要約 冷凍させたウメのヘタに穴を空け、砂糖漬けすることにより、シワにならない砂糖漬け梅を作ることができる。「織姫」「白加賀」「梅郷」は未熟な果実を用いた方がシワになりにくく、「南高」は熟度が進んでも...
要約 総兼業地域のぐるみ参加型集落営農において合理的な管理運営を実施していくためには、1)作業マニュアルの作成・利用を通じた作業の標準化と効率化、2)圃場別品質管理、3)OJTの仕組みを取り入れた職能別の...
要約 結球葉菜類栽培において、収穫後に残渣が大量に発生するが、胚軸部での切断収穫と収穫後の鋤き込みにより、土壌表面に露出する残渣を大幅に削減できる。また、年内最終の耕起を12月に行うことで、冬期の雑草...
促成イチゴ栽培で早期収量の増加と収穫の平準化が可能なクラウン温度制御技術
要約 開発したクラウン温度制御装置は、低コストでイチゴのクラウン部温度を精度良く制御できる。本装置を用いて、イチゴの促成栽培においてクラウン部を20℃前後で管理すると、第1次腋果房の早進化により2月まで...
要約 家畜侵入防止用のゲートを用いて考案したゲートは、人間・農業機械が自由に往来できるがシカは侵入できないという特徴があり、集落全体のシカ被害防止を行う上で効果が高い。 キーワード ニホンジカ、ゲート...
狩猟者の出猟報告を活用したイノシシおよびシカによる農作物被害程度の推定
要約 イノシシ、シカについて、狩猟者の目撃率が農作物の被害程度と関係する。このことから、報告義務のある出猟報告データを活用することにより農作物被害の状況を把握することができる。 キーワード 獣害、イノ...
要約
手持ちの機械を活用した予乾体系によるミニロール稲発酵粗飼料の生産コスト
要約 小規模な稲作経営と畜産経営の既存の機械を収穫調製に利用することで、少頭数飼養に適したミニロール稲発酵粗飼料を乾物1kg当たり64円のコストで生産でき、助成金により採算を取りながら地域資源の有効活用...
要約 エゾシカからトリパノソーマ原虫を初めて分離した。その原虫(TSD1)は、Stercoraria属 Megatrypanum亜属に分類され、遺伝学的にT. theileriに近縁であるが、in vitroでの増殖様式や核型などの点で、T. th...
現行の牛海綿状脳症(BSE)サーベイランス検査および確定検査により鹿慢性消耗症(CWD)は検出できる
要約 わが国で施行されている BSE検査および確定検査方法は CWDの摘発に有用である。2003~2006年度に行ったCWDサーベイランスにおいて、国内のシカにCWDの浸潤は認められない。 キーワード シカ、鹿慢性消耗症...
要約 ダリアの茎頂培養苗は、挿し芽時の発根と初期生育に優れる。1対の展開葉を付けた穂木の 128穴セルトレイへの挿し芽により、2~3週間で定植苗が得られ、培養苗1個体から当年内に100球以上の 種球が得られ...
要約 遺伝子導入でキクの白色花弁におけるカロテノイド分解酵素遺伝子(CmCCD4a)の発現を抑制することにより、花弁が黄色に変化した形質転換体が得られる。 キーワード キク、カロテノイド、カロテノイド分解酵...
GPSから得られる速度の精度評価のための装置およびデータ処理方法
要約 GPSアンテナが固定されたターンテーブルの回転検出から得られる速度(速さと方向)を基準としてGPSの動的精度を評価する。回転計から離散的に得られる角位置は、補間処理されるため、機械的な回転検出の分...
要約 キジハタの種苗生産においては、ふ化から10日齢までの初期における大量減耗が問題になっている。開口直後に可食サイズのワムシを十分に摂餌させるための環境について改良を行った。併せて、中期以降(11日齢...
要約 未知のスギ花粉アレルゲンを探索するために、スギ花粉でどのような遺伝子が働いているかを解析しました。スギ以外の植物で既に知られているアレルゲンと類似する遺伝子が多数見つかり、今後のスギ花粉アレル...
新たに牛から分離されたFacklamia sourekii性状
要約 Facklamia は近年、新菌種として分類されたグラム陽性菌で、由来の明らかな本菌の分離例は全てヒトの臨床材料からである。今回、我々は泌乳牛の血尿材料からF. sourekii を分離した。これはヒト以外の動物...
要約 試験管内で異常プリオン蛋白質(PrPSc)を増幅するPMCA法を用いると、不活化処理後に残存するスクレイピーPrPScを超高感度に、しかも、バイオアッセイに比べて極めて迅速に不活化を評価することができる。 ...
キーワード 水田作経営、イネWCS、専用収穫機、コスト、所得、助成金、導入促進 背景・ねらい 生産調整水田の有効活用や粗飼料自給率の向上を図るため、北陸地域においてもイネWCS生産の拡大が求められてい...
要約 生産量の多いつる性植物26樹種のうち13樹種は4月までにモデルを用いて長尺化を開始することで11月に樹高250cm以上の長尺苗にすることができる。またそのうち9樹種は、8月に長尺苗にすることができる。 キー...
要約 モウソウチク林の放置状態を回避する一つの手段として、バイオ燃料等の大規模な利用開発の取り組みが始まっています。そのために、放置状態にあるモウソウチク林の地上部現存量を簡易に推定する方法を開発し...