コンニャクのアブラムシ類に対するイミダクロプリド粒剤の培土時処理による防除
要約 コンニャクの植え付け後、培土処理時にイミダクロプリド粒剤を施用することにより、アブラムシ類の密度を約3カ月間にわたり抑制することができる。 背景・ねらい コンニャクの害虫としてアブラムシ類(ワタ...
要約 イネ品種「ゴロピカリ」において、内穎褐変病の発生は、ほ場周縁部で多く、水口周辺で少ない傾向である。発病度と登熟歩合との間に負の相関が認められ、また、茶米率が若干高まる傾向がみられた。 背景・ね...
ボウベリア菌製剤を用いた傷害桑株誘引法によるキボシカミキリ防除
要約 10a当たり10株の割合で、摘葉と部分的剥皮を行ったキボシカミキリの誘引株としての人為的な傷害株を作る。その誘引株にボウベリア菌製剤1枚分を3~4等分して設置し、誘引されたキボシカミキリを防除する。 ...
要約 トリフルムロン剤は、蚕に対して、脱皮阻害により成長不良や脱皮不能を引き起こした。また、ピリプロキシフェン剤は、5齢期間が延長したり、不吐糸蚕・不結繭蚕が現れた。 背景・ねらい 家畜舎などにおける...
要約 条払いと同時に、混入する蚕糞蚕沙・桑葉を分離して熟蚕収集する自動条払い機を開発した。本機の導入により条払い後の熟蚕の網とり作業が省略されて上蔟場所の節減が図れると共に、上蔟作業が効率化し、さら...
要約 少雪寒冷地において安定多収を示し、条桑収穫の機械化に適する桑品種は「あおばねずみ」である。また、春1回伐採を繰り返す収穫形式の桑園には、古条長が短く効率的な機械収穫が可能な「ゆきしのぎ」が適性...
要約 宿根性スターチスの定植床に防根シートを利用して植え付け根域制限すると花茎の軟弱徒長が期待されて短く、小花の着生数が増加して切り花品質は向上する。 背景・ねらい ハイブリット系宿根スターチスは生育...
要約 ハナモモの切り枝促進時、鮮度保持剤を利用して水上げ処理条件で促成すると、促成後の開花割合が向上するとともに、ブルーイングの発生も遅れて、鑑賞日数が延長する。 背景・ねらい ハナモモは、切り枝促成...
トマトセル成型苗定植における整枝法及びホルモン処理・振動受粉による品質向上
要約 トマトセル成型苗を定植した場合の整枝方法として、主枝1本と側枝1段整枝により生育がコントロールされ、上物収量・上物果の割合が多くなる。また、低段の果実品質向上対策として、ホルモン剤へのGA8ppmの添...
「少量培地根域制限ベッド栽培システム」の開発と冬期作キュウリの温湯散水効果
要約 セル成型苗キュウリの短期連続更新栽培に適応性の高い「少量培地根域制限ベッド栽培システム」を開発した。同システムを用いた冬期作キュウリで、温湯散水利用により地温が高まり生育が促進し、上物・総収量...
要約 イチゴ「GSC-1号」は草勢が強く、大果で外観・揃い、多収性に優れ、休眠性が中で半促成栽培に適する。 背景・ねらい 群馬県の中山間地帯の利根沼田地域には、促成から露地まで35ha前後のイチゴ栽培があり、...
要約 りんご「スリムレッド」は「ふじ」に「あかぎ」を交雑して得られた実生から選抜、育成したもので、果実は長円形(筒形)、果皮色は鮮紅色、大きさが180程度の小玉で、10月下旬に成熟する晩生品種である。 背...
要約 りんご「ハニークイーン」は「恵」に「レロ11号」を交雑して得られた実生から選抜、育成したもので、果実は円錐形、果皮色は濃紅色、大きさは350g程度の大玉で、蜜入りの極めて多い、10月下旬に成熟する晩生...
すもも「太陽」に対する「スターキングデリシャス」の交雑和合性
要約 すもも「スターキングデリシャス」は、「太陽」に対して交雑和合性を有し、従来の受粉樹である「ハリウッド」に比較して、「太陽」の開花期間が合致しやすく、果実品質が優れる。 背景・ねらい 「太陽」は樹...
要約 初期発生本数が異なる強害外来雑草(キハマスゲ、イチビ、マルバルコウ)のトウモロコシ畑における発生消長は雑草によって異なったが、収穫期における雑草の混入割合は5~15%で、雑草の発生によって、トウモ...
要約 採卵鶏への貝化石の301日齢からの添加給与、ペレット飼料による栄養摂取の斉一化、及び夏期の送風を組合わせることにより、破卵の発生を半減できる。又、強制換羽の早期実施により、産卵期間を通しての破卵...
要約 乳量水準別、季節別に乳牛の行動を調査したところ、乾物摂取量、起立時間、排糞量飲水量などに違いがあり、季節や乳量が異なると行動に差があることが判明した。 背景・ねらい フリーストール・ミルキングパ...
交雑牛(黒毛和種×ホルスタイン種)の肥育後期における濃厚飼料のTDN水準について
要約 交雑去勢牛における肥育後期の濃厚飼料のTDN濃度(原物中)について検討した結果、72%区に比べて、76%区で肉色が濃く、発育、1kg増体に要した養分量、胸最長筋面積及び胸最長筋脂肪含量が劣っていた。このこ...
要約 暑熱時に給与する混合飼料に用いるチモシー乾草の切断長の長い区(TL区:10cm)と短い区(TS区:2cm)を比較したところ、乾物摂取量はTS区が有意に多く、乳量もTS区がやや高い傾向を示した。このことから粗...
要約 コンニャク精粉の製造過程で副産物として産出される飛粉を、堆肥の代替としてコンニャク畑に還元することにより、オガクズ豚糞堆肥を上回る収量を上げ、家畜糞尿堆肥連用時に起こる土壌中のリン酸の蓄積を軽...