要約 ブドウの二期作栽培において1作目終了後にエテホン200ppmを散布し落葉させると、次作型の結果母枝となる茎中の窒素及びデンプン含有率が高くなり、この茎から発芽した新梢の生育が良好となる。 背景・ねら...
要約 ブドウ栽培の軽労化をねらった「一文字改良棚」は、新梢誘引や摘粒作業の効率を約20%高め、身体への作業負担を軽減させる。 背景・ねらい ブドウ栽培は、平棚栽培が一般的で主流である。しかし、新梢や果...
ブドウ(安芸クィーン)の着色向上に対する果房遮光と反射マルチの効果
要約 ブドウ「安芸クィーン」の着色向上には、果粒軟化前(満開30~37日後)から2~3週間の黒色遮光袋による果房の遮光と、収穫前2~3週間の反射マルチ処理が効果的である。 背景・ねらい ブドウ「安芸クィ...
要約 ぶどう「藤稔」の摘粒時における着果基準は、350gの果房に対して170cm 度の新梢長が必要で、収穫時に必要とされる葉面積は0.8㎡/350gである。 背景・ねらい ぶどう「藤稔」は「巨峰」に比べて大房・大粒で...
要約 ブドウの倍数性は、フローサイトメーターで相対DNA 量を測定することによって簡易に判定できる。 背景・ねらい
大粒ブドウの新品種育成に対する要望は非常に大きいが、交雑親の主流となる四倍体品種は巨...
要約 都内におけるぶどう「高尾」の酸度(概算値)は、満開後日数と携帯型pHメーター値を利用することで、簡易に短時間で推定できる。 背景・ねらい ぶどう「高尾」は、都内でもっとも多く生産されているぶどう品...
要約 ぶどうの倍数性は、フローサイトメーターで相対DNA量を測定することによって簡易に判定できる。 背景・ねらい 大粒ぶどうの新品種育成に対する要望は非常に大きいが、交雑親の主流となる四倍体品種は巨峰群...
要約 ブドウ「ピオーネ」のホリゾンタル整枝は、主な栽培管理作業の作業強度が大幅に軽減され、楽に作業が行える。また、疲労が少なく、作業の快適化が図れる主枝の高さは、ほぼ胸の位置で、作業者の身長の2/3...
道産野菜(キャベツ、ほうれんそう、レタス)の抗酸化力の測定と栽培条件による変動
要約 野菜のエタノ-ル抽出液添加によるリノ-ル酸の酸化抑制程度で評価した野菜の抗酸化力は、栽培条件で変化する。抗酸化力の高いキャベツを収穫するには、若採り、窒素施肥量の低減、マルチなどの利用が有効で...
根域制限によるブドウ「ピオーネ」の密植ホリゾンタル整枝栽培の早期成園化
要約 根域制限下におけるブドウ「ピオーネ」の密植ホリゾンタル整枝栽培は、早期成園化が可能で、幼木段階から大幅な早期多収となり、現在の平棚短梢せん定栽培と同等の果実品質が得られる。 背景・ねらい 現在...
要約 ブドウ「ハニーブラック」は肉質が良く、糖度も約20%と高く、食味良好で日持ち性が優れている。収穫時期は9月中~下旬で、岩手県で栽培可能な紫黒色大粒品種である。 背景・ねらい 岩手県のブドウは約60%を...
要約 水気耕栽培は、ブドウの施設栽培における根圏管理を容易に行うことができる。土壌改良、施肥及びかん水等の管理を省力化できるとともに、土壌病害も回避できる省力栽培技術である。 背景・ねらい 島根ブド...
ブドウ(アレキ)の幼果期における葉柄内アンモニア態窒素濃度の適正レベル
要約 ブドウ「マスカット・オブ・アレキサンドリ」の養液栽培において、果粒重11g以上、糖度16度以上の果実を生産するためには、幼果期(満開後10~14日頃)の第5節葉葉柄内のアンモニア態窒素が40~120ppmの範...
要約 ブドウ新品種候補「ブドウ安芸津9号」は「巨峰」に「301-1」(巨峰×ナイアベル)を交雑して育成した4倍体の大粒の黒色ブドウである。11g程度の果粒重となり「巨峰」より着色容易である。 背景・ねらい <...
結実性が良く黄緑色で大粒のブドウ新品種候補「ブドウ安芸津19号」
要約 ブドウ新品種候補「ブドウ安芸津19号」は「紅瑞宝」に「オリンピア」を交雑して育成した4倍体の黄緑色ブドウである。果粒は9g程度の大粒で、高糖度である。「巨峰」よりも結実性良好で栽培性に優れている...
要約 ブドウ新品種「サマーブラック」は、4倍体の「巨峰」に2倍体の「トムソン・シードレス」を交雑して育成した3倍体品種である。紫黒色の種なしブドウで、ジベレリン処理果の果粒重は7~8g程度、糖度は20...
要約 ブドウ新品種「美嶺」は、4倍体の「レッド・クイーン」に2倍体の「甲州三尺」を交雑し、育成した3倍体品種である。黄緑色の種なしブドウで、ジベレリン処理果の果粒重は4~5g、糖度は18~19%と高い。...
要約 開花19~21日前の未受精胚珠を培養することにより「巨峰」で不定胚形成能を有するカルスが得られた。 得られたカルスは増殖可能であるとともに植物体が再分化した。「巨峰」の形質転換体作成への道がひらけ...
要約 ブドウの房の比重と糖度との間には高い相関関係があることを明らかにした。音響式体積計を利用した比重測定に基づくブドウの非破壊糖度推定装置を開発した。これまで困難だったブドウの糖度推定が、低コスト...
負イオン、オゾンと冷温高湿庫によるモモ、ブドウ等果実の長期鮮度保持法
要約 負イオン(5×104個/cm3)とオゾン(50ppb)の発生装置を設置した冷温高湿庫(0℃、RH95%)に果実を貯蔵すると、オウトウ「佐藤錦」を1か月、モモ「あかつき」を1か月、ブドウ「巨峰」を3か月、ニホンナシ「幸...