2-(2)持続可能な水産物生産システムの構築と高度化のための研究開発
摘要 ・津波作用時の防波堤被覆ブロックの挙動について、設置位置からの離脱過程に係る水理模型実験や数値計算を実施した。その結果から、防波堤の基礎マウンドの角部における流れ場の局所的な変化によって被覆ブ...
寒地畑輪作における根圏の生物機能を活用したリン酸等養分の有効利用技術の開発
摘要 土着菌根菌(AM菌)等の利用によるリン酸減肥技術に関しては、 a) バレイショ及び春コムギでは、ダイズに比較して土着菌根菌の感染程度が低いこと、及び、菌根菌宿主の前作効果が不安定であることを認めた。...
畜産廃棄系バイオマスの処理・利用技術と再生可能エネルギー活用技術の開発
摘要 家畜排せつ物の堆肥化・浄化処理の高度化に関しては、a)汚水高度処理技術について、非晶質ケイ酸カルシウム(CSH)による畜舎排水中リンの回収、色度低減、消毒プロセスの農家実証試験を行い、実用化に向け...
摘要 多様な飼料資源を活用した放牧技術を開発するため、1)落葉広葉樹二次林の黒毛和種繁殖牛による夏季放牧利用において課題となっていた放牧牛の急速な体重減少は、林内を孔状に皆伐して小面積の草地を造成...
(5)アジアの伝統食品・農作物の機能性と品質要因の解明並びに有効利用技術の開発
摘要 タイの在来野菜20種について圃場試験により抗酸化活性の季節変動を測定した結果、日照が多い乾季(11月~2月中旬)に同活性が高まる。特に、シソ科野菜であるメボウキ(Ocimum basilicum)やカミメボウキ(O...
6.新作物の栽培技術の確立及び特産品の創出 (5)ホウレンソウにおける硝酸塩濃度の品種間差異評価と低硝酸塩系統の選抜
摘要 目的:硝酸塩蓄積メカニズムを明らかにして、低減化技術の理論的な根拠を明らかにするために、主要な葉菜類の硝酸塩濃度を各地域で測定し、さらに地域特産野菜の含量、調理・加工による消長を明らかにして、...
6.新作物の栽培技術の確立及び特産品の創出 (4)国際化に対応した国産野菜の持続的生産技術の開発(ii)ホウレンソウにおける硝酸塩濃度の品種間差異評価と低硝酸塩系統の選抜
摘要 目的:硝酸塩蓄積メカニズムを明らかにして、低減化技術の理論的な根拠を明らかにするために、主要な葉菜類の硝酸塩濃度を各地域で測定し、さらに地域特産野菜の含量、調理・加工による消長を明らかにして、...
ニーズに合致した高品質生産技術開発試験 5 野菜における養液栽培等高度安定生産技術の確立 (1)養液栽培の生産性向上・低コスト化技術の開発 エ 養液栽培における低コスト廃液処理技術の開発
摘要 養液栽培の廃液による環境負荷を軽減するため、簡易に浄化する技術を開発する。植物による浄化は、盛期で窒素の60%程度、リンでほほ100%を除去できた。硫黄酸化細菌では季節変動が少なく、安定して高い...
キュウリ高硬度系統の選抜及び高カロテン含有ニンジン系統の作出
摘要 i)キュウリ高硬度系統と市販品種の交雑後代のF5・F6・F7等から甘味が最も優れた系統、甘味が優れ節成性が比較的高い系統、外観が最も優れる系統等を選抜し、系統間F1組合せを行った。ii)高硬度系統F1組合せ...
摘要 日本産広葉樹材の識別データベースの開発当年度の試験研究方法:1)当年度は高知県魚梁瀬地域および群馬県吾妻地域、鹿児島県内之浦地域において木材標本採集を行った。全プレパラート標本について木材組織を...
摘要 1.当年度の研究目的 1)森林の季節変動モニタリング手法では、広域ネットワークに対応しかつ野外での自動観測ができる小型装置の開発と、それによる長期観測から季節的な色相特性を解析する。2)高頻度...
落葉果樹の生長・分化過程で特異的に発現する遺伝子の解析(290)
摘要 本研究は、落葉果樹の発生・分化過程において特異的に発現する遺伝子を単離し、その機能を解析することを目的とする。12年度は、モモ茎頂部より単離したオーキシン結合タンパク質(ABP19/20)について検討した...
摘要 抗酸化性は、老化、発ガン、紫外線障害などを防ぐとされる食品機能性の一つであり、抗酸化性を加味した飼料設計により、家畜の健康の維持・増進が図られて生産性向上に結び付き、畜産物の保存性も向上させる...
摘要 日別青果物市況情報データベースNAPASSについて、市場から提供を受ける原データの内容や書式が変更されたので、新フォーマットに対応するように検索システムやデータベースシステムを改良した。また、主要三...
摘要 牧草類の抗酸化力の季節変動では、アルファルファは春先に抗酸化力が強い傾向が認められ、11年度更新したものが強い抗酸化力を示す傾向が認められたが、その他の草種は季節変動の少ないものが多かった。抗...
摘要 光合成-光曲線の測定結果を季節別海域別に整理し弱光下の立ち上がり勾配、最大光合成速度および強光阻害のパラメーターの季節変動を示した。また、人工衛星による海表面のクロロフィル濃度から水柱全体の植...
摘要 八重山地域では台風や高温のため夏期のアブラナ科野菜の営利栽培は行われていないが、これらの問題が克服された場合には薬剤による防除が困難なコナガの被害が問題となると予想される。コナガは南西暖地では...
摘要 8種類の前作物跡に栽培したにんじんの生育・収量に有意な処理区間差が認められた春播小麦、にんじん、てんさいを前作物としたにんじん栽培土壌中の微生物群の季節変動を調査したが、処理区間に明かな違いは...
摘要 8種類の前作物跡に栽培したにんじんの生育・収量を調査したところ、前作物の違いは、にんじんの初期生育・収量いずれにも有意に影響を及ぼしたが、発芽率には有意な処理区間差が認められなかった。また、発...
摘要 無作付けおよびばれいしょ栽培ほ場での各種有機物の連用がバイオマスりんおよび有効態りんに及ぼす影響について検討した。その結果、無作付けのほ場では、有機物の施用はバイオマスりんを季節変動を伴いなが...