる遺伝子は第1、第2及び第5染色体に...
要約 葉ネギの品質低下は、カットにより促進され、保存温度が高くカット長が短いほど速い。カットネギのプラスチック容器詰めでは、充填率の違いが鮮度に及ぼす影響は小さい。カットネギを焼成カルシウム溶液に浸...
要約 NFT方式で栽培した葉ネギの内容成分は、土耕栽培に比べ同等かやや少なく、また季節による変動も小さい。収穫後の全糖、ビタミンC、クロロフィルの減少は土耕栽培と同じかやや速く、外観品質の低下もやや速く...