家畜重要疾病の疫学解析及び監視技術の高度化等による動物疾病対策技術の確立
摘要 口蹄疫・豚コレラ感染拡大シミュレーターは、講習会等を通じて25 県に配布した。口蹄疫ウイルスの遺伝子情報を用いた感染ネットワークを多変量回帰モデルで解析し、他農場への感染を起こしやすい要因を示し...
摘要 ウイルス浸潤状況調査では、これまでの国内株と異なる豚サーコウイルス株が国内に浸潤していることを明らかにした。豚流行性下痢について開発した迅速検査用キットを各都道府県に配布した。牛白血病について...
メタボローム解析やエンドファイト利用による作物の養分循環機能活用生産技術の開発
摘要 エンドファイトの共生による窒素固定の制限要因と活用条件の解明に関しては、a) カンショから分離した窒素固定エンドファイトBradyrhizobium属AT1株から、抗生物質二重耐性株を再分離した。その耐性株を用い...
① 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1.コムギの全ゲノム解読を目指している国際コムギゲノム解読コンソーシアムの一員として、コムギ6B染色体の詳細物理地図作成とゲノム配列解読を行っている。コムギ6B染色体由来のBACクローン68,000個を使...
フードチェーンにおける危害要因の迅速・高精度評価技術及び衛生管理技術の開発
摘要 食品の製造・加工・流通の過程で生成する有害化学物質に関しては、a)アクリルアミドについて、平成22年6月までの4年間に主要6都市でメーカーの異なる2銘柄の市販ポテトチップをサンプリングして得たデータを...
摘要 1.蛍光や体色以外のマーカーとして、抗生物質の一種であるブラストサイジンSに対する耐性遺伝子ブラストサイジンSデアミナーゼを用いて、組換えカイコの産業化に有用であると考えられる薬剤耐性マーカー...
病害虫及び土壌肥料に関する素材開発研究、3.基幹作物の土壌及び施肥の改善、(1)野菜・花きの施肥法に関する試験、 1)有用有機物の直接施用法の検討と対象作物の検索、
摘要 目的:有用有機物について、堆肥化を経ない施用方法を検討する。また、その施用方法に適した作物の検索を行う。、成果:県内で生産販売されている牛・豚・鶏ふん堆肥の窒素無機化は、培養条件(試料サイズ等...
b.流通・消費段階における情報活用技術及び品質保証技術の開発
摘要 1)生産情報データベース(SEICA)におけるデータの入力・修正について、これまでのWeb上で行う形式に加え、SEICAからダウンロードしたファイルを用い、自身のコンピュータ上で入力・修正した後、SEICAへアッ...
摘要 農業生産に及ぼす温暖化の影響の解明に向けて、1)土壌凍結深モデルによる最大土壌凍結深の長期シミュレーションを行い、北海道道東地方における土壌凍結深は顕著に減少する傾向にあること、十勝の火山灰土...
b.流通・消費段階における情報活用技術及び品質保証技術の開発
摘要 1)外食産業において農産物・食品の生産情報を表示するための基幹システムを開発した。このシステムでは、食材の供給者が物流情報に基づき産地情報を入力することにより、外食産業の店舗で産地情報を印刷す...
摘要 気候温暖化に伴う環境変動については、1)北海道十勝地方では、過去には土壌凍結が発達していたため融雪水の下方浸透が抑制されていたが、土壌凍結が減少した近年は融雪水の浸透が促進され土壌水分移動量が...
摘要 目的:マイナー作物の農薬登録を推進する。エンダイブ、トウガンなどマイナー作物に発生する病害虫の耕種的防除法を開発する。成果:(i)エンダイブ菌核病の防除:ハウス栽培エンダイブでは、菌核病にセイビ...
摘要 と畜直後の牛肉を凍結下で照射してDNA損傷との比較を行った結果、コメット全長を解析パラメータとした頻度分布のパターンから、貯蔵によりDNA損傷が生じた。非照射試料でも判別が可能であった。また、2-アル...
家畜排泄物等の有機物資源を活用した特別栽培農産物生産技術体系の確立
摘要 目的:「家畜排せつ物処理適正化法」や「食品リサイクル法」等の施行、併せて硝酸態窒素が環境基準に格上げされるなど、有機物資源の適正な循環利用が強く求められている。本県の特別栽培農産物のあるべき姿...
摘要 コクゾウムシとアズキゾウムシに対して、ソフトエレクトロンの照射を時期を変えて2回行うことで、殺虫率が大幅に改善された。また、コクゾウムシに対して、ソフトエレクトロンとリン化水素くん蒸を組み合わ...
家畜排泄物等の有機物資源を活用した特別栽培農産物生産技術体系の確立
摘要 目的:「家畜排せつ物処理適正化法」や「食品リサイクル法」等の施行、併せて硝酸態窒素が環境基準に格上げされるなど、有機物資源の適正な循環利用が強く求められている。本県の特別栽培農産物のあるべき姿...
摘要 目的:消費者等の要望により有機農産物についての基準が明確化された特定JAS法が平成13年4月より施行される。このように現在、消費者の有機、特別栽培農産物に対する関心は高まっている。そこで、岩手...
摘要 寄生虫の抗酸化酵素は自己の活性酸素除去と宿主免疫機構回避の両面に深く関与すると考えられる。そこで、豚回虫(A. suum)を用いて抗酸化酵素のひとつであるチオレドキシンペルオキシダーゼ(TPx)の分子性状...
摘要 cDNAライブラリーを用いたサブトラクション法により細胞内寄生菌の感染に対する宿主食細胞の応答の変化を解析し,細菌感染時に特異的に発現する宿主側の遺伝子の構造解析を試みた。細胞内寄生菌豚丹毒菌...
寄生虫・原虫病の感染防御に関与する分子の生化学的性状に関する基礎研究(14)
摘要 牛の肝蛭のミラシジウム、スポロシスト、レジア、セルカリア、メタセルカリア、幼虫、成虫抗原には、共通抗原の他、ステージ特異的な抗原、特に、腸管に抗原が存在すること、幼虫に対する抗血清は、虫卵、ミ...