水稲経営体の規模拡大に寄与する気候変動に適応した極早生多収品種の育成
摘要 目的:極早生を含む早生熟期と多収性を両立するための要因を解明して関連するDNAマーカーを開発し、ドローン等を用いた多収性個体評価法も開発し、これらを用いて効率的に極早生多収系統の選抜・育成を行う...
摘要 目的:生産性や機能性にも着目した付加価値の高い高知ナス品種を育成するために、ナス遺伝資源を探索するとともに‘土佐鷹’や‘竜馬’以外の品種に由来する有用な特性を導入した育種素材を育成する。 成果:①農...
摘要 多収性の夏秋どり栽培向け四季成り性イチゴ品種「夏のしずく」(盛岡 37 号)は、既存品種と比較して 1.8~2.8 倍となる 300kg/a 以上の商品果収量が見込め、宮城県、福島県等の現地で普及を開始した。東北...
摘要 ナス科野菜の先導的品種・系統開発に関しては、_x000D_ a) 「トマト安濃交8号」及び「トマト安濃交9号」の育成系統評価試験を実施し、「トマト安濃交8号」は育成系統評価試験を継続することとし、「トマト安...
安全安心な国産農産物安定供給のためのピーマン育種プロジェクト
摘要 多収性国産カラーピーマン品種の開発については、品種開発のための素材として648の葯培養再分化系統を育成するとともに、既存固定系統を利用した147のカラーピーマンF1系統(完熟果実色:赤、黄)を育成した...
摘要 「熱帯ササゲ」プロジェクトは、任期付き研究員の途中退職にも関わらず、順調に進捗した。「サトウキビ多用途化」プロジェクトでは、野生種(S.spontaneum)との種間交雑利用で、高バイオマス生産性系統が選...
不良環境に適応性が高く、新たな利用に適した多収性さとうきび育種素材の開発
摘要 i)既存の飼料作物と比較して乾物収量が多く、数年にわたる多数回の株出し栽培が可能な「KRFo93-1」を飼料用サトウキビ新品種候補として選定した。ii)黒穂病に抵抗性を具える新たな飼料用サトウキビ有望系統...
中国等の稲の遺伝資源のイモチ病抵抗性及び多収性等の評価と育種素材の育成
摘要 種々の農業形質の解析に必要な染色体断片置換系統、準同質遺伝子系統などの素材の育成を行うとともに、マーカーを用いて遺伝子型を明らかにした。乾燥耐性との関連で深根性品種の選抜を継続し、深根系統と浅...
不良環境に適応性が高く、新たな利用に適した多収性さとうきび育種素材の開発
摘要 i)選抜した飼料用さとうきび系統は種子島の11、12月収穫でも株再生が優れることを確認し、2年3回収穫等の栽培方法を提案した。ii)中程度の黒穂病抵抗性を具える「S5-33」を飼料用さとうきび有望系統とし...
中国等の稲の遺伝資源のイモチ病抵抗性及び多収性等の評価と育種素材の育成
摘要 24 種の抵抗性遺伝子を対象としたイネいもち病菌レース判別システムを構築するため4種の遺伝的背景をもつ判別品種シリーズを開発した。また、いもち病のレースの動態変化と抵抗性の崩壊過程をシミュレーシ...
中国等の稲の遺伝資源のイモチ病抵抗性及び多収性等の評価と育種素材の育成
摘要 アフリカ稲の生育初期の多分げつ性に注目し、戻し交配組換え自殖系統群の移植後12日と27日の分げつ数を調査する一方で、全ゲノムを対象に両親間での多型を調査し、供試546マーカー中、213マーカーが両親間で...
中国等の稲の遺伝資源のイモチ病抵抗性及び多収性等の評価と育種素材の育成(521)
摘要 中国水稲研では、紋枯病抵抗性の検定個体数や反復を増やし検定時期を揃えたところ、散布法と注射接種法の両検定結果に相関を認め、再現性のある結果を得たので、熟期別の紋枯病抵抗性標準品種を選定した。WA...
摘要 i)大麦の赤かび病抵抗性獲得に有効な形質と考えられる閉花受粉性は、大麦2H染色体の長腕上にマップされ、閉花受粉性と0.4cMの距離で連鎖するDNAマーカーを獲得した。ii)高精度の赤かび病抵抗性検定法を開発...
中国等の稲の遺伝資源のイモチ病抵抗性及び多収性等の評価と育種素材の育成
摘要 24の違ったいもち病抵抗性遺伝子をもつ判別品種群を準同質遺伝子系統として作出した。これらの系統の抵抗性反応、さらに詳細な農業形質の調査を行った。これら判別系統は各いもちの発病地でのレース判定に有...
摘要 極早生、冠さび病抵抗性、耐倒伏性、多収性などを育種目標として九州1号~8号を育成した。このうち、系統適応性検定試験で優れた特性を示した九州2号を8年に「はえいぶき」、九州5号を12年に「たちいぶ...
摘要 北海道の基幹畑作物であるてんさいの品種開発において、高糖・高品質、多収性に加え、最近大きな問題となっている根腐病、黒根病等、病害抵抗性品種の育成が強く要望されている。そこで、高糖・高品質、多収...
摘要 精麦品質検定法の開発により育成した関東皮73号、75号は大麦縞萎縮病抵抗性であり、麦茶、精麦品質ともにすぐれるが、収量性と耐倒伏性が標準程度であった。また、これらの系統はうどんこ病に弱い欠点を...
摘要 ダイズ落葉病の抵抗性遺伝資源の探索試験では大豆品種300品種・系統を供試し、落葉病強発生圃場で開花後3週間目に子葉節間の維管束褐変率により検定した。その結果、発病率が0%の品種は6点、95%以...
Dactylis属植物ならびに主要牧草類の有用遺伝資源の探索・導入と評価(73)
摘要 1993年の秋に定植の50点のオーチャードグラス遺伝資源(国内エコタイプ)について特性評価を実施した。調査特性数は1次必須の5項目及び2次選択の2項目とした。これらは極早生の黒さび病抵抗性・多...
摘要 中国、ネパール、マレーシア、バングラディシュ、インド、南北アメリカ、中近東諸国、旧ソ連など計29カ国より新たに導入されたイネ1314品種について、特性調査および配布用種子の増殖を行った。昭和6...