甘くて酸味のある夏向けの生食用パインアップル新品種候補「パインアップル沖縄7号」
要約 生食用パインアップル新品種候補「パインアップル沖縄7号」は「クリームパイン」に「 HI101 」を交雑して育成した。葉にとげがなく栽培容易で中生の系統である。草姿は立性で密植栽培が可能である。果実は...
甘くて酸味の少ない秋向けの生食用パインアップル新品種候補「パインアップル沖縄6号」
要約 生食用パインアップル新品種候補「パインアップル沖縄6号」は、「クリームパイン」に「マクグレガーST-1」を交雑して育成した。葉にとげがなく栽培容易で中生の系統である。果実は糖度が中程度で酸味が少な...
要約 八重山諸島・石垣島でのウミガメ類の産卵状況を調査し、各海岸の産卵場としての評価を行ったところ、産卵優占種がアカウミガメからアオウミガメへ移行していることが明らかになった。 背景・ねらい ウミガメ...
要約 サヤインゲンの花粉稔性は開花約10日前の高温ストレスにより低下する。花粉稔性と着莢率の間には高い正の有意な相関関係(r=0.98)が認められる。開花約10日前の高温感受性を花粉稔性により検定することで...
パパイア「ワイマナーロ」のsmallGTP-bindingprotein遺伝子(PGP1)のクローニングと解析
要約 パパイア「ワイマナーロ」のsmall GTP-binding protein遺伝子(PGP1)は636bpの長さを持ち、タンパク質の分子量は23311と推定された。PGP1はアミノ酸配列比較によるとYPT/RABグループに属し、発現解析により...
要約 パパイヤ「サンライズ」は、二分熟果実を用い、摂氏48度で温湯処理した後に、摂氏25度で7日間追熟させて可食状態にすると、摂氏5度で2週間の鮮度保持が可能である。また、炭疸病の発生も防止できる。沖縄県...
要約 Uターン世代の人口変化率を修正して人口維持モデルを作成し、就業人口目標値を算出した。この結果と産業別就業人口予測値との差を、追加就業対策が必要な人口と考え、7割を農業で吸収すると仮定した場合の農...
サトウキビ畑からの土砂流出を軽減する減耕起植付機と不耕起株出管理機
要約 サトウキビ畑では、改良型減耕起植付機を用いて更新を行えば、細粒赤土の流出が慣行の69%まで減少する。また、改良型土壌破砕機を用いた不耕起株出しでは、流出量が慣行の21%まで減少し、著しく防止効果が高...
要約 改良型ディガーを用いたカンショ収穫作業は、掘り取り、拾い上げ、搬出を一行程化できるため、慣行ディガーの約3倍の省力化が可能である。また乗用装置がついているので補助作業者の負担が軽減する。 背景・...
要約 カンショ植付けに農業用キャリアシートを利用することにより、挿苗は慣行と同じ手作業となるものの苗運搬、苗配布、挿苗が一工程化でき、腰への負担が少なく軽作業化が可能となる。 背景・ねらい カンショ栽...
要約 パインアップルの更新時に古株砕断・敷草後、定植部分だけの耕起により、赤土流出が農家慣行の2%に軽減される。沖縄県農業試験場・化学部・土壌保全研究室 背景・ねらい パインアップルは初期生育が遅いため...
要約 泡盛蒸留粕は無処理のまま、サトウキビ肥料として利用できる。施用量は10アール当たり夏植えで10トン、春植えで7トン、株出しで8トンが適当である。植付け前に2トンを施用し、植付け後は毎月1.1.5トンを6・7...
マメハモグリバエ天敵(ハモグリミドリヒメコバチ)の大量増殖システム
要約 マメハモグリバエの土着天敵の寄生蜂のなかで最も優占度が高く、増殖効率の高いハモグリミドリヒメコバチの大量増殖システムを確立した。沖縄県農業試験場病虫部害虫研究室 背景・ねらい マメハモグリバエは...
要約 バナナツヤオサゾウムシは蛹の腹部第9節の形態により雌雄の判別が可能である。沖縄県農業試験場・病虫部・害虫研究室 背景・ねらい 沖縄県ではバナナの栽培は拡大傾向にあるが、重要害虫であるバナナツヤオ...
要約 バナナツヤオサゾウムシ成虫は周年発生が見られ、4~6月が多く、幼虫、蛹は3~6月に多く夏期にはほとんど発生は見られない。定温での飼育では、摂氏25度での発育速度が最も速く、摂氏28度では発育が遅延する...
要約 パインアップルの果実病害である花樟病の病原細菌としては、既に報告されているErwinia ananas Serranoに加え、新たにAcetobacter peroxydance Visser't HooftおよびA. lovaniense、A. sp.を病原菌として追...
要約 沖縄県の、みかん、かんきつ類に発生している、カンキツグリーニング病を短時間で大量に検定するための、PCR大量検定システムを確立した。沖縄県農業試験場・病虫部・病理研究室 背景・ねらい 沖縄県内に発...
要約 夏秋ギク型小ギク「夏風」は高温期に遮光することにより切り花品質が向上し、遮光率は40%程度が有効であった。また、秋ギク型小ギクの「秋芳」も高温期に遮光することにより切り花品質が向上し、遮光率は30%...
要約 エピデンドラム切り花栽培のフラスコ出し苗の植え込み方法はガーデンバン寄せ植えとし、培地はピートモス+パーライトの混用培地(2:1)かピートモスが良い。単鉢への移植はコスト低減のためにクリンカを加え...
要約 無摘心栽培は摘心栽培と比較して切り花品質には大差がなく、栽培期間は「精雲」で9~19日、「夏風」で22日、「秋芳」で15日短縮された。沖縄県農業試験場・園芸支場・花き研究室 背景・ねらい 本県における...