要約 高温期でのハクサイ栽培において、機械移植直前に液体保水剤の希釈液をセル成型苗に潅注すると、活着率が向上する。また、200穴セル成型苗を用いると、128穴セルより高い活着率が得られる。このため、高温期...
要約 イチゴ高設栽培では、培地加温することにより収量はやや高くなる。早朝のみの加温でも増収効果がある。培地槽に保温性の低い資材を用いれば、培地からの放熱により、培地加温のみでハウス内気温を高めること...
要約 水稲作業受委託システムの導入検討時に、受託作業の損益分岐や、委託側の作業料金に対応する意向変化を組み入れながら作業料金設定を支援するツールを作成したので、これを用いて受託面積の変化が料金設定に...
要約 高温時に育苗するハクサイのセル成形苗に炭疽病が発生する。これは底面給水ならびに薬剤散布によって発病を抑えることができる。発病に品種間差があるが品種選択だけで被害を回避することは困難である。 キ...
要約 スミレ類根腐病菌(Thielaviopsis basicola Ferraris )はミギワバエ科に属するScatella stagnalis により媒介される。 キーワード スミレ類根腐病、ハエ、媒介 背景・ねらい スミレ類根腐病が発生してい...
要約 網室のおがくずベンチにおける夏期イチゴ育苗に発生するハダニは、チリカブリダニを親株当たり5頭~20頭の放飼で防除が可能である。 キーワード イチゴ、チリカブリダニ、ハダニ、天敵、育苗、夏期 背景・...
要約 大豆品種「サチユタカ」は「ニシムスメ」に比べ安定多収で、莢先熟になりにくい。蛋白質含有率は同程度であるが、豆腐加工適性は高く、県内における栽培適性にも優れるため、奨励品種に採用する。 キーワー...
要約 「コシヒカリ」は、山間地帯では田植時期が早く、耐倒伏性も大きな問題でなく、良食味で安定生産が可能であり、山間地帯向きとして奨励品種に採用する。 キーワード 水稲、山間地帯、コシヒカリ、良食味、奨...
要約 「ココノエモチ」は成熟期が早生の早で「タカサゴモチ」に比べ、耐倒伏性が強く、耐穂発芽性が難で、品質が優れる。そこで、「タカサゴモチ」に替えて、山間地帯向き糯品種として奨励品種に採用する。 キー...
要約 アグロバクテリウム法を用いて、シクラメン9品種の黄化葉柄から遺伝子組換え個体が作出できる。GUS遺伝子を導入した再分化個体の各組織においてGUS活性が認められ、この技術は広くシクラメン品種へ適用でき...
土壌埋設型ECセンサーシステムによる茶園土壌中推定無機態窒素の精度調査
要約 土壌埋設型ECセンサーシステムによる推定無機態窒素量と公定分析法による無機態窒素量との誤差は大きい。しかし、経時変化については同様の傾向を示し、このシステムで土壌中無機態窒素の動態の把握は可能で...
要約 カキ「刀根早生」のハウス栽培において、かん水量を増やすと肥大は優れるが着色が遅れ、脱渋後の軟化が増える。着色始期から成熟期にpF2.3~2.6程度になるようかん水量を減らすと、脱渋後の果実の軟化の発...
要約 カキ「刀根早生」の早期加温栽培において、葉果比8の着果調整および炭酸ガス施用により、果重や翌年の着花が増加する。 背景・ねらい 収益性の向上や労力分散をねらいとして、全国で約37haのカキのハウス栽...
要約 発芽室内や酸素濃度を一定あるいは通常より高めることにより、パンジーなどの花き類種子で発芽速度と発芽勢を高めることができ、より効率的なセル成形苗生産が可能になる。 キーワード 発芽促進、酸素濃度、...
要約 イチゴ高設栽培にピートモス単体培地を用いる場合、粗めのピートモスを用いれば4年程度の連用が可能である。培地の消毒は、7月下旬から8月上旬の高温期に培地槽表面をフィルムで覆い、ハウスを数日間密閉す...
要約 本機はセル苗の2条植ができる全自動タイプで、作業姿勢の改善と作業時間の短縮に効果があり、切花品質も慣行と同等である。 キーワード キク、セル成型苗、機械移植 背景・ねらい キクの移植時間は10a当たり...
要約 従来の整枝法に比較して、誘引面と誘引面の間隔を狭く、反対に畝間(通路)を広くした新しい整枝法-音叉型整枝法を開発した。本整枝法は農薬散布の効率が高く、作業者への農薬ばく露が少ない。また、収穫や...
オガクズベンチ育苗における太陽熱処理によるイチゴ萎黄病の防除
要約 イチゴオガクズベンチ育苗において親株定植前5~6月の太陽熱処理によりイチゴ萎黄病の高い防除効果が認められる。 キーワード 太陽熱処理,オガクズ育苗,ベンチ育苗,イチゴ萎黄病 背景・ねらい 2005年の臭...
土着寄生蜂の活動を活かした半促成トマトのマメハモグリバエ防除
要約 マメハモグリバエの土着寄生蜂は、奈良県平坦部田園地帯では5月下旬から7月及び9月上旬に活発に活動している。半促成トマトでは、早春に生物農薬を少量放飼し、5月下旬以降は土着寄生蜂の活動を活かす体系で...
要約 既存の法面において、除草剤散布後にセンチピードグラス(暖地型シバ草)をセル苗で移植し、1年目に数回の草刈りを行うと、2年目以降は除草剤のスポット処理を中心とした省力管理が可能な植生に転換できる。...