土壌の物理・化学性の簡易診断と有機物や生物機能の評価に基づく持続的土壌管理技術の開発
摘要 水稲の土壌可給態窒素簡易評価法に基づく収量予測式を設定し、簡易評価可給態窒素・収量・施肥量の3項目のデータから地域や品種等各地の状況に応じた窒素施用量調整の目安を導出する手順を開発し、適正窒素...
暖地畑における下層土までの肥沃度評価と水・有機性資源活用による土壌管理技術の開発
摘要 下層土までの養分蓄積評価法の開発に関しては、カリウム溶脱速度は、赤黄色土に比べて腐植質黒ボク土で極めて速く、下層への蓄積も 認められないことと、有機物を多量に連用した土壌ではカリウムの溶脱速度...
摘要 有機栽培では、堆肥等の過剰施用による土壌養分の過剰蓄積や塩基バランスの悪化に起因する生育障害が問題となっている。そこで、有機栽培における適正な土壌管理技術の確立を目的に試験を実施した。 、有機...
摘要 夏秋キュウリ(平坦地) 、 キュウリと生育ステージが適合するニガウリを障壁として混作利用することで、上物収量や上物率がキュウリ単作の場合と比べて向上した。インゲンは生育期間が短く混作作物として...
摘要 1.水稲の有機育苗:有機JAS規格の改定に伴い、生産者は自身で床土を調製して育苗を行う必要がある。そこで、有機質肥料を用いた育苗方法について検討した。その結果、発酵鶏ふん及び乾燥鶏ふんを用いた...
摘要 1.病害虫の発生予察と防除技術 、(1)ナシ・カキの減農薬防除体系の確立 、目的:天候不順下におけるナシ黒星病の効率的防除法を検討する。カキの主要病害であるカキ円星落葉病の効率的な防除方法を検討する...
地下水位制御システムを活用した温暖平坦地向け水田輪作システムの確立
摘要 不耕起や浅耕播種技術と地下水位制御システムを組み合わせた2年4作体系の開発に関しては、関東地域において、a)水稲品種「ほしじるし」は、乾田直播の標準期播種で600kg/10a程度の玄米収量を示したが、ムギ...
摘要 1.土壌調査:県内の施設23圃場、露地17圃場について調査を行った。施設、露地ともに、可給態リン酸と交換性カルシウムが過剰傾向であった。交換性マグネシウムとカリウムについては、過剰に蓄積している圃...
摘要 目的:有機性資源の耕地への連用効果を明らかにすることにより、有機性資源の循環利用を図るとともに、環境にやさしく持続的な農業推進のための土壌管理技術を確立する。、成果:(1)水田における有機性資源...
病害虫及び土壌肥料に関する素材開発研究、(4)ナシ等樹園地を主体とした農地の環境保全型土壌及び施肥管理技術の確立
摘要 目的:ナシ「南水」の土壌水分管理技術確立のため、かん水量の相違が樹体生育、果実肥大及び果実品質への影響を検討する。また、有機質肥料の連用がナシ「南水」の果実収量・品質・養分組成及び土壌への影響...
摘要 目的:土壌の養水分や地温に対する根、地上部の反応モデルを作成し、それをもとにした不順天候時の土壌管理技術を確立し、果樹の安定生産に寄与する。、成果:地下水位が高い過湿条件においては根の発生は少...
病害虫及び土壌肥料に関する素材開発研究、(3)基幹作物の土壌及び施肥の改善
摘要 目的:有用有機物の堆肥化を経ない施用方法を検討する。また、その施用方法に適した作物の検索を行う。、成果:有用有機物の検索を行い、乾燥おから、脱水ビール粕、ビート粕などを収集して特性を把握した。
摘要 目的:土壌水分や地温に対する根、地上部の反応モデルを作成し、それをもとにした不順天候時の土壌管理技術を確立し、果樹の安定生産に寄与する。、結果:パイプハウス内に設置されたライシメーターにおいて...
乾燥地における塩類土壌等の特性解明と天然資源を活用した土壌改良技術の開発
摘要 乾燥地に卓越する塩類析出に対する土壌管理技術方法に関して、塩類析出深度の直下に礫等を埋設し、地表に上昇する塩類を地中に析出させることが効果的であること示された。
有機性資源循環利用確立事業 2 畜産由来有機物の合理的利用技術の開発 (1)作物別施用効果
摘要 畜産由来有機物の水田土壌中における特性を明らかにする。田における牛ふん堆肥、発酵乾燥豚ぷん、発酵乾燥鶏ふんの窒素肥効率はそれぞれ約30%、54%、59%と算出された。この値を基に、水稲の特別栽培や...
67.耕地土壌環境維持保全のための土壌定点調査(2)水稲に対する土壌のカドミウム可給量の実態把握と判定法の確立
摘要 現地10圃場の土壌をポットに充填して、「コシヒカリ」を植え付け、出穂10日前から収穫期まで乾燥条件で栽培した。現地土壌における玄米のカドミウム含量は、最高が0.38ppm、最低が0.06ppmで、0.2ppmを上回...
摘要 ハクサイ、レタス等の露地野菜において、養液土耕法を利用した効率的な潅水・施肥技術を確立する。とくに、乾燥時の生育・品質に及ぼす潅水効果及び環境への負荷を考慮した長期的視点に立った減肥効果を明ら...
摘要 目的:植物体を低温や乾燥などの環境ストレスに遭わせると、甘さが増し、ビタミン類の含量が上昇する。このメカニズムを利用して、低温に当て栄養成分を向上させる「寒締め野菜」の栽培が広まり、特に「寒締...
摘要 目的:窒素の減肥と環境への負荷軽減を目的に土壌耕起法等の改善効果を確認する。成績の概要:たまねぎ畑の作土の層厚は平均25cmで硬度は平均12.5mmであった。下層土の硬度は平均21.5mmと密で圃場間差があり...
摘要 目的:有機質肥料と堆肥の併用による露地野菜(スイートコーン、レタス)の栽培技術を、特に有機質肥料からのリン酸供給能に着目しながら明らかにする。平成16年までの結果の概要:1)有機質肥料のリン酸供...