要約 イチゴのグルコース、フルクトース、スクロースは、酵素センサーで測定可能である。酵素センサーはグルコースとフルクトースの同時測定が可能であり、3成分の測定が約3分で完了するため、HPLC に比べ非常...
促成栽培イチゴのミカンキイロアザミウマの発生に影響をおよぼす要因
要約 促成栽培イチゴを加害するミカンキイロアザミウマの冬期における発生は、春期から秋期に花き類が栽培されている地域に限定される。 キーワード イチゴ、ミカンキイロアザミウマ、発生生態 背景・ねらい 促成...
要約 3 つのプライマー対を同時に混合してPCR 反応を行うマルチプレックスPCR 法により、「アスカルビー」を他の主要なイチゴ23 品種・1系統と識別することができる。 キーワード イチゴ、DNA マーカー、品種識別...
要約 うね間施肥(慣行施肥)の方法に比べ、樹冠下施肥は、作業姿勢および心拍数で推定した仕事率からみて作業者への負担が大きい。自然流下式の背負い式施肥機を利用すれば、ノズルの先端からの樹冠下施肥が容易...
要約 カキ「刀根早生」の自発休眠覚醒には3~15℃の温度が有効であり、特に5~8℃の温度の効果が高い。この結果に基づいて自発休眠覚醒モデル(DVRモデル)を作成した。 キーワード カキ、刀根早生、自発休眠覚醒、...
要約 奈良県に適したブルーベリー品種を検索し、ハイブッシュ系ではレカ、バークレイ、ブルーレイ、ダロウ、コビルが、ラビットアイ系ではティフブルー、ウッダード、マルが本県の栽培に適している。 キーワード ...
要約 エブアンドフロー給水や底面ひも給水において、給水時の溶存酸素濃度を高めることにより根圏部の環境が改善され、シクラメンの開花が促進され生育が良好となる。 キーワード シクラメン、エブアンドフロー給...
要約 サトイモの粘りと硬さに対する食感には品種・系統間差があり、粘度計値、切断面に密着させたプラスチック円盤の引っ張り抵抗、切断面におけるプランジャーの貫入抵抗および水分含有率で数値化できる。 キー...
要約 筒状の軟白器具を用いることで簡易にホワイトアスパラガスを生産できる。本器具は内径40mm程度の遮光性資材の筒を用い、その上下を簡易加工したものであり、約4cm以下の萌芽に被覆すると緑に着色せず、立茎...
要約 土壌中のホウレンソウケナガコナダニに対する太陽熱、蒸気、熱水、土壌還元消毒の防除効果はいずれも高い。経済性や省力性、処理時期から、短時間蒸気消毒処理が実用的で、春と秋の増加前の処理や多発時の次...
要約 サルやシカのエサ量が最も減少する冬期に、集落の耕作地やのり面、集落に近い林道の路肩などに、豊富な緑草帯が形成される。明確な緑草帯が形成されるのは、前年秋期に、除草、耕耘、稲刈りなどの最終作業が...
要約 エンバク搾汁液をチンゲンサイの葉に散布するとキスジノミハムシ成虫の摂食を阻害する。 キーワード エンバク、キスジノミハムシ、アブラナ科野菜、チンゲンサイ、摂食阻害 背景・ねらい キスジノミハムシは...
カキ「刀根早生」の促成栽培におけるせん除率による果実軟化防止
要約 カキ「刀根早生」の促成栽培において、目通りの平均葉面積を100~140cma2位の樹勢に管理すると、収穫・脱渋後における果実の軟化が抑えられる。 キーワード カキ、促成栽培、果実軟化、樹勢、せん除率、脱渋...
要約 溶存酸素を高めた水にホウレンソウ種子を浸漬処理すると酸素濃度が高いほど発芽が促進される。溶存酸素濃度は酸素濃縮機により高めることができる。セルトレイに播種する場合、溶存酸素濃度の高い水へ6~2...
栄養繁殖によるトマト苗大量増殖のための不定芽採取法の確立と生産性の確認
要約 生長点全摘心不定芽発生法を用いてトマトの栄養繁殖苗を増殖する場合、高温期には低葉位で主枝摘心を行い総側枝数を5以下に制限し、他の時期にはこれより側枝数を増やすことで増殖効率が向上する。栄養繁殖...
要約 土壌伝染性病害に対して安全で省力性に優れたイチゴのベンチ無仮植育苗法を開発した。培地素材にはおがくず・もみがら・ピートモス等が使用可能で、追肥として固形肥料を月1回ランナー伸長範囲に表層施用す...
要約 トマトの着果、果実肥大を目的としたホルモン剤の花房散布をおこなう際に、スピノサド等の殺虫剤を常用濃度で混用することによって、アザミウマ類の加害による白ぶくれ症状を予防できる。 キーワード トマト...
要約 奈良市内で市販されている、同一メーカー、同一銘柄のペットボトル入り煎茶飲料の成分濃度は室温貯蔵中に変化する。濃度の減少はカテキン類では少ないが、アミノ酸やアスコルビン酸では大きい。 キーワード ...
要約 茶葉の搾汁時にエタノールを添加することでタンニンおよびカフェインの抽出効率が高くなる。また搾汁前に蒸葉重量の60%の水を添加したり、搾汁後の滓葉に蒸葉重量の20%の水を添加し、搾汁を繰り返すことに...
要約 無側枝性ギクを6月以降に定植、摘心栽培する作型においては、5月中旬までに採穂を行い、発根苗を定植日まで冷蔵保存することにより定植・摘心後の萌芽率を高めることができる。穂冷蔵は、苗冷蔵より劣るも...