要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...
土壌pH上昇による野菜可食部カドミウム濃度低減効果の品目間差異
要約 野菜7品目のポット栽培試験のデータを線形混合モデルにより解析すると、栽培土壌のカドミウム濃度低下と比べて土壌pH上昇による可食部カドミウム濃度低減効果の方が品目間差異は大きい。土壌pH上昇による低...
耕うん同時畝立て局所施肥マルチ作業機による秋どりブロッコリーの減肥栽培
要約 秋どりブロッコリー作において、耕うん同時畝立て局所施肥マルチ作業機で速効性肥料と緩効性肥料を施用し白黒ダブルマルチすることにより、無マルチ全層施肥の慣行に比べて除草剤散布および追肥作業を省力し...
全面マルチ作で肥料施用量を削減できる「全面マルチ用うね内部分施用機」
要約 肥料を45~50cm幅のうね中心部のみ帯状に施用しながら、うね全体をマルチで覆うことができる。高原や寒冷地におけるレタスの全面マルチ作において、単位面積当たりの肥料施用量を30%程度削減できる。 キーワ...
1うね2条の平うね栽培で肥料施用量を削減できる「平うね内部分施用機」
要約 1つの平うねで2条の露地野菜を栽培する平うね栽培において、基肥を移植苗の近傍にのみ帯状に施用することができ、単位面積当たりの肥料施用量を30~50%削減できる。成形板を交換することによって、1うね1条...
キャベツ等の可食部カドミウム濃度推定に塩化カルシウム土壌抽出法が適する
要約 キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、レタス、エダマメ可食部カドミウム濃度は、土壌pHによって変動する。可食部カドミウム濃度推定には、土壌pHに関わりなく、塩化カルシウムによる土壌抽出法が適している。...
要約 野菜用半自動多条移植機(製品名「おしどりさん」)の移植ユニットを改良することで、露地でのキク直挿し作業が可能である。また、植付姿勢が改善され、省力・軽労化が図られ、植付作業効率が高まる。 キーワ...
要約 ブロッコリーのセル育苗時、定植1週間前から0.3%食塩水を灌水すると、苗の耐干性が高まり、高温乾燥条件下で定植した場合の初期生育や収穫の斉一性が高まる。 キーワード ブロッコリー、セル育苗、食塩水、...
葉菜類における固化培地利用によるセル成型苗の若苗定植の生育特性
要約 あらかじめ根鉢状に成型された固化培地を利用したセル成型苗は、従来培地育苗よりも若苗定植(本葉展開初期)でき、育苗日数の短縮や、春から盛夏季定植における活着及び生育促進などの効果がある。 キーワ...
鶏の野菜類に対する採食行動と野菜類添加が飼料要求率に及ぼす影響
要約 鶏に、アスパラガス新芽と野草(メヒシバ)を同時給与すると、野草は採食しアスパラガスは 採食しない。他の野菜類でも採食行動に差を認める。鶏雛に乾燥野菜類を飼料添加給与すると、飼料要求率は 対照区に...
要約 カリフラワー、キャベツ、ケールおよびコールラビは、緩効性肥料を含む培地に播種し、追肥を 行わないで灌水のみで慣行の2~3倍の程度の期間セル育苗すると、育苗期間中は出蕾せず、虫害発生程度が 低下し...
要約 作型に応じて適切な不織布資材を「べたがけ」又は「浮きがけ」することにより、キャベツ栽培での虫害を軽減でき、また、盛夏期の太陽熱処理を併用することで生育・収量が安定する。 キーワード 不織布、被覆...
「べにふうき」緑茶のスギ花粉症状軽減効果とショウガエキス添加の増強効果
要約 「べにふうき」緑茶長期飲用により、スギ花粉症状の悪化はメチル化カテキンを含有しない緑茶の長期飲用に比べ有意に抑制される。この抑制効果は、ショウガエキスの添加により増大する。 キーワード エピガロ...
要約 ソバスプラウトのアントシアニンを効率的に生成させるためには、300nm以下の 波長を含まないUVB領域の光を24~48時間照射することが有効である。 キーワード ソバスプラウト、UVB、アントシアニン、製造方...
要約 1作目のスイカ収穫後に茎葉だけを片づけて、トンネルはそのまま密閉し太陽熱土壌消毒処理を2週間以上実施することで、土壌病害が回避でき、品質良好な果実が得られる実生苗が定植できる。果実はやや小玉と...
生分解性マルチを利用した夏秋どりキャベツ等における全面マルチ栽培
要約 生分解性マルチは、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー等の夏秋どり全面マルチ栽培に利用でき、生育期間の短縮や施肥量の削減、フィルム回収作業の省力化、使用済みプラスチックの排出抑制等に有効である...
要約 これまで害虫として問題になったことのないイラクサギンウワバが,近年多発している。本種は一部の有機リン剤やIGR剤による殺虫効果が著しく劣るなど,薬剤感受性に特徴を示す。 キーワード イラクサギン...
要約 地床育苗によるキャベツ大苗移植のため、植え付けが開孔器式の歩行型野菜用半自動移植機の苗供給部分と開孔器を改良したところ、能率良く、欠株の少ない安定した植え付けが可能である。 キーワード キャベツ...
要約 にんじん、だいこんでは施肥窒素の100%が、キャベツ、はくさい、ブロッコリーでは50%が、化学肥料に対し魚かす等無機化の速い有機質肥料で代替できる。また、キャベツ、はくさいでもマルチを利用すること...
要約 アブラナ科野菜の圃場における病原菌密度、害虫密度等を把握し、防除メニューに従って対策技術を選択し、組み合わせることにより、根こぶ病、コナガ等の総合的病害虫管理ができる。 キーワード 総合防除、ア...