摘要 竹材害虫のなかでも、銘竹などに加工されて付加価値の高い製品を加害する習性があるため、経済的損失の最も大きいタケトラカミキリに対する、加圧注入方式による竹材防虫剤(近畿銘竹防虫協議会)について防...
摘要 特性評価を行ったスイカ遺伝資源のなかから,小玉型に属すると判断されたスイカ品種・系統の耐裂果性について圃場における検定を行った.しかし,圃場においては土壌水分や病虫害の被害等によるばらつきが多...
摘要 関西地域における病害発生情報と病害鑑定結果を整理し、主要病害の発生動向を解析した。今年度はマツの材線虫病による被害と鑑定依頼が多かった。夏期の乾燥が枯損被害の発生を促したものと考えられる。また...
牧野草におけるエンドファイトの感染生態の解明-エンドファイト感染植物の家畜有害成分の分析-(143)
摘要 材料としてト-ルフェスク(品種:タイタン)の幼芽を用い、その凍結乾燥物から常法に従って抽出したアルカロイド画分を薄層クロマトグラフィ-で分析した。その結果、ドラ-ゲンドルフ試薬(D)に陽性の主...
摘要 水田一年生雑草の発生生態について、代かき前の土壌水分条件との関係を検討した。一年生雑草の発生草種,出芽時期,出芽深度は、代かき前の土壌水分条件による差はみられなかった。雑草の発生本数は、土壌水...
摘要 輪換畑の麦あと大豆不耕起播種作業技術を開発するため,ロ-タリカルチベ-タの基本構造を用いて可逆転駆動ディスク型不耕起播種機を開発したが,湿害と乾燥害を受けやすかったため,条間作溝・覆土式の播種...
農業関連分野の温室効果ガスアナリシス,対策技術検索,個別技術評価に関する研究(314)
摘要 農業各部門における生産過程の消費エネルギーと二酸化炭素発生量(熱量1kcalを得るのに0.3gの二酸化炭素が発生するとして換算)を比較検討した。米生産では流動財・固定財とも全部門の最大エネルギ...
摘要 ミナミキイロアザミウマの栄養生理解明のための基礎資料を得る目的で、本害虫が通常寄生しないトマトの乾燥葉片を摂食させた場合の生存期間について検討した。この結果、トマトの生葉片では4日目までに、蒸...
摘要 穀・豆類や小麦粉の害虫防除法として浸透性の良いくん蒸剤が活用されているが,くん蒸剤はいずれも人体に対する毒性が強く,また,一部には環境破壊源としての疑惑もでており,現在,新たな防除法の開発が強...
植物由来の昆虫発育阻害物質等による貯蔵食品害虫の防除法の検討(184)
摘要 植物由来の発育阻害物質を探索することを目途に,本年度は貯蔵食品害虫とくにコクゾウ(Sitophilus zeamais MOTSHULSKY)を対象にした効果判定法の検討を行った。コクゾウは米...
摘要 食品工場や貯蔵場所での害虫防除を効果的に行なうには、繁殖源となる環境中の害虫を早期に発見し除去することが重要で、本課題ではその目的にかなう誘引トラップの開発を行なう。本年度は、広範囲の害虫種の...
摘要 食品工場や貯蔵場所での害虫防除を効果的に行なうには、繁殖源となる環境中の害虫を早期に発見し除去することが重要で、本課題ではその目的にかなう誘引トラップの開発を行なう。本年度は、広範囲の害虫種の...
摘要 本病の防除に効果の高い熱水土壌消毒処理により、病原菌のダイズへの侵入、感染時期などがどのように影響されるかを検討した。本処理を行っていない場合、ダイズへの病原菌の侵入、感染は播種後3~5週間目...
摘要 イネ縞葉枯ウイルスの主な遺伝子産物である外被蛋白質と感染特異蛋白質の発現様式をイネ6品種、タイヌビエ、メヒシバ、アゼガヤで検討した。その結果、両蛋白質ともすべての植物において、根・茎・葉身・穂...
稲・麦・大豆輪作体系における大豆の合理的機械化技術の確立(185)
摘要 暗渠の有無、害虫防除の有無、株間2水準の要因で大豆の出芽・苗立安定化試験を実施した。播種機にはベルト式を供試した。その結果、株間は設定値より2~数%長くなったが高精度であった。1株本数は2本の...
摘要 雨季(マハ期)のスリランカにおいて、湿潤地帯および中間地帯、乾燥地帯別にイネノシントメタマバエの寄生蜂の種類、寄生率を調査した。確認されたのはPlatygaster oryzae、P.foer...
摘要 かいよう病菌の飛散距離と防風垣の飛散防止効果を明らかにする一環として、病原細菌を含むしぶきの空中落下速度を調べた。高さ10mの無風状態の人工降雨塔では、塔内が乾燥した状態で噴霧後18-20分間...
摘要 平成3年度は銘竹などに加工されて付加価値のついた製品を加害するタケトラカミキリについてその羽化期、産卵習性、産卵数などを調査した。温度条件によって多少異なるが、成虫は7~8月の盛夏の頃約2ケ月...
摘要 主要なサクラ材質腐朽菌であるベッコウタケ、コフキタケ、チジレタケの培養菌糸の生育と水ポテンシャルの関係を調べた。培地の水ポテンシャルはKOHまたはNaOHで調節した。チジレタケの生育限界は-6...
摘要 大規模水田作の安定的定着のためには、とくにネックとなる春作業を中心とする稲作技術体系の再編成が求められるとともに、従来のような離農を前提とした規模拡大方向からさらに地域定住性向上のためのシステ...