要約 有機栽培コマツナ圃場では28種以上の害虫が発生する。主要種はアブラムシ類とコウチュウ類であり、春にはニセダイコンアブラムシ、春から夏にはキスジノミハムシ、秋にはダイコンハムシ、冬にはヤサイゾウ...
ハクサイ根こぶ病抵抗性個体を選抜可能なマイクロサテライトマ−カ−
要約 開発したハクサイ根こぶ病抵抗性遺伝子座に連鎖したマイクロサテライトマーカー2種類は異なる病原菌レースに対応しており、抵抗性個体を効率的に選抜することに利用できる。 キーワード マイクロサテライト...
要約 一代雑種品種‘加賀姫青’の採種親‘DH1’と花粉親‘改良CR金沢青’にそれぞれ特異的なバンド(約370bp及び550bp)が得られるプライマーを見つけ、2001、2002年産の‘加賀姫青’各60種子の検定を行ったところ、...
要約 5月中~下旬のトウモロコシ播種において、同時に青刈ダイズを散播して高密度のリビングマルチとすると、ワルナスビおよび在来雑草に対して顕著な防除効果が認められる。 キーワード 青刈ダイズ、生態的防除...
要約 熱水土壌消毒後の土壌中では、可給態マンガンが土壌表層部を中心に一時的に増加し、有機質に富む黒ボク土など土壌によっては、マンガン過剰症の発生が懸念されるレベルに達する場合も生ずる。しかし、消毒終...
要約 乳酸菌をラッキョウ浅漬の製造時に添加して密封することにより、大腸菌群の生育を抑えることができる。 キーワード ラッキョウ、漬物、乳酸菌、大腸菌群 背景・ねらい 病原性大腸菌O-157による食中毒の発生...
要約 トランスポゾンpiggyBacをベクターに、緑色蛍光蛋白質(GFP)遺伝子をレポーターに用い、膜翅目昆虫で初めて、安定した外来遺伝子導入・形質転換系を開発した。ゲノム中に組込まれた遺伝子は次世代に受け継...
要約 加工食品のラジカル捕捉活性を測定した結果、イチゴジャムやフキ佃煮の活性が高かった。黒大豆の煮豆・きな粉・豆乳・味噌のラジカル捕捉活性は、原料大豆より高まったが、イチゴジャム、赤カブ糠漬け、そば...
要約 花粉培養で育成した「DH1」に「改良CR金沢青」を交配したF1品種「CR石川交1号」(仮称)を育成した。この品種は、根色が白の基本色で肩部に鮮やかな緑の補充色を有し、根形は球で、糖度が高く、加...
要約 標高750mの高冷地では、ホウレンソウをはじめとする8品目が有機栽培可能で、有機質肥料を施用し適期に作付けすれば、害虫等の防除を行わなくても化学肥料や農薬を用いた慣行栽培の80%以上の可販収量を得...
要約 都産生ごみ堆肥は、窒素含有率が3%前後と高いが、施肥量を調節することによって、慣行の家畜糞堆肥と同様に利用できる。施用量は、10a当たり果菜類で2t、葉茎菜類で1~2t、根菜類で1t程度であれば、...
要約 木口断面の長辺が地面に垂直になるようにして作成した木材薄板製すのこを地表面に埋設することによって、牛の蹄による土のねり返しを防ぎ、パドック、通路、飼槽や水槽の周囲などの泥ねい化を防止できる。 ...
要約 本機は、ニンジン等の大型トンネル支柱を運搬・設置することができる。機体の左右に支柱を挟持し打ち込む機構を有する。これにより、慣行に比べて約2倍の作業能率がある。 キーワード トンネル、運搬、支柱...
野菜栽培における黒ボク土での交換性マグネシウムおよびカリウム含量の適正範囲
要約 野菜栽培における黒ボク土での交換性マグネシウムおよびカリウム含量の適正範囲は、MgO飽和度8~16%、K2O飽和度2~10%である。 背景・ねらい 千葉県内の土壌実態調査から、黒ボク土普通畑の交換性マグネシウ...
要約 カブの播種後6から7日目の胚軸切片にアグロバクテリウム法で外来の有用遺伝子を導入し、選抜、再分化を促す一連の形質転換培養法を用いることにより、効率よくカブの組換え体を作出できる。 背景・ねらい ...
要約 根こぶ病菌汚染土壌から,ELISAにより風乾土壌1g当たり103 ~104 個まで根こぶ病菌休眠胞子の検出が可能である。 背景・ねらい ELISAにより,土壌中の根こぶ病菌休眠胞子濃度を簡便かつ,高い精度で検査...
要約 秋田県在来の‘平良かぶ’を母本にして、根こぶ病抵抗性を付与した‘あきた平良かぶ’を育成した。‘あきた平良かぶ’は‘平良かぶ’とほぼ同等の根形、加工適性を持ち、強い根こぶ病抵抗性を示し連作できる。 背景...
要約 無加温ハウスにおいて、こかぶを3~4月に収穫するためには、播種期は11月中旬~2月中旬が適する。また、この作型には、品種「玉里」、「CR里丸」が適する。 背景・ねらい 北東北では、雨よけハウス等の無加...
要約 施設栽培ピーマンに萎ちょう症状を呈する新病害を、Nectria haematococca(Fusarium solani)によるピーマン立枯病と命名する。 背景・ねらい
高知県の施設栽培ピーマンに株が萎ちょうし、やがて枯死...
要約 土壌面の溝底では、土壌水分の減少と塩類集積が遅れ、地温の日変化が抑制される。そのため、乾燥地で深さ5cm程の溝底に播種すると、作物の発芽・生育が促進される。 背景・ねらい 乾燥地の農業は、これまで...