要約 主枝・亜主枝の横~上面から発生した徒長的な新梢を予備枝として利用し、予備枝から伸長する新梢は6月中旬に摘芯する。これにより良質な側枝が確保できるとともに、側枝の育成期間も短縮できる。育成した側...
要約 山口県農試育成系統「山口2号」を種子親に、同育成系統「HST」を花粉親にして交配し、育成した促成栽培用の品種である。うどんこ病に強く、果実が硬く、食味が良い。草姿は立性で、促成栽培期間中の腋芽...
大豆品種「サチユタカ」の高品質安定生産のための播種期、栽植密度
要約 「サチユタカ」の播種適期は平坦部では6月中旬~7月上旬、山間部では6月上~下旬である。適正栽植密度は6月播では15~20本/m2であるが、7月上旬以降の晩播では短茎化し着莢位置が低くなるので、着莢位...
要約 「山田錦」とほぼ同熟で、耐倒伏性や収量性に優れた酒造好適米品種「山口酒1号」を育成した。心白は粒の中心部に線状で発生し、砕米は少なく、タンパク質含量及び酒造適性は 「山田錦」並に良好である。 キーワー...
要約 パン用硬質小麦品種「ニシノカオリ」は、「チクゴイズミ」より収量性は劣るものの、同程度に早熟で倒伏に強く、外観品質が良好で製粉・製パン適性が優れることから、山口県の奨励品種に採用する。 キーワー...
ヤマノイモモザイクウイルス(JYMV)によるモザイク病に強いヤマノイモの新品種「山口2号」
要約 山口県徳地町在来ヤマノイモ(イチョウイモ)から選抜した優良系統に、弱毒ウイルスを導入し、育成した生産性の高い品種である。JYMVによるモザイク病に強く、薯の肥大が優れる。薯の形状は扇型で揃いがよい...
背景・ねらい 山口県日本海沖合水域(見島南西水域)においてマアジ等を対象とした大規模な漁場造成を行うための適地選定と効果的な造成手法について調査・検討し、以下のことが明らかになった。
背景・ねらい 山口県日本海沖合海域(見島南西水域)において,マアジ等を対象とした大規模な漁場造成を行うための適地選定と効果的な造成手法について調査・検討し,以下のことが明らかになった。
背景・ねらい ねらい・目的:
地球温暖化が問題にされ、「昔より水温が上がった」という話を耳にするが、山口県の周防灘海域では実際に水温がどのように変化しているかを明らかにする。
成果の特徴:
こ...
要約 生分解性ポリ乳酸発泡体を家畜糞堆肥化の副資材に用いると、水分含量が69%以下であれば堆肥化が進む。発泡体の混合量は、漏汁が発生するため、オガクズ量の60%代替が限度である。また、夏期は分解が促進さ...
要約 肥育前期における飼料イネサイレ-ジの給与は、チモシ-乾草に比べ増体及び肉質に差がなく、有効活用できる。また、飼料イネサイレ-ジの粗飼料価指数は、チモシ-乾草より大きい。 キーワード 飼料イネサイ...
要約 バラのロックウール栽培システムの液肥混入機を活用し、ボラ土を培地として1タンクの養液循環方式により、ロックウールかけ流し栽培と同等の収量・品質が得られる。 キーワード バラ、循環型養液栽培、ボラ...
要約 都市的地域の直売所は、不足する地場産農産物を供給する役割を果たし、顧客満足を満たすことで出荷者の農業所得の向上を図る。中山間地域の直売所は、地域外の顧客を求心し、商圏を拡大することが重要である...
要約 稲発酵粗飼料の現地の定着を図るためには、生産法人等による耕種側の組織化を図り、畜産側を中型ロールベールが1日で給与できる飼養規模とし、省力低コスト安定生産技術の導入と中型コンバインベーラを核と...
要約 ヒメクロユスリカは9月から翌年の5月まで発生し、幼虫がホウレンソウの芯葉と発芽時の胚軸を加害する。20℃の発育日数は卵から成虫までは20.7日、産卵前期間1.9日である。ダイアジノン粒剤(播種前土壌混和)...
要約 バラの新葉や蕾を加害するバラハオレタマバエは、5月~10月に発生し、夏期に 1~1か月半の被害の発生しない期間がある。ネオニコチノイド系殺虫剤の効果が高い。 キーワード バラ、バラハオレタマバエ、...
Competitive PCRによるカンキツグリーニング病の病原体DNAの定量
要約 カンキツグリーニング病に感染した植物組織中の病原体に由来するDNAをCompetitive PCR(競合PCR)により定量することで、病原体の増殖量を推定できる。 背景・ねらい カンキツグリーニング病は、熱帯・亜熱...
成果の内容・特徴 未利用資源であるこれらカニ類を新規食品素材とするためペースト化するとともにカニ醤油、カニ塩からを試作した。
成果の内容・特徴 間伐材の有効利用を図るため、間伐材魚礁(1.5m角井桁型魚礁)の耐久性と魚類蝟集効果について調査し、次のことが分かった。
要約 棚田等の耕作放棄地においても、放牧及び電気牧柵を経験した牛を用いて、放牧飼養することにより、耕作放棄地の草刈り作業等の保全管理が可能となる。 キーワード 耕作放棄地、放牧、電気牧柵、牧養力 背景...