要約 火山灰は降下後21月程度経過すると細かい粒子が少なくなり、粗い部分だけが残っている。灰の堆積厚が2cm以下では化学性の問題は少ない。灰厚が12cmの場合には石灰分等が残っており、土壌中にも混り込むと土...
要約 試料処理は調整の容易さや採取量等から加水の搾汁がよい。作物体中の位置で硝酸イオン濃度が異なるので採取位置を一定にする必要がある。また、天候で硝酸イオン濃度が変化することを考慮して、試料の採取は...
要約 国産麺用小麦粉を原料とした際、小麦蛋白質のグリアジン画分を配合し、改良した中種法を用いることにより、自動製パンラインによる大量生産方式においても、外国産パン用小麦粉を原料としたときと同等品質の...
要約 茶栽培において、窒素施用量を同じ資材、同じ配分で、10a当たり60kgから45、30及び15kg/10aまで一律に減少させると、30kg以下では新芽の芽数、百芽重及び芽長が低下する。新芽中の成分は45kg以下でアミノ酸...
要約 キャベツ由来の萎黄病抵抗性を有するコマツナ‘YR江戸川’(東京農試育成)と市販品種の自殖選抜系統とを交雑し、F1品種‘01試交12’を育成した。本品種は、萎黄病に強く軟弱徒長しにくいため、夏まき栽培(UVカ...
要約 ワサビ田における用水の温度は、周年、ワサビの生育適温に近接している。保温力の高い長繊維不織布を用いたべたがけは、被覆下の気温を水温に近づけ、より生育適温に近づける効果がある。このため、べたがけ...
要約 6月中旬から8月中旬に播種するフレンチ系マリーゴールド(Tagetes patura L.)のポット栽培では、主茎頂花が開花せず、開花までの日数が長くなる品種が多いため、品種選択が重要である。アフリカン系(T.e...
要約 火山灰土壌で栽培したニホンナシ「稲城」の果実は、沖積土壌での栽培に比べて小さいが、糖度には差が見られない。 キーワード ニホンナシ、稲城、火山灰土壌、果実重
背景・ねらい 東京の代表的なニホン...
要約 トウキョウXの原種豚群の繁殖成績は、産子数9.1±2.9頭、哺乳開始頭数7.8±3.0頭、離乳頭数6.6±2.9頭、育成率84.8%および妊娠期間114.0±2.5日である。 キーワード ブタ、トウキョウX、繁殖、産子数、妊娠期...
要約 都立老人ホームで製造した食品残さの処理物は、市販飼料に対して25%までの混合給与であれば産卵性へ負の影響を与えない。これにより食品リサイクルの推進と飼料コスト低減の可能性がある。 キーワード 鶏、...
要約 牛の体外受精において、ヘパリン・テオフィリンの代わりに抗酸化物質であるカテキン類を培地に添加し媒精を行うと受精成績が向上する。 キーワード 体外受精、カテキン、受精
背景・ねらい 家畜胚の体外...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴
日本で分離された口蹄疫ウイルスO/JPN/2000株の動物に対する病原性
要約 口蹄疫ウイルス日本分離株(O/JPN/2000)を種々の偶蹄類動物に接種し、その病原性や水平伝播あるいは接触感染の有無について検討した。本株は豚に典型的な症状を示し、接触感染も起こしたが、反芻動物に対し...
要約 現在我が国で販売されている消毒薬について、我が国で分離された口蹄疫ウイルス(FMDV)に対する消毒効果を調べた。FMDVに対する消毒効果はヨウ素系、塩素系およびアルデヒド系消毒薬において認められ、フェノ...
要約 TOKYO Xの豚肉について消費者アンケート調査および官能検査を実施した。TOKYO Xが気に入られている点は、おいしいが最も多く、次に給与飼料、各個体記録等の安全性に関することである。官能検査では、うまみ...
コニファー類に被害を及ぼすコガネムシ類幼虫の発生消長と薬剤防除法
要約 東京都のコニファー生産において、セマダラコガネ、ヒメコガネの被害が増加している。そこで、薬剤防除効果を検討し、ダイアジンノンマイクロカプセル剤が効果的であった。 キーワード コニファー、コガネム...
要約 木質資材を利用した脱臭装置の脱臭能力は、気温変動による影響は少なく、天候による影響は大きい。また資材中にはアンモニア分解菌が存在し、脱臭効果が期待できる。 キーワード 脱臭、アンモニア、微生物 ...
要約 ギャバロン茶に100℃40分程度の適度な火入れを行うことにより、γ-アミノ酪酸(GABA)含量の減少等の品質の低下もほとんどなく、マイルドな味と香りの飲みやすいギャバロン茶ができる。 キーワード ギャバロン...
要約 簡易ネットハウスは、高温期に難しいとされるアブラナ科野菜の無農薬栽培や減農薬栽培の生産安定化に有効である。冬季はネットハウスの上から外張りフィルムを被覆し、マルチを併用することで葉根菜類の生産...