摘要 1. 今年度の研究内容 1)有機酸の混合添加による「食品残さリキッド飼料」の保存性の検証と、2)様々な食品残さに混合有機酸を添加し調製したリキッド飼料の嗜好特性と枝肉脂肪の評価の2点を実施した。1)は、...
摘要 国産農産物の需要拡大のための高付加価値化の研究に関して1)でん粉を多く含む穀類加工食品の糖質消化性の簡便な指標として利用できる、ヒトの消化過程に基づいた評価法を開発した。2)高アミロース米など...
加熱食品中のアクリルアミド生成に影響する要因の解明及び実用可能な低減技術開発
摘要 (1)各種米の炊飯とアクリルアミドの分析を行い、炊飯において生じるアクリルアミドを少なくするには、鍋肌への米の接触割合が多くなる少量での炊飯を避けたり、焦げ付きにくい素材の釜を使用するのがよい...
摘要 1)炊飯米の良食味性に関わる米飯の物理化学特性値とDNA判別結果との間にQTL(量的形質座位)を見出し、DNA解析情報から炊飯米の食味を推定可能な式を試作した。2)超硬質米(EM10)において、発芽処理に...
摘要 小麦粉を大豆粉に100%切り替えてもソフトな食感を維持した大豆ケーキについて、微生物による変質・変敗を防ぐ製造方法を検討し、長期保存が可能な製品の開発を行った。小麦粉を使わずに粉の100%が大豆粉であ...
摘要 小麦粉を大豆粉に100%切り替えてもソフトな食感を維持した大豆ケーキについて、微生物による変質・変敗を防ぐ製造方法を検討し、長期保存が可能な製品を開発する。
摘要 (1)国産小麦種皮部の表面研削加工装置の開発および低温微粉砕製粉装置を用いる国産小麦を原料とする全粒粉の製造および全粒粉パンの製造法を確立し、水平対向型の十割そば用の製粉装置、水回し・混捏装置、...
摘要 ポテトパルプのペクチナーゼ処理により得られる抽出物が安定して優れた麺ほぐし効果を有することを見出した。この過程で得られる抽出物残渣をパンに添加することで繊維質高含有かつ風味良好なパンが作成出来...
摘要 i)乳酸生成糸状菌を接種したポテトパルプのバッグサイレージは秋季に屋外で貯蔵しても良好かつ安定的に発酵し、2週間程度で濃厚飼料の代替として利用できることを確認した。ii)各種の農産物及び加工副産物中...
タイ、中国等における低利用飼料資源等の栄養特性評価と調製法の開発
摘要 タイにおける良質サイレージの安定調製用優良乳酸菌生菌剤を試作するため、安定して入手可能な栄養源を用いた大量培養法を検討し、廃糖蜜2%、米糠0.5%、酵母エキス0.2%、無機塩類からなる安価な培地を開...
摘要 目的:道産の稲わら、麦稈など未利用の粗飼料資源、馬鈴薯デンプン粕などの地域農産副産物、自給飼料トウモロコシサイレージなどの資源・飼料を有効活用するために、飼料としての品質評価や特性解明、家畜に...
摘要 i)小麦フスマに乳酸生成糸状菌アミロマイセス・ルキシイを増殖させたスターターをポテトパルプに添加して発酵させ、肉牛と羊に給与した結果、無添加と比較して嗜好性は高く、増体速度も優れていることを解明...
摘要 i) SDS-電気泳動による高分子サブユニットにおける多型を見いだした。ii)小麦の品質特性を保ちつつ、アレルゲン性を低減化させるために、遺伝資源の探索を行い、53kDの小麦蛋白質バンドがゆでめんの粘弾性向...
摘要 i)乳酸生成糸状菌によるポテトパルプの発酵ではペクチン質の分解が制限要因となっており、リンゴの皮等で前培養したスターターカルチャーとポテトパルプを混合して培養することにより乳酸生成が改善される...
摘要 i)「北海257号」の変性粉特性がホロシリコムギよりも優れている原因は、小麦粉中のペントサン含量の高さと粒度の低さにあった。また、加熱による粘度上昇は、デンプン表面の疎水化が原因であった。さらに、...
摘要 i)立毛中の水稲、小麦の穀粒水分は、単粒単位で見ると最初は高水分域にあるが、収穫期に入ると高水分域と低水分域に二極分布し、その後、低水分域に移行していくことが明らかになった。収穫適期の水分二極分...
ヒト不死化B細胞を用いた組換え作物のアレルゲン性評価法の開発(223)
摘要 ヒト抗体分泌細胞ライブラリーをスクリーニングし直し,小麦,ソバ,ピーナッツ,ゼラチンに対する抗体分泌細胞を多数見出した。抗ゼラチン抗体を用い,近年開発された低アレルゲン化ゼラチンのアレルゲン性...
摘要 1997年産小麦16品種および1998年産小麦4品種(標準、早播)を供試し、澱粉特性を調べた。「チクゴイズミ」は、アミロース含量が低く、糊化開始温度が高かった。一方「アブクマワセ」は、アミロース含量が高...
摘要 過剰基調にある中国産インディカ米の新規用途開発並びに高付加価値加工技術の開発のため、中国農業大学中日食品研究中心において菓子類への利用適性および流通安定化技術について検討する。インディカ米の米...
摘要 近畿・中国地域で生産される小麦の蛋白質含量は一般に低い傾向があり、今後蛋白質含量を上げることを主体に、その量を制御する土壌管理技術が必要とされている。晩期追肥によって蛋白質含量が上昇する傾向に...