要約 細菌性苗立枯症である褐条病の発病をグルコース、ガラクトースおよびスクロース液中で催芽することで抑制できる。 キーワード 褐条病、糖類、催芽時処理 背景・ねらい 環境保全型農業が推進される中で化学農...
ナミハダニの加害がリンゴの葉の同化機能および果実品質に及ぼす影響
要約 ナミハダニの加害によってリンゴの葉の水分含量およびクロロフィル量が減少し、光合成速度が低下する。果実品質においては、糖度と着色の低下が認められる。 キーワード リンゴ、ナミハダニ、光合成速度、糖...
微生物農薬と化学農薬を組み合わせた細菌性苗立枯症の体系防除技術
要約 細菌性苗立枯症を総合的に防除するには、銅剤で種子消毒したのち微生物農薬シュードモナスCAB-02水和剤の100倍液を播種後覆土前に箱当たり100ml散布することが効果的である。 キーワード もみ枯細菌病、褐条...
整畦植込み機を用いた遅植えによるチューリップ微斑モザイク病防除技術
要約 〔整畦植込み機を用いた11月中旬以降の遅植えによりチューリップ微斑モザイク病を防除できる。 キーワード チューリップ微斑モザイク病、整畦植込み機、遅植え 成果の内容・特徴
要約 育苗箱全量施肥用シグモイド型被覆尿素肥料〔100日タイプ(45日抑制-55日溶出)〕(以下SS100Aとする)を穂肥対応肥料として使用することにより、直播栽培コシヒカリの生育ステージに合致した全量基肥施肥が可...
大規模稲作経営の米1俵あたり生産費10,000円を実現するための経営指標
要約 大規模稲作経営において、米1俵(60kg)あたり生産費10,000円を実現するためには、直播、コシヒカリ富山BLの導入、収量520kg/10a、機械の使用期間の延長、支払地代の引き下げなどを行う必要がある。 キー...
要約 モミジガサの生育には夏季の60%程度の遮光が適している。ウド栽培下でモミジガサを栽培すると、これと同等の遮光効果が期待でき、モミジガサの生育と収量が向上する。 キーワード モミジガサ、ウド、遮光、...
要約 サトイモの種いもを分割し苗とする分割育苗法では、育苗日数を30日から60日間と延長することにより、着生いも数が増加し、かつ肥大も促進され、慣行栽培より3~4週間の前進収穫が可能となる。 背景・ねら...
春まき夏秋どりネギの窒素吸収パターンに合わせた全量基肥施用技術
要約 窒素吸収パターンに合った被覆尿素肥料の育苗箱施用や本圃の条施用で、9、10月どりネギの全量基肥栽培が可能である。本技術により、慣行栽培に比較して、育苗箱施用で約70%、条施用で50%の窒素成分が...
白色の花壇・切り花用ユリ咲きチューリップ新品種「砺波育成108号」
要約 花色が白色のユリ咲きチューリップ「砺波育成108号」を育成した。ユリ咲き品種としては茎長が長く、ボリューム感のある草姿で、12月出し促成栽培でも全株開花することから、花壇植え、切り花生産に適する。 ...
球根腐敗病、微斑モザイク病に強い赤紫色のチューリップ新品種「砺波育成107号」
要約 花色が赤紫色のチューリップ「砺波育成107号」を育成した。球根腐敗病、微斑モザイク病に強く、茎葉が強健で草姿はボリューム感があり、12月出し促成栽培でも全株開花することから、花壇植え、切り花生産に...
大豆「エンレイ」の子実水分および子実表面の色調から判断した収穫適期
要約 大豆「エンレイ」の高品質化に重要な収穫適期は、子実の水分、子実表面の色調、莢と子実の状態を判断基準にして、子実水分が20%より低くなった時点から約10日間である。 キーワード 大豆、エンレイ、品...
要約 「ファイバースノウ」では、高品質多収のための適正播種時期は9月下旬~10月上旬で、また適正苗立数は160~180本/平方メートルである。 キーワード 大麦、ファイバースノウ、播種時期、苗立数、穂数、子実重...
直播「コシヒカリ」の穂肥施用のための葉色補正を加えた発育段階予測
要約 直播「コシヒカリ」の幼穂形成期および出穂期は、播種日以降の一日毎の日平均気温に基づく発育速度を積算することで予測可能であり、幼穂形成期の推定は葉色により補正が可能である。また、幼穂長15mmの1回...
要約 出穂後0~19日の平均気温および出穂後30日~成熟期の全天日射量からコシヒカリの成熟期における立毛胴割米の発生程度を予測できる. キーワード 水稲,コシヒカリ,胴割米,予測,平均気温,全天日射量 背景...
トラクタ搭載式分光反射測定装置による「コシヒカリ」の生育診断
要約 天空地上同期測定型分光反射測定装置はトラクタに搭載して,走行しながら「コシヒカリ」の窒素吸収量の測定が可能である.また,本装置は天空光が変動する条件下においても安定した計測精度を得ることができ...
要約 「三社」において加工適正の高いヘタ部果皮色指数4まで成熟させても、果頂部軟化しにくい果実を生産できる葉色基準は10月上旬のSPAD値が50~52程度である。 キーワード かき「三社」、葉色、果頂部軟化 背景...
要約 7ヶ月齢から肥育を開始する場合、肥育前期からDGを高く設定した飼料給与法は、中期以降に高く設定した給与法に比較し肥育期間の短縮が可能である。また、バラ厚が厚く筋肉内脂肪含量も多くなり、26ヶ月齢...
要約 高能力牛の泌乳初期(分娩後10週間)における濃厚飼料の多回給与が乳生産性と分娩後の初回発情回帰に及ぼす効果は、乾物粗濃比が概ね5:5水準の飼養管理下では期待できない。 キーワード 高能力牛, 泌乳初...
要約 3~15か月齢のホルスタイン種雌牛に濃厚飼料を定量給与する場合には、TDN含量が50%と中程度であってもNFC含量が16%の高い乾草を飽食させることで、日本飼養標準に示された乾物量が摂取できるとともに0.8k...