発育を進めることでウメ「南高」果実および梅酒の機能性は向上する
要約 ウメ「南高」果実の機能性(クエン酸含有量、1果当たりの抗酸化能)は発育ステージが進み、大果になるほど高い。梅酒加工品の品質(機能性、褐色度)を高めるためには熟度、果実肥大を促して利用することが...
ヒノキ花粉飛散数を利用した果樹カメムシ類のカキ果実の被害予測
要約 ヒノキ花粉の飛散数比(当年/前年)が低いほど、チャバネアオカメムシなど果樹カメムシ類のカキ園への飛来時期が早まり、被害も多い。またヒノキ球果における幼虫数が減少し始めるとカキ園での被害増加の危...
ハクサイ根こぶ病対策でのシアゾファミド水和剤セル苗かん注の併用処理効果
要約 ハクサイの根こぶ病対策で、シアゾファミド水和剤のセルトレイ苗かん注処理は、圃場の酸度矯正やフルアジナム粉剤の土壌混和と併用処理すると発病抑制効果を高める。 キーワード ハクサイ根こぶ病、シアゾフ...
要約 茶葉抽出滓類はいずれも硝酸態窒素を取り込み、その量は炭素1g当たり10~12mgとほぼ一定である。窒素含量が多くC/N比が低い煎茶滓等は、ウーロン茶滓に比べて茶滓由来の窒素無機化量が多いため土壌中無機態...
春季の紀伊水道における暖水波及の短期変動とカタクチイワシ仔魚の分布
背景・ねらい 目的・方法:
紀伊水道で春季に漁獲されるカタクチイワシシラスは,太平洋南部海域で孵化した仔魚が黒潮に運ばれ,暖水波及によって漁場に来遊したものであると考えられている.しかし,従来の定...
背景・ねらい ねらい・目的:
紀伊水道周辺海域のマルアジは、中型まき網、一本釣、小型底曳網、定置網等によって年間数千トン漁獲される重要な漁業資源である。近年、本種では、漁獲の激減と産卵群の低年齢化...
要約 平棚整枝では身長に合わせた低樹高化が実現でき、作業の安全性や作業効率が向上する。また、果実肥大や糖度が優れるとともに、果実重のバラツキも小さくなる。 キーワード カキ、「刀根早生」、平棚整枝、軽...
要約 バラの循環型養液栽培における給液方式は、排液独立循環方式が優れる。開発したシステムは、補充培養液の濃度を冬期EC1.1dSm-1、夏期EC0.9dSm-1とし、培養液を15日毎に更新することでかけ流し式とほぼ同等の...
要約 光センサー選果により蓄積される選果データを園地台帳や売上データ等とリンクさせ、一筆圃場カルテデータベースを構築し、GISと結合した園地診断システムを作成した。これにより園地毎に適切な生産・経営支...
要約 土壌中の硝酸態窒素は、ウーロン茶抽出滓を添加すると土壌水分が最大容水量の60%では有機化、最大容水量では有機化及び脱窒により減少する。硝酸態窒素5mgを低減する茶滓量は、最大容水量の60%では乾物1g、...
要約 労働負荷が大きく土壌改良が困難な急傾斜ウンシュウミカン園においては、おがくず牛ふん堆肥を原料とする成型堆肥を施用することで、楽に土壌改良と細根の増加を導くことができ、施肥量の削減にもつなげられ...
要約 フジコナカイガラムシの薬剤感受性は、1齢幼虫をインゲンマメの葉片に放飼し、各発育段階に到達後、回転式薬剤散布塔を用いて葉片ごと薬剤散布する虫体・葉片散布法で調べることができる。 キーワード フジ...
要約 ステンレス製の釘をセンサープローブに用いた携帯型 TLO 土壌水分計の接触計測値は、樹体体積含水率との関係が高いことから、太枝や太根体積含水率の変動を簡単に推定できる。 キーワード ウメ、樹体体積含...
要約 市販の安価な鉄製の釘をセンサープローブに用いた携帯型TLO土壌水分計の接触計測値から、土壌体積含水率の検量線を作成することによって、れき質土壌園地の表層土壌体積含水率を簡単に計測できる。 キーワー...
成果の内容・特徴 潮岬沖の黒潮の離接岸状況と八丈島での黒潮流路を把握することで、ひき縄漁業で漁獲されるビンナガの精度の高い漁況予測を提供する。
成果の内容・特徴
要約 ウメの果実肥大期における果実硬度と水ストレスとの間には高い相関がある。葉の水ポテンシャル-0.49MPaを下回ると軟化が始まることから、このときの果実硬度2.6kg(11:30~14:00)はかん水の開始点を判断す...
カキ「太秋」の主幹形整枝隔年交互結実による雌花の安定確保と省力生産
要約 カキ「太秋」は強い切り返しせん定を行い、翌年(遊休年)に強い結果母枝を確保することにより、2年に1回ではあるが雌花が安定的に確保できる。また、本栽培法は冬期せん定が簡単、人工受粉が不要など省力的...
要約 不織布ポットでモモ1年生苗を2年間育苗した場合、掘り上げ作業が短縮、簡便となり、細根が多く、定植後2年目には結実させることが可能な大苗を育成することができる。 キーワード 改植、根域制限、早期成園...