要約 高知県の特産であるイノブタ肉の理化学特性及び成分特性は、豚肉と比較してビタミンB1とB2を豊富に含み、剪断力価が大きく、また筋肉内脂肪の多価不飽和脂肪酸を多く含む特徴を有している。 キーワード ...
要約 作出した小型で人馴れしやすいペット用の鶏が、畜産への理解を深め、安らぎを求める人達に役立つよう、室内で手軽に飼育するための専用ケージや鶏用おむつを開発する。その結果、食料を生産するペットとして...
要約 「日向夏」及び「日向夏」の早生種である「宿毛小夏」の施設栽培において、受粉樹に「西内小夏」を利用することにより、種子の少ない果実が生産できる。この場合、開花期の訪花昆虫の侵入を防ぐため天窓、サ...
要約 高知県の中山間地域に自生しているヒメヒゴタイの優良3系統を選抜した。選抜系統を春季にハウス内で播種し育苗して、露地に定植し夏季に摘心することにより商品性の高い年内出し切り花が低コストで生産可能...
要約 ナルコユリの自家養成株を8月下旬~12月中旬に掘り上げ、冷蔵して12月に無加温ハウスへ定植し、トンネル保温すれば3月に切り葉が収穫できる。また、その切り下株を4月に露地に栽植して、追肥や遮光等の管理...
要約 宿根アスターの冬期の花芽のアボーションは、通常の電照処理終了後20日間の低日射量が主な要因で、低い気温が発生を助長するとものと考えられる。このため、通常の電照終了後に所定の時間再電照することで花...
要約 ソリダスターの冬季の花芽のアボーションは、通常の電照終了直後から20日間までの低日射量が発生要因と考えられる。このため、花芽のアボーション防止には、通常の電照(暗期中断)終了後5日目から5~10日...
要約 ヤシガラ培地と緩効性被覆肥料と点滴灌水装置を用いて、高価な給液装置を削除することで、10a当たり160万円と安価なイチゴ高設栽培システムが実現できる。 キーワード イチゴ、高設栽培、有機質培地、緩効...
要約 作業負担の強さや作業の難易度等を作業別に時給単価(仮想労賃)に置き換えて生産者から聞き取ることで、作業負担度の判定・評価ができる。また、この作業別仮想労賃単価をもとに家族労働費を算出すれば、作...
要約 花粉媒介昆虫(マルハナバチ)と天敵を利用した施設ナス栽培技術を導入すると、経営費が9%増加し、作業時間が18%減少する。同じ経営規模で慣行所得水準を維持するためには、4%以上の単価上乗せが必要とな...
要約 農業集落排水汚泥をコンポスト化するには、脱水汚泥とモミガラを重量比3:1で混合堆積することにより高温期間がより持続し、おおむね22日程度で易分解性有機物が分解する。 キーワード 農業集落排水汚泥、コ...
要約 タバコシストセンチュウはナス台木'トルバム・ビガー'やピーマンでは増殖できず、シスト内卵・幼虫は、40℃で72時間以上、42℃以上では24時間以上で死滅する。また、有効な防除薬剤はD-D剤、ホスチアゼート...
マメハモグリバエの有望土着寄生蜂の選抜と促成ナスでの利用技術
要約 ハモグリバエ類の土着寄生蜂として高知県内では20種の発生が認められ、促成ナスではハモグリミドリヒメコバチが優占種である。マメハモグリバエの発生初期にハモグリミドリヒメコバチを促成ナスのハウス内へ...
要約 トマト黄化えそウイルスは、ピーマン等において25℃では速やかに増殖するが、植物体内において局在する。また、キクでは無病徴の挿し穂から伝染する場合がある。なお、ELISAによってウイルス検定をする場合、...
要約 高知県の早期栽培向き酒造好適米品種「風鳴子」を育成し、奨励品種に採用された。「風鳴子」は「一本〆」とほぼ同熟期で大粒、いもち病に強い。収量は同程度で、外観品質は良く、酒造適性及び醸造した酒の特...
要約 マイワシ太平洋系群の主産卵場である土佐湾における近年のマイワシ産卵群は、秋~春と比較的長い産卵期を有するものの、成熟年齢は満1歳、1歳魚から3歳魚までの若齢魚主体であることが示され、系群全体と共...
要約 ライスフラワーの挿し木繁殖法では、発根促進剤(IBA)を使用しなくとも、挿し木後50日で鉢上げ可能となる。また、挿し穂部位には新梢、花序のいずれも利用できるが、系統によっては花序を用いた場合に発根苗...
要約 被覆資材として近紫外線除去フィルムを用いたキュウリの促成栽培では、つる下げ誘引仕立てで誘引枝数を3または4本として栽培した場合、一般農業用ビニル被覆下に比べて主枝長および誘引枝長はやや長いが、節...
PMMoV(P1,2)モザイク病抵抗性シシトウ「土佐じしビューティー」の育成
要約 シシトウ「土佐じしビューティー」 は、ペッパーマイルドモットルウイルス (PMMoV(P1,2))モザイク病に抵抗性をもち、促成栽培適性が高く、収量、品質にすぐれるF1品種である。 キーワード シシトウ、土佐...
施設キュウリの養液土耕栽培における葉柄汁液を用いた簡易栄養診断
要約 キュウリの養液土耕(灌水同時施肥)栽培において、抑制栽培では上位節の主枝および側枝の葉柄汁液の硝酸イオン濃度を3000~6000ppm、半促成栽培では同様に5000~1500ppmで維持することにより、安定した収量...