要約 9月期に収穫されるエダマメ新品種の販売時に豆の特徴や産地を紹介するPOP(産地POP)を量販店のエダマメ販売コーナーに掲示することで、価格POPみの約2倍、試食販売と産地POP併用で約5倍の購入者となる。...
要約 シンテッポウユリ採花後の切り下球根を用いた9月出し栽培に適する球根の貯蔵温度は0~-1℃である。貯蔵終了後は、5℃で4週間催芽する。球周は8cm以上が適し、7月上旬までに定植する。 キーワード シン...
要約 ウワミズザクラ樹上で、クサギカメムシの卵から成虫まで各生育ステージが存在し、幼虫はウワミズザクラの果実を餌として成虫まで発育できる。 キーワード クサギカメムシ、ウワミズザクラ、寄主植物 背景・...
果汁が多くニホンナシのような食感を呈するリンゴ新品種「秋しずく」
要約 リンゴ新品種「秋しずく」は、10 月下旬に収穫可能な三倍体の晩生種である。果形は長円でやや大玉であり、外観は種子親の「王林」に酷似する。食味は甘酸適和で果汁が極めて多い。常温で約3週間、冷蔵(1±...
要約 リンゴ新品種「ゆめあかり」は、10 月中旬に収穫可能な中~やや大玉の中生種である。腰高の果形に鮮紅の果皮色を呈し、外観は優れる。多汁で緻密な肉質を有し、微酸系の食味である。室温で約2週間、冷蔵(...
要約 乳用種去勢牛の肥育において、配合飼料の代替としてシイタケ廃菌床を約1kg/日(TMR 乾物中5~10%)給与しても、増体,長, 健常性および生産物への影響を与えることはない。これにより配合飼料利用量を約15%...
要約 リュウホウのちりめんじわ粒は作付条件に関わらず、子実水分が急激に低下する成熟期2~5日前から増加する。播種期を遅くすることで子実水分低下は緩慢となるため、晩播栽培による抑制効果が認められる。 ...
要約 東北地域における水稲直播栽培では移植栽培と比較して減収するものの、出穂の遅れや籾数の減少等により、2次枝梗着生籾の減少、登熟気温の低下、玄米粒形の増大を生じ、千粒重の増加や整粒歩合の向上により...
飼料イネ栽培における未熟な家畜ふん堆肥の多投は環境への負荷を増加させる
要約 未熟な家畜ふん堆肥を多投(36t ha-1)した飼料イネ栽培では、完熟堆肥施用に比べて窒素吸収量が増加するが、窒素、リン流出量は完熟堆肥施用に比較してそれぞれ32%、18%、メタン発生量は2.3倍に増加し、...
多窒素栽培の飼料イネ収穫の適否は籾黄化率または葉色値で判定できる
要約 飼料イネの出穂からダイレクトカット収穫に適する水分含量65%に低下するまでの積算気温は、多窒素栽培による窒素吸収量の増加に従い高くなる。極端な多窒素栽培でも籾黄化率60%以上、あるいは止め葉葉色値...
要約 高温登熟条件下における胴割れ米発生を軽減するためには、登熟初期の高気温を回避する作期選択や圃場内地温を下げる水管理が有効である。また、登熟期間の葉色値が高いと胴割れ率が低下する傾向にある。 キ...
要約 有色米品種由来の交雑粒は玄米色では一般米と識別できないが、紫黒米品種「おくのむらさき」、「朝紫」由来の交雑F1個体は葉舌色及びふ先色、赤米品種「夕やけもち」由来の交雑個体はふ先色で一般米品種と識...
東北地域向けの早生稲発酵粗飼料専用新品種「べこごのみ」(奥羽飼395号)
要約 水稲「奥羽飼395号」は、熟期が東北地域において早生に属する粳種である。基幹食用品種の収穫前に黄熟期収穫が可能で、耐倒伏性が強く直播適性があり、乾物収量が高いことから東北地域中北部向け稲発酵粗飼...
早熟でモザイク病に強い納豆用極小粒だいず新品種「すずほのか」(東北146号)
要約 だいず「すずほのか」は「コスズ」よりも早熟、短茎で耐倒伏性が優り栽培しやすい。ダイズモザイクウイルスに強く、収量と品質は「コスズ」並みである。子実は極小粒で納豆加工適性も良好である。 キーワー...
要約 チョロギのモザイク症状の病原は2種のウイルスである。茎頂培養により作出したウイルスフリー株は顕著な増収効果を示す。 キーワード ウイルス、ウイルスフリー、茎頂培養、増収効果、チョロギ、モザイク症...
収穫から予冷までの時間を2時間に短縮するとエダマメ内部品質は高く維持される
要約 収穫から予冷までが8時間(現行)から2時間に短縮されると、内部品質は、現行に比べ糖で19%、アミノ酸で21%高く維持される。 キーワード エダマメ、収穫・脱莢機、選別機、内部品質、糖、アミノ酸 背景...
要約 耕うん同時畝立て施肥播種機を基幹としたエダマメの省力機械化体系は、慣行体系と比較して播種工程で80%、作業全体で56%の省力化率となり、作業負担度が81%減少する。本体系の損益分岐点面積は5.7haと試算さ...
要約 エダマメ選別装置は、エダマメ莢の熟度と形状の情報を取得する透過光検出部、莢の病虫害や機械的損傷の情報を取得する反射光検出部、搬送用の網目コンベア、エダマメ選別アルゴリズムを持つ画像処理装置、選...
要約 病虫害等の傷は、莢全体と傷部に二値化抽出して、両者の比率による被覆面積率を用いて選別する。子実熟度は、照明を照射して得られた透過画像から莢全体と子実部を抽出し、両者の画素数比を用いて選別する。...
要約 エダマメの精選別には、高さ70cm程度で表面に灰色系統のポリ塩化ビニル製プレートを敷設する調製作業台が適しており、それを利用することで選別数と作業性の評価が向上して作業を改善できる。 キーワード エ...