要約 国育成のニホンナシ「あきづき」の着果量は、10a当たり8000果程度が適当である。その場合の着果基準は、花芽3.0~3.5芽に1果、葉果比で55程度である。 キーワード ニホンナシ、「あきづき」、適正着果量 背...
成果の内容・特徴
要約 オウトウ主要品種・系統は、PCR法により8種類の異なる自家不和合性遺伝子型(S遺伝子型)に分類され、交雑試験の結果とよく一致し、同一のS遺伝子型に属する品種・系統は相互に交雑不和合性を示す。 キーワー...
要約 インターネットを利用したアンケートの自動収集システムの作成と、それを使った簡単な消費者アンケートを実施することにより、地域特産農産物の商品開発にあたって効率的にその大まかな消費ニーズを把握する...
要約 肉豚事故率の高い養豚一貫経営ほど肉付で格落する枝肉の比率が高く、逆に肉豚事故率の低い養豚一貫経営は脂肪付着の厚い理由(肩厚、背厚、腰厚および全体被覆)で格落する枝肉の比率が高い。 背景・ねらい ...
要約 和牛枝肉脂肪及び筋肉中の糖成分の一つとしてグルコースに注目し、酵素法による簡易測定キットより定量した結果、胸最長筋の粗脂肪含量と負の相関、水分と正の相関が認められた。また、筋間脂肪のグルコース...
山形ブランドシルク「松岡姫」生産のための、交雑原種「日本種」および「中国種」の5齢期の効率的飼育法
要約 交雑原種「日本種」の5齢の給桑量および給桑配分は一般交雑種並で良い。交雑原種「中国種」の給桑量は一般交雑種並とし、給桑配分を5齢の前半に少な目にし、後半に多くする。また、蚕座面積は両品種とも一般...
天蚕副蚕物(きびそ、びす)を活用したニット製品及び工芸品の開発
要約 天蚕「きびそ」を材料にした手紡ぎ糸によるニット製品のつくり方を開発するとともに手編み及び工業的手法による製品を試作する。さらに、天蚕糸入り成形絹シート製品及び天蚕「びす」を材料とした和紙による...
要約 バラ養液栽培におけるロックウール代替培地として、ヤシ殻培地が有望である。ロックウール培地と比較して、収量は同等以上となり、切り花の花持ち日数及び最終開花程度も同等である。 背景・ねらい 環境保全...
要約 トルコギキョウの秋期における光飽和点は1,600μmol/㎡/sと高い。一日の時間帯では光合成速度は10時~13時頃が高い。また、温度では光合成速度は15~30℃の範囲で高い。炭酸ガス濃度は1,000~2,000ppm、その際...
要約 フリージアの木子を使用し、無加温ハウスで球根養成することによって、十分な量の冷蔵促成栽培用球根と次年度球根養成用の木子が得られる。掘り上げ後、高温処理とくん煙処理により根原基の発生が見られ、冷...
要約 積雪地帯における、連棟パイプハウスの温風による谷部と屋根面の消雪能力は2.41㎏・m-2・h-1である。 背景・ねらい 施設を連棟化することにより土地利用効率や暖房効率の向上などが期待できるが、積雪地では...
要約 さといも培養苗は発根馴化終了後、1ヶ月程度の鉢上げ育苗を行うと慣行のセル成型苗よりも葉数、最大葉の生育向上が認められ、商品収量が増加する。また、培養苗は6月下旬に芋が肥大を始め、8月上旬には収穫...
新野菜「山形みどりな」晩秋どり(10月下旬)の漬け物加工上の特性
要約 新野菜「山形みどりな」の晩秋どり(10月下旬)の漬け物加工は、「山形せいさい」に比較して常温では酸膜酵母が発生し易く酸味が強くなる。 背景・ねらい 「山形みどりな」の消費拡大を図るために「山形せい...
野菜施設栽培ほ場での塩類集積回避型肥料利用によるEC上昇抑制
要約 野菜施設栽培で、副成分を含まない塩類集積回避型肥料の施用と秋冬作の無施肥葉菜栽培により、慣行施肥よりも電気伝導度(EC)の上昇及び硫酸根含量の増加を抑えられる。 背景・ねらい 施設での野菜栽培は、...
要約 CMVの弱毒株「SH208」は、アールス系メロンの他に露地メロンにも適用可能である。また、弱毒ウイルス接種による苗質、果実品質の低下は認められない。 背景・ねらい メロンでは、CMV(キュウリモザイクウイ...
要約 スイカ果実汚斑細菌病の接ぎ木伝染を防止するには、接ぎ木に使用する資材を70%エタノールまたは500~1000倍次亜塩素酸カルシウム液に瞬時浸漬する方法が有効である。 背景・ねらい スイカ果実汚斑細菌病は...
要約 カラーピーマンの長期どり栽培に適する作型は1月下旬播種、4月上旬定植であり、基肥は多収効果のあったロングショウカルを用いる。整枝法は主枝4本仕立て、側枝2節摘心を行う。また、主枝第12分枝節まで主枝...
要約 ネット系メロンの抑制地這い栽培に適する赤肉系品種は「夏のクインシー」である。子づる2本仕立ての片側誘引とし、1つる1果どりとする。栽植様式はうね幅180㎝、株間60㎝(92.5株/a)とする。播種期は7月上...
要約 雪むろに、西洋ナシ「ラ・フランス」を収穫後入庫することで、冷蔵庫と同様10日程度の予冷処理に利用できる。また内部自然式雪むろでは冷蔵庫と同程度の60日程度の貯蔵に利用でき、その果実は冷蔵庫より外観...