ミカンキジラミDiaphorina citri成虫の放飼1日内の移動距離
要約 カンキツグリーニング病のベクターであるミカンキジラミDiaphorina citri成虫は、風向に一致して風下に移動し、1日で350m移動する個体が存在し、平均移動距離は73.4mである。 キーワード ミカンキジラミ、Di...
要約 産卵開始期から産卵ピーク期の鶏では、代謝エネルギー(ME)を維持の70%とした制限給餌を2週間続けることで、産卵率が10%程度まで抑制され、制限解除後は2週間で回復する。 キーワード ニワトリ、採卵鶏...
要約 春先の発筍(タケノコが地上に現れること)の時期に豚を竹林へ放牧すると、タケノコを好んで採食するため、新竹の発生を抑えることが可能である。放牧は、発筍前から発筍時期が終了するまでの期間に実施すると...
要約 クリ園の草生栽培として、ナギナタガヤは生育最盛期(3~5月)の草丈が低いため園内の作業性に影響がなく、抑草期間が長いため除草労力の軽減ができる。また、毎年播種の必要がないため播種も省力化できる。...
プラントキャノピーアナライザーによるカンキツの樹冠葉面積の計測法
要約 カンキツ樹体の形状を単純な図形でモデル化することにより、樹高および4方位の樹冠半径、PCAによる4方位での透過光測定から、樹冠体積、葉面積密度、樹冠葉面積を推定する。推定した葉面積密度および樹冠葉...
要約 成園化後の「豊水」の改良むかで整枝では、樹当たり100個程度に着果を調節する。これにより400kg/a以上の収量と糖度12度が確保できる。 キーワード ニホンナシ、「豊水」、改良むかで整枝、着果管理、果実...
要約 ピートモス:ボラ土:籾殻=1:1:1を培地とした高設ベンチを用いて、培地の窒素量を25g/m2、水分を40~50%に維持すると、作業姿勢の改善と培地への塩類の集積及び廃液の排出を回避しつつ小ネギが栽培で...
要約 ワサビの畑栽培におけるセル成型育苗法は、秋播きの場合128穴セルトレイを使用し、市販の葉菜類用育苗培地に緩効性肥料を1L当たり2.5~5.0g混入した培地を用い、約70日間育苗する。本育苗法は慣行育苗に...
要約 作型に応じて適切な不織布資材を「べたがけ」又は「浮きがけ」することにより、キャベツ栽培での虫害を軽減でき、また、盛夏期の太陽熱処理を併用することで生育・収量が安定する。 キーワード 不織布、被覆...
大豆「サチユタカ」の高品質安定生産に向けたコンバイン収穫技術
要約 品質向上のための大豆「サチユタカ」のコンバイン収穫適期は、成熟期後7日から25日頃までである。収穫時刻は10時から16時、莢水分20%以下を目安とし、結露する日は、莢の露が消えて概ね2時間後に作業を開...
要約 堆肥連用水田土壌中全窒素集積量は、内田の式による予測値にほぼ適合する。この予測値から求められる窒素放出予測量は、連用年数の経過に伴い増大し、水稲の施肥窒素削減栽培試験で求めた最大削減可能量とも...
腐植と無機態窒素の量に応じたハウスホウレンソウの堆肥・肥料適正施用技術
要約 籾殻牛糞堆肥を連用するハウスホウレンソウ栽培では、腐植と無機態窒素の量に応じた堆肥・肥料の削減で、収量を低下させずにホウレンソウの硝酸を低減できる。収穫後土壌の無機態窒素を10mg/100g以下にする...
要約 昆虫病原性糸状菌製剤への薬剤混用は、トマトのシルバーリーフコナジラミに対してはP.f.菌製剤と脂肪酸グリセリド乳剤で、イチゴのワタアブラムシに対してはV.l.菌製剤とソルビタン脂肪酸エステル(...
水稲湛水直播栽培におけるSU剤抵抗性コナギに対する有効な除草剤
要約 水稲湛水直播栽培におけるSU剤抵抗性コナギの防除には、初期剤、一発処理剤ともにピラゾレート、ペントキサゾン含有剤など数種除草剤が有効である。フェントラザミド含有剤は、コナギの葉齢が1葉期程度であ...
穂発芽粒の混入が水稲種子の発芽率や苗質に及ぼす影響と調整方法
要約 水稲種子に穂発芽粒が混入した場合、その除去には篩選よりも比重選が有効である。発芽試験のための休眠打破処理が発芽率を低下させることはないが、籾の状態では判別しにくい程度の軽い穂発芽粒が多いと、発...
要約 早熟で耐倒伏性などの栽培特性に優れた大粒の黒大豆「山口1号」を育成した。焙煎茶や納豆などへの商品開発が進められ、特に焙煎茶は加工業者から「風味がよく、味がまろやか」と評価は高い。 キーワード ダ...
背景・ねらい 近年、本県のふぐ延縄漁業者は最大の収入源であるトラフグの漁獲量が減少する中、本県沖合を中心とした海域でマフグを漁獲し、収入を補っている。本研究により移動・回遊を解明し、漁業者に情報提供...
背景・ねらい マダコは山口県瀬戸内海側の重要資源(漁業生産額97億円のうち「たこ類」生産額6億円;H13農林統計)であり、近年は「周防瀬戸のタコ」としてブランド化への取り組みも行われている。しかし、山口県...
要約 暑熱期、ブロイラーの肥育後期において10時~20時の制限給餌(絶食)は、不断給餌に比べ昼間の体温が低く推移し、育成率の改善、生産性向上に寄与する。 キーワード ニワトリ、肉用鶏、制限給餌 背景・ねらい ...
放牧と脱脂米ぬか給与により肥育した無角和種の肉質及び脂質中の共役リノール酸の割合
要約 放牧と脱脂米ぬか給与により肥育した無角和種の肉は、低脂肪の赤身肉であり、その脂質中の共役リノール酸(cis9trans11 CLA)の割合は、一般肥育した無角和種及び黒毛和種の肉よりも高く、無角和種の肉を差...