要約 キャンバスホース法による蒸気土壌消毒時の地温上昇は、土壌の孔隙率とくに気相率と含水率の影響を受け、気相率が低い土壌や過湿または過乾燥土壌では上昇しにくい。高畦や稲ワラの施用は、地温上昇に有効で...
要約 極早生水稲品種「南国そだち」を育成し、奨励品種として採用した。「南国そだち」は「とさぴか」、「ナツヒカリ」の中間熟期で、「とさぴか」より耐冷性が優れ多収で、アミロース含有率が低く良食味である。...
要約 国産ナス品種を素材として、葯培養により高知ナスF1系統「ナス高育交2号」を育成した。促成栽培において、「ナス高育交2号」は80~100gの果実を収穫でき、良好な果実品質と多収性を示す。 キーワード ナス...
浦ノ内湾の調整池におけるノコギリガザミC1直接放流技術の有効性と効果の検証
背景・ねらい 浦ノ内湾では平成9年から中間育成された種苗が漁場付近の海域へ放流されている。これに対して、平成14年から中間育成を行わない1令稚ガニ(C1)種苗を汽水調整池(図1)に直接放流する手法(C1直接...
背景・ねらい 中深層生態系の構造や表層生態系との物質輸送に関わる生物の役割について十分な知見が得られていない.中深層生態系の主要構成生物で仔稚魚の捕食者あるいは餌料の競合者として水産資源に影響を及ぼ...
背景・ねらい 中央水研では、蒼鷹丸による黒潮域流動調査やその他海洋情報の収集・解析から黒潮の実態を迅速に把握するとともに、海況予測モデルによる黒潮の現況解析や中・短期予測を試行している。黒潮変動の実...
要約 汁液診断によるトウモロコシ・ソルガムの硝酸態窒素含量推定では個体間差や部位別の蓄積の偏りが問題となる。この技術はこれらの誤差を軽減し、手順を簡易化するため、茎の特定節を用いた、少量サンプルによ...
要約 近赤外分光法によって褐毛和種の生体皮膚表面から脂肪交雑の推定が可能である。 背景・ねらい 肉牛生産において,非破壊的な品質評価システムの確立は経済的な効果は大きいものと考えられるが,現在の超音波...
要約 「トサブンタン」の樹冠下の地表全面を8月中旬から11月中旬まで白色透湿性シートで被覆することで、糖度が高く、果皮色が良好な果実を生産できる。 キーワード カンキツ、トサブンタン、シートマルチ、糖度...
養液栽培における有機質成型培地を用いた高糖度トマトの多収技術
要約 有機質成型培地を用いた高知方式養液栽培システムによるトマトの長段どり栽培において、第2花房開花期以降に日射比例自動給液制御により給液量を制限することで、糖度8度以上の上品収量が10a当たり8t以上得...
要約 エダマメのトンネル早熟栽培において、有孔ポリフィルム、保温ビニル、不織布および水封マルチを併用することで収穫所要日数が短縮できる。また、2月中旬から3月上旬播種、10日から2週間程度の育苗で5月収穫...
要約 袋の溶着部分に空隙部を設けてガス透過量を調整するパーシャルシール包装法を小ネギに応用し、段ボール箱と組み合わせた出荷法において、高い鮮度保持効果と低コスト化を認めた。 キーワード ネギ、葉先枯れ...
要約 市販の携帯型非破壊糖度計による高糖度トマトの糖度測定では、開発した着色前期用推計ソフトと既存のトマト用推計ソフトを対象果実の熟度により使い分けることで、着色前期から着色後期まで精度よく測定でき...
露地ショウガにおける黄色蛍光灯を用いたアワノメイガの総合的防除
要約 露地ショウガにおいて、黄色蛍光灯を栽培初期から収穫期まで終夜点灯し、アワノメイガの被害の多くなる8月以降には、本種の卵寄生蜂類に影響の少ない選択性殺虫剤を併用することで、化学農薬の散布回数を大...
米ナスロックウール栽培における黄化葉発生軽減のための培養液処方
要約 米ナスのロックウール栽培で、培養液のカリウムを6.5me/L、マグネシウムを3.2me/L、K/Mg比を2とすることにより、マグネシウム欠乏による黄化葉の発生を抑制し、収量を増加させることができる。また、単肥...
直接吸着RT-PCRによるトマト黄化えそウイルス(TSWV)の検出
要約 ウイルス粒子をPCRチューブに直接吸着させる直接吸着RT-PCR によって、各種植物からトマト黄化えそウイルスを迅速かつ省力的に検出できる。 キーワード TSWV、直接吸着RT-PCR 背景・ねらい RT-PCRはトマト...
トウガラシのサツマイモネコブセンチュウ抵抗性DNAマーカーの開発
要約 サツマイモネコブセンチュウ抵抗性遺伝子に連鎖するRAPDマーカーを同定し、連鎖領域を特異的に増幅するSTSマーカー(E23-1STS)を開発した。このマーカーにより、トウガラシのサツマイモネコブセンチュウ抵...
背景・ねらい
宿毛湾で漁獲されるキビナゴ資源の持続的・効率的な利用を目指して
背景・ねらい ねらい:
全国有数の生産量であるにもかかわらず、ほとんど知られていない宿毛湾のキビナゴについて、漁業の実態と資源生態を明らかにし、資源の持続的、効率的な利用を目指す。
成果の特徴:...
背景・ねらい