摘要 収集した遺伝資源の品質特性を明らかにし、その評価技術を確立する一環として、アメリカ及び韓国から導入したニンニク34品種・系統について、糖、有機酸及びアリイン含量を測定した。その結果、アメリカか...
摘要 植物は一般に、自己防衛システムの一つとして外部に対する抵抗性物質(抗菌性物質、忌避物質など)を合成していることが知られている。これらの物質の種類は多く、その作用も多様である。例えば、アリルイソ...
果樹の一般成分・機能性成分の変動とデータベース化に関する研究-リンゴ果実中の糖・酸等一般成分のデータベース化
摘要 果実に含まれる各種成分の含量は同一品種であっても栽培条件や環境要因によりかなり変化することが知られている。また、収穫後における変化も貯蔵、流通時の条件により異なってくる。しかしながら、このよう...
摘要 作物の3次機能(ヒトの健康を増進させる生体調節機能)の活用に必要な実験法の開発を行った。作物の機能性評価に適した生物検定法として草食性原生動物の培養システムを開発し、試料の調製法および微生物の...
摘要 クフェア属植物種子中の脂質は、吸収が良くコレステロール値を下げるなどの機能性があると言われている中鎖脂肪酸を多量に含むことが知られている。更に、抗酸化性物質を含んでいることが、一昨年、当研究室...
カンキツ類のフラボノイド新機能成分育種における選抜法の開発(5)
摘要 カンキツ育種において機能性成分のうち、保健機能、味覚機能、耐病虫性などに関与するフラボノイド類の産出について、早期選抜法を確立し、新しい機能に着目した永年性作物の育種の効率化をめざす。5年度は...
摘要 カンキツ類では、形質転換法の確立が進み、遺伝子操作による機能性成分などの付与が試みられている。その1つであるリモノイドについて、遺伝子操作による育種素材の作出が期待されている。普通温州などに含...
摘要 橙肉色かんしょの塊根中におおく含まれ、機能性成分でもあるカロテノイドの分析法・簡易測定法を検討した。まず、かんしょに適用できるカロテンの抽出法及びHPLC条件を検討し、カロテンの分析法を確立し...
摘要 サトウキビ植物体を基部・頂部にわけワックスをスパテルでかきとったもの及び全植物体の表皮を試料とした。試料をヘキサンで還流抽出後、抽出液の一定量を乾固して、ビストリメチルトリフルオロアセタミドを...
摘要 ごま種子中にはセサミン、セサモリン等様々な機能性成分が含まれている。セサミン、セサモリンは強度の抗酸化性を有し、この含量はごまの系統により異なり、高含量系統が発見されている。しかし、農業特性は...
摘要 種々の利用形態と多様な消費動向を前提として、トマト果実の形状、色、化学成分、物理性などについて、用途別の利用適性要素を解明するため、5年度は果実の呈味成分や機能性成分を調査した。供試61品種の...
カンキツ類における機能性成分の高含有素材の検索、評価(35)
摘要 カンキツ類は多くの高機能成分を含んでおり、なかでも果実に多く存在するテルペノイド類は香料原料や抗菌物質としての利用等が期待されている。そこで、これら成分の時期、種・品種間の動態把握と、アレロパ...
摘要 最近、野菜に含まれるビタミン類や活性酸素消去能の強い機能性成分の含有量低下が顕在化しつつあり、これら成分含有率の低下はハウス栽培の拡大、それに伴う栽培期間の拡大、多収品種の開発などが関係してい...
カンキツ類における機能性成分の高含有素材の検索、評価(35)
摘要 カンキツ果皮から発せられる香気成分の同定をガスクロマトグラフイーを用い、109品種について行った。その結果、主たる成分は20弱と少なかった。また、これらは品種で特徴ある組成を示し、品種に特異的...
摘要 サトウキビは砂糖以外にも、オクタコサノールやステロール類などの健康に寄与する成分を含んでいる。現在、オクタコサノールは食品添加物としての利用があり、植物ステロールは化粧品素材となる。従来サトウ...
摘要 カンキツ10品種の根皮からアクリドンを調製し、その種類、含有量の品種間差を調べた。種類が最も多かったのはブンタン近縁のカンキツ類で、10種類が同定された。最も少ないものでは1種類も確認できない...
カンキツ類における機能性成分の高含有素材の検索、評価(33)
摘要 場内にあるカンキツ類19品種の果皮中のテルペノイドを分析し、成分としてリモネンが著しく多いこと、他の微量成分については品種間差異が大きいことを明らかにした。ユズ6系統間の果皮中テルペノイド組成...