林木の生長・分化の制御に関与する細胞壁等因子の解析と機能解明
摘要 B(-)とB(+)の細胞壁の分析を行い、RG-IIを単離し、その構造解析を行う。B(-)カボチャに安定同位体を与え、その吸収とRG-IIへの取り込みを測定する。ペクチンから酵素糖化等によりオリゴ糖を調製し、生理活性...
摘要 機能性糖類であるフラクトオリゴ糖の素材作物として有望視されているヤーコンは、新導入作物であるため、我が国での栽培法が確立されていない。そこで、機能性糖類の生産性向上が図れる我が国に適した栽培技...
高機能性肥料を用いた麦類の高品質化のための土壌・施肥管理技術の確立(86)
摘要 小麦の高品質化を図る土壌・施肥管理技術を確立するため、細粒灰色低地土で肥効調節型肥料を用いた栽培試験を実施した。イワイノダイチの収量はLP30区、LP50区で硫安分施区と同等以上となり、子実蛋白含有率...
3 野菜類の成熟過程における機能性成分の変動とその制御に関する研究
摘要 軟弱野菜類の成熟やエイジングに伴う抗酸化性の変動を、比較的簡単な評価手法であるβ-カロチン退色法、DPPHラジカル消去法を用いて解析した。栽培時期(作型)、栽培管理方法(被覆方法や施肥内容)の違いは...
摘要 中山間カンキツ作の産地活性化にはより収益性の高い新品種等の選択が不可欠であるが、新品種に対する施肥法、栄養生理特性については温州みかん程研究が進んでおらず、経験的な施肥管理に負うところが多い。...
摘要 傾斜地小区画の樹園地において管理作業の軽作業化技術を開発するため、棚仕立てナシ園における誘引・土壌管理作業と傾斜地茶園の薬剤・肥料散布作業の機械化技術を検討した。バッテリ式誘引結束機は手作業の...
高機能性肥料を用いた麦類の高品質化のための土壌・施肥管理技術の確立(90)
摘要 西海181号,チクゴイズミともML40複合(ML40:18.8%,S-IB:31.2%,速効性窒素:50%)では収量が慣行施肥体系と同等で子実蛋白含有率も西海181号では5%上昇,チクゴイズミでは同等となり,省力的施肥法と考え...
摘要 溶出型の異なるLP100、LPS100、LPSS100の3種類の肥効調節型肥料についてヒノヒカリを用いた点播直播水稲における肥効を検討した。肥料からの窒素の溶出はLP100では施肥後約40日、...
高機能性肥料を用いた麦類の高品質化のための土壌・施肥管理技術の確立
摘要 国内産麦の民間流通の導入により、品質の向上・安定化が大きな問題となっている。そこで、高機能性肥料を用いて麦類の需要に対応した高品質化技術を確立する。すなわち、低アミロースめん用小麦「チクゴイズ...
有機質資材等及び台木特性を利用した主要果樹生産システムの構築(64)
摘要 温州みかん成木のマルチ栽培において、春肥と牛ふん堆肥・葉面散布の施肥体系では慣行マルチ程度の収量を維持しながら果実の糖度が高まり、細根量の増大が認められた。‘青島温州’幼木の高畝栽培において、台...
摘要 機能性糖類素材作物として有望視されているヤーコンは、新規導入作物であるため、我が国における栽培法が確立されていない。そこで、収量向上が図れる栽培技術を開発するため、栽植密度と施肥量の影響につい...
傾斜野菜畑における農作業支援多機能・自動化モノレールの開発に関する研究(74)
摘要 傾斜野菜畑の軽作業化・省力化を図るため、等高線方向に敷設したモノレール軌条上から、傾斜方向にウィンチで収穫台車や部分耕同時施肥播種機を移動させるシステムを開発した。駆動源にエンジンを使用したそ...
摘要 機能性糖類素材作物として有望視されているヤーコンは、新導入作物であることもあり、我が国における栽培法が確立されていない。このため、収量性の向上と機能性糖類の高濃度化が図れる栽培技術を開発する。...
有機質資材等及び台木特性を利用した主要果樹生産システムの構築(48)
摘要 マルチ栽培下での葉面散布施肥を検討したところ、葉面散布のみでは窒素(N)肥料が不足となり樹勢が衰弱したが、これに春肥を施用することにより樹勢の回復が見られた。リン酸(P)を半量に減肥すると樹勢...
摘要 近年、従来の速効性化学肥料の欠点を補うべく種々の高機能性肥料が開発されている。本研究では、暖地水田における肥効調節型肥料の窒素吸収パターン及びその利用効率について検討した。肥効が早く発現するL...
傾斜地域での高付加価値生産に対応した環境保全型作業技術の開発
摘要 傾斜地域での土壌の物理性向上と作土の流亡防止、地力の向上を図るための小型作業機体系と土壌保全能力の高い間混作栽培の作業機について検討する。具体的には、まず全層破砕処理の土層破砕メカニズムの解明...
摘要 集約的な多肥栽培が行われる野菜作では土壌を劣化させないための施肥技術と窒素肥料の耕地系外への流出を防止する技術の開発が必要となる。そこで、高ストレス型の施肥(現行)に対して、低ストレス型の施肥...
有機質資材等及び台木特性を利用した主要果樹生産システムの構築(35)
摘要 マルチ栽培における葉面施肥試験では、収量は樹勢の良いアミノ酸施用区で多いが、果汁の糖は牛ふん堆肥施用区で高く、アミノ酸施用区で低くなった。8月の葉中Nは標準施用を行っている無マルチ区で高く、次...
摘要 水稲直播では慣行の移植栽培より収量が高かった。打ち込み式機械直播において肥効調節型肥料を全量基肥施肥した場合、化成肥料の分施と同等以上の収量となったが、溶出タイプの違いによる影響は小さかった。...
摘要 新食糧法のもと、省力・低コストによる農業の国際的競争力強化が急務である。土壌・施肥管理技術に関しては、経営規模の拡大を可能とする省力的施肥法が必要である。近年、従来の速効性化学肥料の欠点を補う...