摘要 コロナチン様物質を産生するダイズ葉面細菌2株を分離した。これらの細菌学的性質(53項目)は,ほとんどダイズ斑点細菌病菌と同じであったが,ダイズに対する病原性も植物内増殖性もなかった。両株とも5...
摘要 ダイズシストセンチュウとジャガイモシストセンチュウを用いて寄主植物や対抗植物等が分泌する作用因子を化合物レベルで明らかにすることを目指して,誘引,忌避作用を検定した。その結果,シストセンチュウ...
摘要 抗体Aで得たcDNAクローン68ー3の配列には215アミノ酸残基に相当する読み枠があり,このペプチドはサトイモ塊茎mRNAの試験管内翻訳で得られ,抗体Aで回収されたペプチド(27kD)よりやや...
植物病原微生物の宿主特異性及び病原性:ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)の遺伝子解析(291)
摘要 ランダム・プライマー法で作成したZYMVのgenomic cDNA libraryのなかから,cDNAのサイズが2kbp以上のものを選び,ZYMVゲノムの3’末端から5.5kbをカバーしているλ...
摘要 昨年度に引き続き,試験地区内の造成年次が異なる2団地(A地区:1988年造成,1.7ha,タバコ+トマト;B地区:1989年造成,0.9ha,タバコ+大豆)に流量計および雨量計を設置し,造成圃...
摘要 リポキシゲナーゼL-2,L-3同時欠、L-1、L-3同時欠大豆(2、3欠、1、3欠)の食品素材としての利用法として、3年度は乳酸菌を用い豆乳発酵・凝固させた豆乳ヨーグルトを試作した。豆乳の希釈...
摘要 本研究ではやませ地域特有の環境条件との関連でVesicular-Arbuscular(VA)菌根菌の農業利用の可能性を探る。■4種の土壌においてアルファルファに対するVA菌根菌接種資材の効果に...
摘要 やませ地帯における本病の伝染環の解明を目的とした。本病の感染株率は、媒介虫であるジャガイモヒゲナガアブラムシの密度上昇と共に6~7月に急増し、浸透性殺虫剤の播種時土壌混和によるアブラムシ対策が...
ダイズわい化病媒介アブラムシ類の発生動態機構と保毒虫の行動解析(65)
摘要 ダイズわい化病を媒介するジャガイモヒゲナガアブラムシの無翅胎生雌虫の幼虫期の発育速度を明らかにするために、ダイズで累代飼育中の無翅胎生雌虫が産んだ幼虫を5℃、10℃、15℃、20℃、25℃、30℃の...
摘要 ダイズわい化病はジャガイモヒゲナガアブラムシを主体とする数種のアブラムシ類により媒介されるウイルス病である。この病気の発生動態を解明するために、媒介虫の発生動態、寄主植物-媒介虫-ウイルスの相...
摘要 元年度に濡れに対する作物の反応を試験するための霧チャンバーを開発した。2年度にはこの装置の中でダイズ・トマトを栽培して霧による葉の濡れの影響を検討したところ、作物の生育全般、とくに根の発達が抑...
農業有用遺伝子(ウイルス抵抗性付与遺伝子)のクローニング・構造解析(129)
摘要 3年度は目的とするウイルスの純化および遺伝子RNAの抽出・精製法について検討した。ダイズわい化ウイルス(SDV)についてはソラマメの感染茎葉に緩衝液を加えて磨砕搾汁した後、分画遠心を繰り返して...
摘要 だいこんとはくさいの秋作は、9~10月の長雨などによる天候不順のため生育が劣り、特に腐植質黒ボク土畑の収量は減少した。だいこんの根部は発育不良で上物率が低下した。はくさいの球重も全般に軽かった...
摘要 安全で且つ効果の高い農薬を開発し、登録するための基礎資料を得る。研究手法としては、1)アズキ播種前のダイズシストセンチュウ発生圃場にホスチアゼート1%粒剤30kg/10a処理し、処理前後の土壌...
摘要 配布用貯蔵庫に保存中の畑作物や野菜種子について発芽調査を実施し、約10年前のデータと比較検討した。なたね、とうもろこし、トマトではほとんど発芽率低下が見られなかったのに対し、小麦、大豆、ねぎで...