摘要 イネではスマート育種システムの構築に向けて育種価推定モデルを検証したほか、育成地のヒストリカルデータを統合データベースに登録した。1.5t/10a 程度の極多収品種育成については、ゲノム編集により「北...
条件不利地域の農業生産強化のための多様な農作物の育成と利用技術の開発
摘要 サトウキビでは、株出し多収品種の育成向け選抜を進めたほか、国内野生種「西表8」由来の黒穂病抵抗性に関するDNA マーカーを開発した。テンサイでは、直播栽培での生産力を評価し、収量が6t/10a を超える3...
高温障害に強く各種病害に抵抗性を有する高品質・多収の中晩生水稲品種の開発
摘要 三重県が育成した多収の中晩生品種「みえのゆめ」に、マーカー選抜育種法により、ごま葉枯病抵抗性遺伝子を導入した優良系統の選定を行う。
摘要 1.キチョウにおいてはこれまでZ染色体を2本持っている遺伝的なオスが細胞内共生細菌であるボルバキアによってメス化されていると考えられていたが、Z染色体上の遺伝子の相対的存在量、及びその遺伝様式を...
摘要 1.いもち病菌のエフェクタータンパク質に関する知見は極めて限られている。いもち病菌のエフェクター遺伝子RBFは、イネ葉への感染時に発現量が大幅に増加し、感染に必須であることが明らかになった。RBFを...
摘要 農産物・食品の生体防御に関わる健康機能性の評価技術と関与成分の科学的実証に関しては、 a) リンゴ由来プロシアニジンオリゴマーは活性化ヘルパーT細胞の解糖系活性を抑制するという作用機序により、T細胞...
摘要 生物機能探索のための解析・評価技術の開発と多様な生命現象の解明に関しては、 a) 生体高分子素材の溶液物性解明、及び糖鎖チップ用天然物の調製については、溶液X線散乱測定法により、軟骨に含まれるプ...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、a) 不定根形成能QTLを導入したF1系統は、対照品種に比べ湛水処理期間中の乾物生産性に優れ、また、 湛水処理による抽糸期の遅延程度が小さい傾向であった。b) 通気組織形成能...
温暖化に伴い発生が増加する紋枯病・もみ枯細菌病・ごま葉枯病に対するイネ抵抗性遺伝子の解析
摘要 【目的】インド型水稲品種が持つイネの病害抵抗性遺伝子を日本型品種へ導入するため、QTL解析やDNAマーカー、有用遺伝子の特定を進める。三重県では全国的にも顕著な発生が見られる「ごま葉枯病」の圃...
摘要 1.イネいもち病菌は、感染器官の表面をα-1,3-グルカンで覆ってイネの自然免疫から逃れている。イネいもち病菌と進化上非常に遠い関係にあるイネごま葉枯病菌や紋枯病菌もイネいもち病菌と同様に感染時にα-...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、「ゆめそだち」、「ゆめちから」の種子親系統である「Mi29」に、それぞれ不定根形成能QTL及び通気組織形成能QTLを導入した親系統を作出し、これを用いた耐湿性検定用の「ゆめ...
MAMPs信号伝達系の鍵転写因子の発現誘導・機能強化による病害抵抗性増強技術の確立
摘要 顕著ないもち病菌抵抗性を示した疑似リン酸化OsWRKY53過剰発現イネにおける、いもち病菌感染時トランスクリプトーム解析を進め発現変動する遺伝子群を特定した。その結果、約70個の病害抵抗性関連遺伝子が定...
東北二毛作向けおよび温暖地二期作を可能とする耐病性とうもろこし系統の開発(DNAマーカーを利用した早生系統・耐病性系統の開発)
摘要 ごま葉枯病圃場抵抗性QTLの導入は世代促進を実施し、BC4F2またはBC4F3種子を得た。また、すす紋病圃場抵抗性QTL導入についても世代促進を実施し、BC4F1種子を得た。
温暖化に伴い発生が増加する紋枯病・もみ枯細菌病・ごま葉枯病に対するイネ抵抗性遺伝子の解析
摘要 鹿児島県及び三重県の高度病害発生圃場等を利用し、遺伝資源の各種病害抵抗性を評価すると共に、遺伝解析が可能な材料に関してはQTL解析を行い、抵抗性遺伝子領域を同定した。また品種育成を目的とした日本...
摘要 いもち病抵抗性が向上した組換え系統のカルスあるいは幼苗を用いてキチンエリシター応答性を解析した。また、葉鞘接種法を用いていもち病抵抗性を細胞学的に解析した。その結果、キチン受容系改変系統の中に...
温暖化に伴い発生が増加する紋枯病・もみ枯細菌病・ごま葉枯病に対するイネ抵抗性遺伝子の解析
摘要 鹿児島県及び三重県の高度病害発生圃場等を利用し、遺伝資源の各種病害抵抗性を評価すると共に、遺伝解析が可能な材料に関してはQTL解析を行い、抵抗性遺伝子領域を同定した。また品種育成を目的とした日本...
摘要 1. ブタの発現遺伝子解析では、27,000個以上のESTを追加し、2,000個以上の完全長cDNA解読を行った。長鎖cDNAについては、Gateway法とトランスポゾンショットガンシーケンシング法を組み合わせた効率的な解...
東北二毛作向けおよび温暖地二期作を可能とする耐病性とうもろこし系統の開発(DNAマーカーを利用した早生系統・耐病性系統の開発)
摘要 ごま葉枯病圃場抵抗性QTLの導入は順調に世代促進を行なえたが、2系統で選抜種子がわずかしかえられなかったため、1つ世代を戻して再選抜を行なっている。また、すす紋病圃場抵抗性QTL領域を確認するととも...
温暖化に伴い発生が増加する紋枯病・もみ枯細菌病・ごま葉枯病に対するイネ抵抗性遺伝子の解析
摘要 インド型水稲品種が持つイネの病害抵抗性遺伝子を日本型品種へ導入するため、QTL解析やDNAマーカー、有用遺伝子の特定を進める。三重県では全国的にも顕著な発生が見られる「ごま葉枯病」の圃場抵抗性...
東北二毛作向けおよび温暖地二期作を可能とする耐病性とうもろこし系統の開発(DNAマーカーを利用した早生系統・耐病性系統の開発)
摘要 To85由来の4種類の早生化QTLを1種類づつ保有する4種類のイントログレッション系統Mi29を複交配させたF2集団について、SSRマーカーを用いてQTLを複数個保有する個体を選抜して自殖を行い後代種子を採種した。...