① 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1.コムギ6B染色体の約700個のBACコンティグ(6Bの91%をカバー)を染色体上に整列させるために、アンカーマーカーを用いて連鎖解 析及びRadiation Hybrid(RH)マッピングを行った結果、約200マーカーから...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a) 果樹園において地上徘徊性の天敵類を捕獲するピットフォールトラップの容器サイズが捕獲数に及ぼす影響を...
バラ科果樹の次世代育種技術開発のためのゲノムワイドSNPマーカーの整備
摘要 リンゴについては、「ふじ」のゲノム配列を「Golden Delicious」参照配列と比較してSNPを検出し,ゲノミックセレクションに供するタイピングアレイを作成した。 ニホンナ...
リンゴ有機栽培実践園における病害虫発生抑制機構の解明と生物指標を用いた圃場評価法の開発(リンゴ有機栽培実践園の病害虫防除体系を再現した試験圃場における病害虫発生抑制要因の解析)
摘要 転換5年目においても褐斑病が多発して早期落葉し、果実品質等に大きく影響した。また、リンゴハマキクロバ幼虫による被害がさらに拡大した。ナシマルカイガラムシによる被害は発芽前1回のマシン油散布で...
北陸新幹線高架橋により発生する日陰がリンゴの生育、収量及び果実品質におよぼす影響
摘要 目的:北陸新幹線高架橋により発生する日陰がリンゴの生育、収量及び果実品質に及ぼす影響を明らかにする。 、成果:光合成有効放射量の積算値が黒寒冷紗被覆によって39.7%減少した場合、1樹当たりの新梢数...
県産果実のブランド強化に向けた果実熟度客観的評価指標(専用カラーチャート)の作成
摘要 ○ 県産果実の高品質、平準化を図るため、県産果実(リンゴ、モモ等)の果実熟度を簡易に客観的に評価できる専用カラーチャート(CC)を作成する。 、○ ニホンナシ「あきづき」の果実画像から得られた色デー...
摘要 目的:園芸振興の展開及び中山間地農業活性化の素材として、ブランド品や地域銘柄品の確立に寄与できる園芸作物のオリジナル品種の育成と既存品目の再評価を行う。 、成果:野菜(促成イチゴ、四季成りイチ...
摘要 目的:宮城から発信できる新しい園芸品目を検索し、高品質・安定生産技術の構築や優良系統の選抜を行うことにより、少量多品目で実需者ニーズに細やかに応えることのできる産地育成に資する。 、成果:野菜...
摘要 日本植物調節剤研究協会からの委託を受けて、新たに開発された植物成長調整剤及び除草剤(リンゴ1剤、ブドウ2剤、西洋ナシ1剤、さつき1剤、りんどう1剤)について、実用性(防除効果及び薬害の発生等...
リンゴ有機栽培実践園の病害虫防除体系を再現した試験圃場における病害虫発生抑制要因の解析
摘要 果樹研究所リンゴ研究拠点内に設けたK園摸倣区(K園における栽培管理方式を摸倣した試験区画)の病害虫発生動向ならびに樹体生育状況を転換4年目まで調査するとともに、K園で使用されている食酢(清泉-1...
摘要 目的:‘ふじ’果実への被袋時期及び被袋期間の長短と着色や長期貯蔵した場合の果肉褐変、貯蔵やけの発生との関係について検討する。 、成果:着色については、無袋果用のカラーチャートを使用したため、9月...
摘要 目的:無菌培養した植物体の葉を用いたリンゴうどんこ病菌の薬剤感受性検定方法について検討を行う。また、バラやイチゴのうどんこ病菌の保存方法として、罹病植物を無菌培養し保存する例がみられるため、リ...
摘要 地域農業のビジネスモデル構築に関しては、a)園芸作ビジネスモデルでは、東北地域の大規模リンゴ作経営の分析から、10a当たり労働時間110時間(3ha以上層の43%減)、10a当たり所得171千円(同、54%増)を...
摘要 これまでに得られたメタボロームおよびホルモノーム解析の結果を分析し、年次変動は認められるもののサンプリング時期の違いにおける差よりは小さいことを確認した。現在、これらの結果をまとめた論文を作成...
気候変動が果樹生産に及ぼす影響の機構解明及び温暖化対応技術の開発
摘要 温暖化影響を評価するマップや晩霜害、発育不良等への対応技術開発に関しては、a)長野県と青森県の昭和45年(1970年)以降のリンゴの果実品質データを解析したところ、近年の気温上昇で、開花期が前進すると...
バラ科果樹のゲノム情報基盤の構築と品種改良に向けたDNAマーカーの開発
摘要 ニホンナシ完全長cDNAの次世代型DNAシーケンス解析により高度な遺伝子配列情報を取得した。リンゴのゲノム解読情報を利用した高精度マーカー開発が有効であることを明らかした。合計785マーカー/ニホンナシ...
摘要 目的:本課題では収穫時期及び収穫時の果皮表面色と貯蔵中の裂果の発生との関係を調査した。 、 、成果:本年も収穫遅れの果実で貯蔵中の裂果発生が多く見られた。食味と貯蔵中の裂果発生を考慮すると、長期...
摘要 目的:‘星の金貨’の中~長期貯蔵後の果実品質と収穫時の果皮表面色との関係を調査する。また、極端に収穫が遅れた場合の貯蔵性への影響を調べる。 、 、成果:‘星の金貨’は貯蔵中の品質低下が少なく、表面色...
6 りんご新品種の登録と普及に向けた栽培特性の把握と生産技術の確立 、5)新品種の普及に向けた栽培特性の把握と生産技術の確立 、(1)黄色系新品種収穫指標へのカラーチャートの導入 、 ア ‘きおう’
摘要 目的:有望な新品種について、現場ニーズに対応した特性調査や技術開発を行うことによって、安定生産をサポートする。本課題では、黄色系新品種の適期収穫と良品流通を促すために、カラーチャートを取り入れ...
摘要 カーネーションの花の色彩に関わる遺伝子であるアントシアニンリンゴ酸転移酵素、アントシアニン5位配糖化酵素及びグルタチオンSトランスフェラーゼ遺伝子が変異することによって花色が実際に変化すること...