要約 山口県日本海沿岸域においてメダイ釣りを推進するため、メダイの生態調査および釣獲試験を行った。その結果、本海域におけるメダイの分布の特徴、年齢と成長、産卵実態、及び釣獲方法を明らかにした。 背景...
要約 山口県日本海域におけるアカアマダイの資源回復を図るため、資源診断と資源動向予測を行い、その結果を基に平成18年7月に山口県は資源回復計画を策定した。資源回復計画策定後は資源動向のモニタリングを実...
要約 小型底びき網底網前部の目合を10節(約32mm)から7節(約50mm)に拡大することで、メイタガレイ幼魚の混獲を3-4割減少させるが、総水揚げ重量には影響を与えない実用的な混獲軽減漁具を開発することができた...
要約 これまでの研究で主に水中ポンプで飼育水を撹拌する飼育手法により非常に良好な成績が得られることが分かった。今回はその再現性の確認を行った。その結果、昨年以上に良好な成績が得られたことから、当該飼...
アカアマダイ種苗生産における鰾形成率を安定させるための飼育条件
要約 アカアマダイの鰾形成を促進するため、水面の油膜を除去した。その結果、鰾形成率が高い値で安定した。このことは、鰾形成不全との相関が知られる脊椎湾曲症の防除が期待され、本種の量産技術向上に寄与する...
要約
エコフィードを市販配合飼料の一部として代替給与する場合、その代替率は肥育前期で30%、肥育後期で10%とすることにより、飼料要求率が改善し、肥育期間中の飼料費を低減すること...
要約 0.5~2gのモグサ量を用いて燃焼温度の測定を行った結果、モグサの量を0.5g、かつ接着剤にデンプンのりを用いた施灸は、燃焼時の最高温度が66.5℃と低く、さらに所用時間も8.3分と短く、常法(2g)と同様の効...
要約
クリ「岸根」は、1年生苗木をさらに1年間苗圃で育成して定植すると良い。育成中に新梢を摘心し、定植時に枝の切り返しを行うことにより樹冠が早く拡大し、初期収量が多くなる。ま...
要約
地域活動の実態を把握できる診断項目を用いることで、地域の特徴と将来動向を診断できる。調査方法と診断手順の明示及び診断結果のベクトル化により、中山間地域を中心に住民が支援...
晩播栽培ダイズ「サチユタカ」のコンバイン収穫に適した栽植密度、栽植様式
要約
7月中下旬播種の晩播栽培では、栽植密度を15~20本/㎡確保すれば収量低下が抑えられ、さらに、密条播にすることで、コンバインの刈り残し損失を軽減し、雑草の発生を抑えることが...
背景・ねらい
衛星Chl-a情報は広範囲の情報が一度に得られ、船舶や飛行機での観測にはなかった大きなメリットを有している。山口県の日本海側では、瀬戸内海とは対照的に赤潮モニタリングの頻度が少なく、...
duplex-tube capture-RT-PCRによるヤマノイモモザイクウイルスとヤマノイモマイルドモザイクウイルスの同時検出
要約 試料をカーボネートbufferで磨砕し、tube captureすることで行うduplex-tube capture-RT-PCRにより、ヤマノイモモザイクウイルス(JYMV)とヤマノイモマイルドモザイクウイルス(YMMV)が、簡便かつ迅速に同時検...
背景・ねらい
「板うに」の型くずれ防止のために使用されるミョウバンは、濃度の高い溶液では独特の渋味を持つため、処理方法の違いにより品質がばらつく。そのため市場からは、ばらつきをなくすための技...
要約 キジハタの種苗生産においては、初期(ふ化~10日齢)の大量減耗が問題になっている。通気を使用せずに水中ポンプで飼育水を攪拌する飼育方法により10日齢での生残率が大きく向上した。その結果、1ton水槽で...
要約 アカアマダイの種苗生産において、過去2カ年の飼育試験から仔魚期の遊泳力の弱さや成長の遅さなどが生残率低下の主な要因として考えられた。このことをふまえて飼育条件を改善したことで、飼育初期の生残率...
要約 小麦品種「ふくさやか」は、「農林61号」と比べて早熟で倒伏に強く、外観品質も安定して優れ、灰分が低く、製めん・製菓適性の評価も高いことから、山口県の奨励品種に採用された。 キーワード コムギ、ふく...
ファイトトラップを用いたイチゴにおける捕食性ダニ類モニタリング法
要約 イチゴ上で活動するカブリダニ等の捕食性ダニ類は、ファイトトラップを2日程度設置した後にツルグレン装置で抽出することにより、簡便に正確な種構成、発生推移をモニタリングできる。 キーワード イチゴ、...
要約 農家がほ場で、ホウレンソウケナガコナダニの発生を容易に確認できるモニタリングトラップ(コナダニ見張番)を開発した。同トラップは潅水しても濡れにくい構造で、コナダニを肉眼で確認しやすく、従来のト...
要約 放牧未経験の繁殖牛に電気牧柵の馴致を行う際は、開始後48分以内に2~7回牛が自ら電気牧柵に接触することで電気牧柵を認識した。電気牧柵の認識は、電気牧柵の外から餌で誘導しても電気牧柵に接近しないこ...
設置が簡易なスリット型コンテナを利用したブドウ根域制限栽培法
要約 根域枠にスリットを有するコンテナを用いて連結させ、用土はマサ土とバーク堆肥の混和工程を省略することで設置が簡易で、根域の大きさが自在の栽培ができる。この方式により、定植2年目で成園並の収量と果...