要約 〔要約〕1998年,山形県のスイカ産地で発生した細菌性病害から分離された菌株は,スイカをはじめカボチャ,ユウガオ等のウリ科植物に病原性を示す。分離細菌をその細菌学的性質からAcidovorax avenae subsp....
要約 共同直売所では季節感の演出が必要である。そこで特定の季節に品揃えが必要な季節品目のチェックリストを作成した。 背景・ねらい 共同直売所においては、日常消費的な野菜の品揃えも大事であるが、季節感の...
黒ボク土スイカ栽培ほ場におけるおがくず牛糞入り発酵たい肥による化学肥料削減技術
要約 黒ボク土スイカ栽培ほ場へのおがくず牛糞入り醗酵たい肥の施用量が、10a当たり2tの場合は、施肥窒素量を5割削減で、4tの場合は無化学肥料で、標準施肥窒素量と同等のスイカの収量、品質が得られる。 背景...
要約 施設栽培のメロン-スイカ体系における窒素施肥量を、施用有機物(牛ふん)中の全窒素量の30%、ならびに、施肥前の作土中の硝酸態窒素量相当分減肥することにより、窒素収支が改善されるとともに対照区並の収量...
要約 ウリ科野菜幼苗(メロン、スイカ等)を使用した薬剤感受性検定法(幼苗処理法)は、ネオニコチノイド系殺虫剤等、死亡までに時間を要するワタアブラムシ防除剤の検定法に適している。熊本県農業研究センター...
スイカ-キャベツの秋施肥マルチ栽培における肥効調節型肥料の効果
要約 スイカ-キャベツの秋施肥マルチ栽培において、マルチ内に窒素成分で10a当たり化成肥料3.8kgと肥効調節型肥料(180日タイプ)11.2kgを組み合わせて2作分1回施用することで、慣行と同等の収量が得られ、慣行より...
転換畑使用敷わら(稲わら)と本田初発由来のいもち病菌の類似性
要約 転換畑(スイカ栽培)で稲わらを敷わらとして利用している場合、敷わら作業が完了したほぼ1ヶ月後でもいもち病菌の胞子を形成する稲わらが見つかる。敷わら上のいもち病菌と遺伝子型が同一で、敷わらより飛散...
要約 スイカトンネル栽培において省力化の目的でミツバチ利用による交配を導入したところ、人工交配と比較して、着果率は同程度で、果実肥大はわずかに劣るが、糖度は高く、実用性は高かった。 背景・ねらい ス...
砂丘地すいかの中小型トンネル栽培における窒素の全量基肥施用技術
要約 砂丘地すいかの中小型トンネル栽培における全量基肥栽培用肥料は、窒素成分で化成肥料2割と肥効調節型肥料8割を配合した肥料である。また、適正施肥量は、窒素成分量で19kg/10aである。 背景・ねらい 本県...
非病原性Fusarium oxysporumによるトマト根腐萎凋病の生物的防除
要約 トマトとラッキョウに非病原性F.oxysporum AR4312菌を前接種し、混植すると、トマト根腐萎凋病の発病が抑制される。 背景・ねらい 現在、土壌伝染性病害の防除は化学的防除法に依存しているが、効果が不安定...
要約 〔要約〕立体栽培スイカの果実が地ばい栽培と比べて小さくなりやすいのは、中~下位葉の受光量が少ないためである。立体栽培でも栽植間隔を広げることにより、中~下位葉の受光態勢が改善され、果実重が増加...
要約 沖縄本島のウイルス症状を呈するウリ科作物からは、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)、スイカ灰白色斑紋ウイルス(WSMV)が最も多く検出され、重複感染はパパイア輪点ウイルス(PRSV-W)とZYMV、WSMV...
要約 促成スイカの立体栽培は栽植密度が高く、着果率が安定し、増収・生産安定が期待でき、空洞果の発生が抑えられ、品質向上が期待できる。品種は収量、品質で「貴ひかり」が最も優れる。熊本県農業研究センター...
要約 スクミリンゴガイは、イネ苗よりメロン、レタス、スイカやナスなどの野菜に対して高い選好性を示す。福岡県農業総合試験場・筑後分場・普通作物研究室 背景・ねらい スクミリンゴガイ被害回避対策として、水...
要約 果皮の厚い大玉スイカにおいて、果実用に開発された強力な光源を備えた透過式の近赤外分光装置によっての果実内部の糖度(Brix)を実用的な精度で非破壊測定することができる。 背景・ねらい 近赤外分光法は...
要約 メロン・スイカ肉の熟度の違いに起因する近赤外線の散乱の影響は、散乱に起因する波長でスペクトルを除算する正規化(散乱の補正法)で取り除くことができ、糖度の予測精度が向上する。 背景・ねらい メロン...
スイカ黒点根腐病の熱水土壌消毒および臭化メチル代替薬剤による防除
要約 スイカ黒点根腐病に対して、熱水土壌消毒および臭化メチル代替薬剤のうち、クロルピクリン錠剤の効果が最も高い。熱水土壌消毒およびカーバムナトリウム塩液剤は、クロルピクリン錠剤よりやや劣るが、臭化メ...
要約 砂地畑では作物のトンネル除去後の降雨により施肥窒素が流出して、地下水中の硝酸態窒素濃度は上昇するものの、同時に地下水中で脱窒が生じていると推察される。 背景・ねらい 砂地畑では施肥窒素が溶脱し易...
卸売市場におけるメロン・スイカ・イチゴ・トマトの品質評価重要度
要約 メロン、スイカ、イチゴ、トマトを対象に、関東、東海、関西の卸売市場における品質評価基準の重要度を分析したところ、甘味の重要度が高い。また、卸売市場間での評価基準重要度の差異も認められることから...
要約 近年、スイカ果実内部が異常となり商品価値のない果実が多くみられた。本病はメロンえそ斑点ウイルス(MNSV)に起因する新病害スイカえそ斑点病であり、病原ウイルスは迅速免疫ろ紙法(簡易RIPA法)...