高品質な芽もの野菜製造のための効率的かつ適切な種子殺菌技術の開発
摘要 酢酸ガス(濃度8.7 %)処理を2~3時間行うことにより、アルファルファ・カイワレダイコン種子に付着した病原菌を5log以上低下させることが可能であった。ガス処理による発芽率の顕著な変化は確認されなかっ...
摘要 i)キャピラリー電気泳動法を用いたキュウリの主要呈味成分同時分析法を開発した。ii)近赤外分光法によりダイコン中の硝酸について相関係数0.82の精度で非破壊計測できた。iii)タマネギのケルセチン含量増加...
低エネルギー電子ビームを用いた食品の処理技術の開発(152)
摘要 12年度は、低エネルギー電子処理の種子殺菌やバレイショの発芽抑制技術への応用を検討した。種子表面に電子を均一に照射し、加速電圧170~190keVでアルファルファ、マングビーン、ブラックマッペ、アズキ種...
摘要 病原性大腸菌が養液栽培中の培養液に混入すると、培養液や植物体へと拡散していくことが危惧されている。そこで、大腸菌を培養液に添加したときの培養液及び作物体内での消長・移動を調べた。野菜栽培に適し...
摘要 本研究では、まめもやしなどの発芽野菜を中心とした野菜種子の発芽時における病原性大腸菌の動態を明らかにしようとした。11年度は、まめもやし、カイワレダイコンにおける菌数変動について解析した。大腸菌...
摘要 青果物の流通段階における病原大腸菌等の食中毒菌の汚染を防除するための包装技術を開発する。10年度までに、汚染の可能性が懸念されているカイワレダイコンについて、市販のケース開口部をプラスチックフィ...
摘要 園試処方0.5単位濃度培養液中での大腸菌生存日数は葉菜類の栽培に適したpHおよび温度で差があり、培養液温度が18℃のときに最も長くなった。加えて、遊離残留塩素0.1ppm添加はかえって、生存日...
摘要 病原性大腸菌O-157による集団食中毒で、原因食材としてカイワレダイコンが疑われたことから、養液栽培系での大腸菌の動態解明と汚染除去方法の開発を目的とした。養液栽培系に混入した大腸菌の動態を追...
摘要 O-157による集団食中毒事件を契機として、生食用野菜の有害微生物汚染の可能性が指摘され始めた。特にカイワレダイコン等のもやし類では種子汚染の可能性が想定されたため、まず効果的な種子消毒法を検...
摘要 野菜種子における病原性大腸菌の汚染実態、汚染種子での動態は明らかにされていない。種子は発芽時に吸水、保温などの処理がされ、これに伴って発芽時に多量の有機酸、糖類が種子外に放出されることが知られ...
摘要 青果物の流通段階における病原性大腸菌等の食中毒菌の汚染を防止するための包装技術を開発する。10年度は、カイワレダイコンをプラスチックフィルムで密封包装する方法について検討したが、9年度に供試し...
摘要 緑葉野菜は、流通中に老化が進行し食味成分やビタミン類の減少が起きる。一方で、ニラ・ネギの特有香気、菜葉の加熱香気や抗腫瘍性を示すイオウ化合物の増加が報告されている。アルキルスルホキサイドはアブ...
摘要 病原性大腸菌O-157によるカイワレダイコン種子汚染が疑われたことから、種子消毒法について検討した。非病原性の大腸菌2種類をそれぞれ接種した種子を、通風乾燥機内で75℃で乾熱し、7日間に渡って...
摘要 本研究では、カイワレダイコンの衛生管理水準を高める効果的な種子消毒法を検討するとともに、種子保存中の大腸菌の動態を明らかにする。種子消毒法のうち、100ppm次亜塩素酸ナトリウム、0.2%焼成...
摘要 8年夏に大発生した病原性大腸菌O157による食中毒の原因食材がカイワレダイコンである可能性が指摘された。そこで、カイワレダイコンの養液栽培環境において、大腸菌が増殖する可能性を試験した。有傷の...
摘要 これまでに野菜種子に対する高水圧や植物ホルモンの処理の影響について検討してきた。9年度はセルトレイ播種後に種子の水ポテンシャルを調節する新しい種子処理法を開発して、PS(播種後)-プライミング...
摘要 生鮮野菜に対する殺菌について放射線の効果を検討した。市販されているもやしとカイワレダイコンの菌数を測定したところ、もやしが6.1x106CFU/g、カイワレダイコンが9.0x106CFU/gで...
摘要 青果物の病原性大腸菌等の汚染を包装技術によって防止する方法をを開発するため、9年度は、かいわれだいこん容器を微細孔フィルム、高水蒸気透過度フィルム、抗菌性フィルム等で封じた場合の、かいわれだい...
摘要 1996年に発生した病原性大腸菌O157による集団食中毒事件では、原因食材として養液栽培のカイワレダイコンに嫌疑が掛けられた。また、土壌病害の回避が利点であるはずの養液栽培で、植物病害がかなり...
摘要 養液栽培カイワレダイコンで病原性大腸菌による汚染が問題となっている。また養液栽培トマトでは青枯病等の病害が問題となっている。そこで本研究では養液栽培系における作物及び人に対する有害微生物の除去...