消費者嗜好に適合した食肉用家畜生産技術の開発による輸出力強化
摘要 食肉の遊離グルタミン酸及び遊離総アミノ酸の増加により牛肉の味が増強されることを明らかにし、これら2種を牛肉の味の評価指標候補とした。 枝肉撮影装置プロトタイプの測定誤差が1%程度であること...
湿潤・重粘土に適合した排水対策や作付け最適化による高収益輪作体系の構築と輸出拡大
摘要 ・ 湿潤な気象・重粘土壌における水稲後作の麦栽培において、ディスクハローによる事前耕起によって残渣処理を行うことにより、カットブレーカーによる排水対策作業を効率化できることを明らかにした。3月中...
3 戦略的な国際情勢の収集・分析・提供によるセンター機能の強化
摘要 情報を多角的に収集分析し、国内外に広く発信するとともに、戦略的なパートナーシップを構築して、研究開発や研究開発成果の社会実装に向けた取組を推進するため、以下の取組を行った。 開発途上地域の...
3-(1)漁業・養殖業の経営安定に資する生産システムの現場実装
摘要 ・新規漁具の改良試験を行い、底びき網での不要物の入網が低減し、有用魚種の漁獲能力が維持されることを実証した。 ・無人航空機は、海外まき網漁業の南方漁場での実操業で運用試験を実施し、魚群映像伝送...
新規の育種法導入による輸出用清酒の品質向上に寄与する清酒酵母の開発
摘要 広島6号(H6)は,胞子形成能を有し,貯蔵劣化しにくいという優れた特性稀有な菌株であり,協会系酵母との交配株を作製することで正常な胞子形成能が付与された多様な醸造特性を有する一倍体ライブラリを作...
オキシペタラムにおける品種育成のための特性解明および育種手法の開発
摘要 <目的> 効率的な新品種育成のための種間交雑の系統の特性を明らかにし、産地内での育種を促進し、新たな品種育成を支援する。 <研究内容> 1)不稔系統の原因解明 2)各系統の特性の解明 3)実用的な育種・...
競争力の高い県産酒開発のための清酒原料米品種の育成・改良と酒造適性安定化技術の確立
摘要 <目的> 競争力の高い県産酒開発のための清酒原料米品種の育成・選定と酒造適性安定化技術を確立する。 <研究内容> 1)清酒原料米品種の育成改良、選定 2)酒造適性安定化技術の確立 <到達目標> 1)既存...
摘要 酒造用に配布されている長野酵母について、全ゲノムシーケンス及びその解析を行い、遺伝子の変異箇所や染色体数などの特性を明らかにした。また、清酒の輸出の際に課題となりうるカルバミン酸エチルの低減化...
新規の育種法導入による輸出用清酒の品質向上に寄与する清酒酵母の開発
摘要 広島6号(H6)は協会系酵母と遺伝的に近縁ながら,協会系酵母が持たない胞子形成能を有する稀有な菌株である。協会系酵母とH6の交配株を作製することで正常な胞子形成能が付与され,多様な醸造特性を有する...
(2)次世代水産業及び他分野技術の水産業への応用のための研究開発
摘要 ・オーミクス情報データベース(水産生物のゲノム情報や遺伝子発現情報等のオーミクス情報を格納したオンライン型データベース)ついては、新たにノリ及びスジアラのゲノム情報、マサバやサンマ等19種の遺伝...
摘要 ・低魚粉飼料で飼育したアマゴを3 世代にわたり成長選抜した結果、非選抜群と比較して成長が90%向上したことから、 低魚粉飼料に適した家系作出における選抜育種の有効性を実証した。 ・魚粉を半減したマダ...
中山間地域の活性化と輸出の拡大に対応するラナンキュラスの革新的生産技術確立 、2)種子繁殖性F1品種育成技術確立
摘要 我が国の高度な育種力と栽培技術により需要が急増し輸出品目としても期待されているラナンキュラスの種苗増殖等について革新的栽培技術を開発し輸出の拡大と中山間での生産振興を図る。
摘要 果樹遺伝資源を育種及び他研究分野において有効かつ効率的に利用するためには、各樹種の品種・系統の所在を明確にしておくことが極めて重要である。そこで、果樹試験場等の各樹種担当研究室並びに種苗管理セ...
摘要 大豆生産の安定的増大は世界の食糧需給の安定にとって不可欠の課題である。南米諸国は生産拡大が最も期待される地域であるが、同地域の大豆生産は高温、乾燥、酸性土壌等の厳しい自然条件下で行われているた...
摘要 8年度は、フランスやニュージーランドなどのリンゴ輸出国では、試験研究機関のバックアップ体制のもとに品種の多様化とオリジナリティ化を進め、輸出競争力の向上を図っていることを明らかにした。9年度で...
摘要 インドの国際半乾燥熱帯作物研究所で,第2回国際落花生ワークショップに参加し「日本における落花生の品質育種」について発表し,各国研究者と情報交換を行った。シリアの穀作地帯は乾燥地の厳しい条件下で...