摘要 家畜繁殖領域において開発された生殖細胞の凍結保存技術、卵子利用技術を家畜以外の野生動物へ適用すること検討するとともに、新たな技術開発を行うことを目的とした。ニホンシカやカモシカの精子は牛精子の...
摘要 "現在までに植物の形質転換体の作成は多数実施されており、そのうちのいくつかは実用化に結びついている。形質転換植物については、閉鎖系実験から非閉鎖系実験を経て屋外隔離実験に至るまで、各ステップに...
栄養繁殖性熱帯作物遺伝資源の特性評価と長期保存法の確立(114)
摘要 タロ(Colocasia esculenta (L.) Shott)の茎頂およびパパイヤ(Carica papaya L.)の体細胞不定胚のガラス化法による超低温保存の条件を詳細に検討し、液体...
きのこ病原細菌Pseudomonas tolaasiiとヒラタケとの相互作用の解析
摘要 栽培キノコの重要病原細菌であるPseudomonas tolaasiiの病気発生機構の解明を試みた。この病原細菌は、病原性に大きく関与する毒素の生産を、宿主のヒラタケに存在する物質により強く誘...
ヤナギ科植物の雌雄性に基づく成長特性と抽出成分特性の解明(449)
摘要 カワヤナギの3年間の地上部総乾燥重量は、雄性個体が雌性個体よりも2割程度優れていた。この結果は、2年目の多くの個体が着花を開始し、雌雄間で成長エネルギーの繁殖への投資の違いが現れたものと考えら...
摘要 小川学術参考林内に10×50mのプロットを新たに設定し、プロット内のブナ全480個体の直径、樹高および位置を記録し、アイソザイム分析を行った。また、周辺の開花サイズに達したブナの位置とサイズを...
摘要 生産現場における胚移植技術の効率化を検討しつつ、技術移転を図るため、胚採取、移植例数を重ねて、実施2年間で100頭の受胎例を作出し、研究全体の流れを作った。7年度は延べ115頭に移植し52頭の...
摘要 タナゴの種間雑種には、致死性雑種と生存可能な雑種の2つのタイプが存在する。さらに、生存可能な雑種においては、性比で雌雄ほぼ1:1になるタイプと、ほぼすべて雄になるタイプの2つが存在する。7年度...
摘要 "シジミ類は内水面漁業で重要な位置をしめてきたが、環境の悪化、河川改修等の要因により、漁獲量が減少傾向にある。また諸外国からのシジミ類の移入が行われ、再生産しているという報告例もみられるが、遺...
摘要 桑遺伝資源の特性評価について、第2次特性は再発芽力に21品種・系統、桑病害抵抗性に146品種・系統、さらに第3次特性は2年目の収量について83品種・系統を用いて行った。これら特性調査のうちで、...
寒冷地型栄養繁殖性作物遺伝資源の収集・保存及び特性評価と新遺伝資源の創出(23)
摘要 さといも55品種の遺伝資源の特性調査を行うとともに、さといも””土垂””の塊茎髄部からのカルス誘導と個体再生を検討した。白色カルスの誘導はBA7.0mg/l、NAA2.0mg/l添加培地において多...
摘要 西洋なし90品種、日本なし等137品種の培養茎頂を5C(8時間照明)で2年間保存して、その生存率を調査した。西洋なしでは1年間低温保存できた品種は98%、2年間でも93%と高い値が得られた。一...
摘要 なし””千両””の培養茎頂を用い、緩速予備凍結法、ビトリフィケイション法及び浸透脱水と凍結脱水を組み合わせた簡易凍結法による凍結保存後のシュート形成率を検討した結果、後2者の保存法で約70%を示し...
摘要 "りんご、日本ナシ、西洋ナシ、おうとう、小果樹類及び桑等、合計1、471品種、4、343個体の遺伝資源を樹体として保存した。これらの遺伝資源のうち、西洋なし31品種、おうとう21品種及び桑30...
摘要 アグロバクテリウムの葉片への感染率は、寿、秀芳の宝、サマーイエロー、秀芳の力の順に高かったが、秀山の緑では全く感染しなかった。一方、不定芽の形成は、寿の場合感染により著しく阻害されたが、秀芳の...
アンチセンス等を利用したキクわい化ウイロイド抵抗性素材の作出
摘要 きくにおいて1980年以降各地で原因不明のわい化現象芽発生し、その一原因がキクわい化ウイロイドによることが明らかになった。しかし、これに抵抗性の育種素材は現在まで発見されておらず、新たな手法を...
摘要 一般に魚類自然倍数体(3倍体、4倍体等)は外部形態において、通常2倍体とほとんど区別がつかない。しかし、人為倍数体は繁殖形質等において通常2倍体と大きく異なることが多いため、水産育種において、...
摘要 耐病虫性ウリ科野菜のウイルス病抵抗性を効率的に評価するためのバイテク手法による幼苗からのクローン増殖法及びウイルス病の抗血清診断法を開発し、選抜・育種の省力化を図る。無菌植物由来の脇芽培養では...
摘要 ニンニクの鱗茎または根から誘導したカルスについて再分化条件を検討した。その結果、鱗茎部よりも根端から誘導したカルスの方が再分化能の高ことがわかった。また、LS培地に加えるホルモン条件は2,4-...
摘要 体細胞胚形成が可能なレタスのカルス誘導条件を明らかにするため、組織部位及び培地ホルモン条件の検討を行った。カルスは芽ばえの子葉、胚軸、根、生長点等の組織及び種子とも、BA+2,4-DまたはBA...