摘要 近年、食生活全般にわたって健康や安全性を重視する傾向が強まっている中、良質赤肉・日本短角牛肉に対する潜在的需要も高まっている。そのため、アンケート調査および事例分析などにより、短角牛肉に対する...
摘要 青果物の貯蔵技術をより低コスト・省エネルギでかつ汎用性のあるものにするためには、環境要素の制御目標値を固定して行う現行の貯蔵環境制御に代えて、環境要因と貯蔵物の生体応答現象との関係に基づいて制...
イネ種間交雑による病害虫抵抗性の効率的な導入に関する評価法の確立(30)
摘要 近縁野生種を利用した病虫害抵抗性育種の解析のために、異種ゲノムから導入された染色体領域を染色体工学的手法により同定する方法を開発した。栽培稲O.sativa(AAゲノム、2n=24)とトビイロ...
遠縁交雑における有用形質導入に関する効率的技術および評価法の開発(33)
摘要 イネ遠縁交雑後代における効率的選抜技術開発のため、農業上有用な形質に連鎖する分子マーカーを探索、選抜する。このためRFLP(制限酵素断片長多型)マーカーを用いた、日本型とインド型品種のF2集団...
摘要 2、3年産米の炊飯特性、米飯特性、玄米蛋白質含量などの測定値を用いて作成した食味推定式による4年産米の評価の結果は、r=0.47であった。これは食味の総合評価値と各理化学特性値の相関が毎年大き...
摘要 各種水稲の胚乳の特性の違いから、品種間差を明示するための研究を目指している。その中で、玄米及び精米を粉砕機により破砕したときの粒度分布の違いを安定的に測定することにより、品種間差及び品質との関...
摘要 指定試験地を含む国研で育成された新規育成米の65品種・系統について、玄米中砕粒率、玄米胴割率、精米砕粒率、粒長、粒幅、千粒重を測定し、それらの精米特性並びに穀実特性を明らかにした。7年度は、5...
汎用化水田における野菜作の軽作業化のための作業負担評価法(192)
摘要 イチゴ栽培農家において、生活時間調査および主な作業の心拍数の測定を行った。筑後地域のイチゴ農家では、主に夫婦2人で作業を行っており、人手のかかる作業では3~5戸共同で作業を行っていた。生活時間...
摘要 昆虫の卵に寄生する天敵タマゴコバチ科Trichogrammatidaeは昆虫の個体群動態に及ぼす主要な環境抵抗因子であり、7年までの別枠研究でアワノメイガタマゴバチの生物的防除への導入法を確立...
摘要 転換畑等で生産される飼料作物は、いまだ十分には有効利用されていない。一方、畜産農家では高齢化が進み飼料生産基盤が弱体化しつつある中で、粗飼料不足が顕在化している。このような背景から転換畑等で生...
花きおよび緑化植物の不良環境抵抗性評価手法の開発-宿根性花きの耐湿性(114)
摘要 キクはわが国で最も生産の多い花きの一つであり、約35%が露地で生産されていて、年次によっては一時的な多量の降雨による湿害が発生することがある。この課題では、キクの耐湿性と関連が高くかつ測定が比...
摘要 "生葉格付けの官能評価基準の一つである形状や色などの視覚情報を、画像処理によって的確に得る手法の開発を行い、生葉格付けの自動化を試みる。そのため、まず8年度は、摘採芽の格付けに有効な物性と計測...
摘要 施設内の環境評価を行うため、数値シミュレーションにおいて貯蔵施設の形状、空調設備、吸・排気系、農産物の配置など種々の条件を任意に変化させることができ、かつ、計算結果を可視化するシステムが望まれ...
イネいもち病圃場抵抗性極強系統の遺伝・病理学的研究および低農薬化の経済的評価(42)
摘要 いもち病抵抗性極強系統「奥羽320号」の抵抗性には、作用力の大きい遺伝子と小さい遺伝子が関与していた。雑種集団から良食味、いもち病抵抗性の個体を選抜するには、F2集団よりF4集団のほうが効率的...
摘要 大豆の低コスト生産のため、機械化適性の高い多収・良質品種の開発により収益性の向上と省力化を実現する必要がある。本研究では耐倒伏性に優れ、難裂莢性で最下着莢節位が高いコンバイン収穫向きの多収・良...
摘要 全国の新形質米有望育成系統を対象に、米粒特性、成分特性、精米特性、炊飯特性などの品質評価をすることを目的に研究を行った。新形質米は精米に際し、砕粒の発生し易い系統が多かった。この砕粒発生の多少...
分子マーカー利用によるイネのツマグロヨコバエ耐虫性の遺伝的機構の解明
摘要 イネのツマグロヨコバイ耐虫性に関する遺伝的機構解明のため、RFLP(制限酵素断片長多型)を用いた耐虫性品種・系統および雑種集団を用いた遺伝子分析と、個体、集団のそれぞれのレベルで簡易かつ高い精...
遠縁交雑における有用形質導入に関する効率的技術および評価法の開発
摘要 遠縁交雑を利用した育種素材の開発、および農業上有用な遺伝子の導入を図る際の育成途上の雑種個体、あるいは育成された系統についての詳細な評価法および特定形質の効率的選抜法を開発する。このため遠縁交...
摘要 湛水土中直播適性品種の育成において、土中出芽性は重要な育種形質の一つである。そこで、育種素材の探索を目標として、国内外の302品種について、土中出芽性を調査し、その遺伝的多様性を明らかにした。...
イネ種間交雑による病害虫抵抗性の効率的な導入に関する評価法の確立(46)
摘要 種間交雑により異種ゲノムから導入された染色体断片の染色体上の位置情報は育種を行う上での育種を行う上での基礎的知見として重要である。そこで、6年度は野生稲に特異的に多く存在する反復配列について染...