暖地農産物中の有用成分を保持させた高付加価値加工食品の開発(229)
摘要 リポキシゲナーゼ完全欠失大豆「いちひめ」を利用すると、良質の豆乳・豆乳関連食品(豆腐、プリン等)の製造が可能であった。また、小麦粉、卵のほか、不飽和脂肪酸に富む食品素材とも併用できるため、様々...
リポキシゲナーゼ部分欠失大豆系統「九州119号」の新用途開発(234)
摘要 実験室レベルでの基礎研究において、大豆子実中にリポキシゲナーゼLー3のみを含む「九州119号」は、リノール酸等に富む食品素材と併用しても、不快臭発生の少ない加工食品を製造でき、普通大豆(3つの...
暖地農産物中の有用成分を保持させた高付加価値加工食品の開発(209)
摘要 リノール酸の自動酸化を利用した抗酸化能評価手法を開発した。方法は簡便であり、特殊な技術を必要とせず、半日で150~200検体が処理できる。色のついた試料も測定が可能である。本法を用いてカラフル...
摘要 "ダイズ白絹病に対して高い抑制能を示す拮抗微生物、Trichodermaharzianum TH-2菌の分生胞子液散布による白絹病の防除効果を検討した結果、制御効果は胞子濃度に比例し、1ml当...
摘要 "水田作中に占める麦、大豆の割合が低下している。そこで、現状にそぐわなくなった稲、麦、大豆の水田輪作体系を見直し、稲、麦、大豆のそれぞれからみた最適な前後作の選定と、最適な作業法の組み合わせを...
摘要 農産物の発酵による保存は、優れたポストハーベスト技術の1つである。発酵食品には、原料となる農産物に含まれる成分の他に、微生物による多様な代謝産物が含まれている。ヒトや家畜の健康維持、疾病予防等...
摘要 ブラジルの大豆関連主要研究機関を視察し、不充分な研究予算に起因する研究員数不足、研究用基本機器の絶対的不足、国民の大豆に対する先入観(飼料、貧しい食糧等)が壁となって、大豆利用加工の研究進展が...
摘要 「コガネダイズ」夏収大豆は発芽率低下等、自然誘発的に品質劣化を起こし易い大豆である。そこで7年度は、この夏収大豆中に品質劣化のイニシエーターとなるラジカルが多く蓄積していないか、また微弱発光が...
大豆の過酸化脂質含量に対する流通・貯蔵条件の解明と制御技術の開発(210)
摘要 通常の食餌をしているラットにリポキシゲナーゼ完全欠失大豆「九州111号」から調製した未酸化油を経口投与すると、血漿中のTBA反応物質は減少し、未酸化油は機能性を有していることが確認された。大豆...
リポキシゲナーゼ部分欠失大豆系統「九州119号」の新用途開発
摘要 九州農業試験場では、大豆子実中にリポキシゲナーゼL-3のみを含む大豆系統「九州119号」を世界に先駆け育成し、現在品種登録に向けての試験を実施している。品種登録後速やかな普及を図るためには、「...
摘要 "近年、消費者は農産物の持つ機能性に強い関心を寄せている。特に抗酸化能は、老化や発がんに関連する生体内過酸化を抑制する機能性として注目されている。そこで本研究では、in vitro系(簡易迅速...
摘要 大豆の育種現場に適用できる簡易な豆腐加工適性評価基準の確立を目的とし、効率的かつ安定的な加工条件及び評価方法を検討した。原料大豆を20℃で16時間浸漬することにより加工に適当な吸水条件に達した...
植物由来の昆虫発育阻害物質等による貯蔵食品害虫の防除法の検討(121)
摘要 米穀のメジャー害虫であるコクゾウムシに対し、発育阻害作用を有する植物由来物質の探索を行い、安全で効果的な防除法開発の基礎を確立する。先に、バイオアッセイ法として供試物を混入した人工米を用いて、...
摘要 コクゾウムシは、人類の基幹食料(米、小麦、トウモロコシ)を加害する最重要害虫であるが、穀粒内で発育するため化学的、物理的防除に対し強い耐性をもつ種類で、全世界で問題となっている。既に、我々は豆...
種子組織の炭水化物、窒素化合物代謝に及ぼす低温処理の影響(142)
摘要 生鮮野菜の高度な貯蔵技術を開発するには、酵素活性、mRNA発現量、植物ホルモン量のような生理的な指標の変化を捉え、成分の組成・量の変化を予測することが重要である。そのためには代謝機構を植物の多...
リポキシゲナーゼ欠失大豆の栄養価値を保持させた機能性食品の開発(211)
摘要 ビタミンE(α、β、γ、δ-トコフェロール)は大豆内在性の脂溶性ビタミンとして重要であるが、普通大豆「スズユタカ」を水系混和した場合には4種ともに急速に減少した。リポキシゲナーゼ完全欠失大豆「九州...
植物由来の昆虫発育阻害物質等による貯蔵食品害虫の防除法の検討(132)
摘要 収穫後の穀物を加害するメジャー害虫であるコクゾウムシを対象に発育阻害効果のある植物由来物質の探索を行い、安全で効果的な防除法開発の基礎を確立する。6年度は、ダイズ、ササゲ等食用豆類等5種につい...
大豆の過酸化脂質含量に対する流通・貯蔵条件の解明と制御技術の開発(211)
摘要 リポキシゲナーゼ完全欠失大豆「九州111号」は、様々な良質大豆加工食品が製造できる食品素材であるが、貯蔵・流通条件が悪いとその有用特性が失われることがある。そこで大豆の品質劣化を誘導する環境要...
リポキシゲナーゼ欠失大豆の栄養価値を保持させた機能性食品の開発(212)
摘要 リポキシゲナーゼ欠失性の優良大豆品種の育成の効率化を図ることを目的として、電気泳動法に替わる、大豆リポキシゲナーゼアイソザイム(L-1、L-2、L-3)簡易迅速検出法を開発した。本法は、検体(...
摘要 九州の露地野菜特産物である高菜の切取り作業法を確立するため、高菜の物性等を調査した。その結果、調査株の88%の質量は1.1~2.5kgの範囲内にあり、また、切断すべき高菜の軸は土中2cm程度に...