要約 「ぽろたん」の果実を生に近い状態で剥きクリにするためには、予め果実の座に果肉に達する十字の切れ目を入れ、沸騰した湯で2分間ゆでるか、十分上がった蒸気で2分間蒸し、指で剥皮する。 キーワード クリ、...
要約 22g以上の大果イチゴを安定的に生産するには、栽培期間を通して1株当たり芽数を2、着果数を3に制限する株管理が最も適する。本管理方法は、慣行管理よりも、収穫果実の糖度が安定して高くなり、収穫・選...
要約 春に出荷するトルコギキョウは、定植以後を24時間日長で管理した場合、吸水種子の低温処理を行うと 低温処理無に比べて開花が促進される。吸水種子の低温処理を行った場合、定植以後を16時間日長以上で 長日...
要約 パン用小麦品種「ニシノカオリ」において、「25~30日タイプ」の被覆尿素50%配合の複合肥料を慣行施肥体系(開花期追肥施用)と窒素同量、基肥施用することにより、収量、子実タンパク質含有率は慣行と同程...
獣道となっている耕作放棄地での和牛放牧によるイノシシ被害軽減効果
要約 イノシシの経路となっている耕作放棄地において和牛を放牧することにより、イノシシの通過が困難となり水稲への被害が軽減される。 キーワード 放牧、和牛、イノシシ、耕作放棄地、被害軽減 背景・ねらい 水...
要約 家畜侵入防止用のゲートを用いて考案したゲートは、人間・農業機械が自由に往来できるがシカは侵入できないという特徴があり、集落全体のシカ被害防止を行う上で効果が高い。 キーワード ニホンジカ、ゲート...
要約 小麦「ニシノカオリ」は11月中下旬播、播種量0.4~0.6kg/a、穂肥重点施用とし、3月上旬茎数が不足している場合は穂肥を増施して収量性を向上させるとともに、開花期追肥の施用により子実タンパク質含有率を...
要約 キジハタの種苗生産においては、ふ化から10日齢までの初期における大量減耗が問題になっている。開口直後に可食サイズのワムシを十分に摂餌させるための環境について改良を行った。併せて、中期以降(11日齢...
小麦「ニシノカオリ」における赤かび病防除同時尿素葉面散布による開花期追肥
要約 パン用小麦品種「ニシノカオリ」において、開花盛期及びその7~10日後頃の赤かび病防除時期に 2%程度の尿素液を乗用管理機で葉面散布することにより、土壌表面への開花期追肥と同等に 子実タンパク質含有...
トマト青枯病抵抗性台木「Bバリア」への高接ぎによる発病抑制効果の向上
要約 青枯病抵抗性台木「Bバリア」を利用し、第2葉節位以上で接木することで、慣行の接木に比べて 青枯病の発病抑制効果が向上する。 キーワード トマト青枯病、台木、接木、高接ぎ、Bバリア 背景・ねらい 近...
要約 黒柏を利用した地どりの胸肉は、抗酸化性ジペプチドであるアンセリンを、ブロイラーの胸肉に 比べて約1.5倍多く含む。 キーワード 鶏肉、品質、アンセリン、カルノシン、抗酸化性 背景・ねらい 健康志向に...
要約 乳脂肪中の共役リノール酸割合の増加に効果のある脂肪酸カルシウムを乳牛に効率的に給与するには、 大豆粉と組合せたペレット化が有効である。 キーワード 乳牛、ペレット化、脂肪酸カルシウム、共役リノー...
都市厨芥を乾燥・脱脂して製造したリサイクル飼料の肥育豚への給与
要約 都市厨芥を乾燥後に脱脂して製造したリサイクル飼料は、市販配合飼料の一部として代替給与 しても、肥育豚の発育や市場成績に悪影響を及ぼすことはなく、豚用飼料として利用可能である。 キーワード ブタ、...
魚眼レンズ装着デジタルカメラによるカンキツの樹冠葉面積の計測法
要約 カンキツ樹体形状を単純な図形に当てはめることにより、樹高、4方位の樹冠半径、魚眼レンズ装着 デジタルカメラによる4方位での樹冠全天画像から得られる開空度から、樹冠容積、葉面積密度、樹冠葉面積を ...
要約 ニホンナシ「あきづき」では、夏期に新梢誘引を行って長果枝を育成し、葉数確保に有利なえき花芽を 積極的に利用する。えき花芽のない枝は長い予備枝とすることで十分な短果枝が確保できる。平均果重500gを ...
田植機を利用したマット式水稲湛水直播技術における播種深度安定装置
要約 本装置は、田植機を利用したマット式水稲湛水直播技術において、マットブロックの田面への露出を 減少させる簡易な装置である。本装置により、10mm以内の適正深度に播種される割合が高まり、欠株率も 低減さ...
背景・ねらい 近年、各地でオニオコゼの種苗放流が行われ、これに伴い、放流効果調査が実施されている。この調査のためには標識放流が不可欠であるが、小型種苗については従来からALC等による耳石染色が行われて...
背景・ねらい アマダイは山口県を代表する魚のひとつであり、「新鮮やまぐちブランド魚」として全国に送り出しているが、より新鮮・高品質なアマダイを提供するための鮮度・品質保持技術の開発を行い、その普及を...
背景・ねらい 周防灘においては多くの魚介類の漁獲量のみならず、ノリ養殖業の生産量も減少していることから、その原因の究明が急務となっている。そこで小型底びき網に入網する漁獲物及び投棄魚の長期間のデータ...
背景・ねらい 水温上昇や瀬戸内海環境保全特別措置法の施行によるCODや窒素・リンの負荷量削減などに象徴されるように、周防灘の海洋環境は最近の20~30年間に大きく様変わりした。その間、アサリの漁獲量の激減...