7 りんごの安定生産を阻害する病害虫の新防除技術に関する研究、(2)各種病害虫の耐性、抵抗性のモニタリング調査と有効薬剤の検索、 イ 褐斑病のベンゾイミダゾール系薬剤に対する感受性
摘要 目的:リンゴ園から採取した罹病葉から褐斑病菌を分離し、リンゴ褐斑病菌のベンゾイミダゾール系薬剤に対する感受性検定を行う。、成果:津軽地域9園地から分離した43菌株のうち12菌株は、ベンゾイミダゾー...
7 りんごの安定生産を阻害する病害虫の新防除技術に関する研究、(2)各種病害虫の耐性、抵抗性のモニタリング調査と有効薬剤の検索、 ア 斑点落葉病のストロビルリン系薬剤に対する感受性
摘要 目的:リンゴ園から採取した罹病葉から斑点落葉病菌を分離し、リンゴ斑点落葉病菌のストロビルリン系薬剤に対する耐性菌検定を行う。、成果:県内10園地から分離した35菌株は、いずれもストロビルリン系薬剤...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発に関しては、 a) 開発した汚染程度評価法を用いて国内各地より収集したジャガイモモップトップウイルス陽性土壌試料39点の発病リスクを検定したところ、土壌のウイルス...
摘要 目的:津軽地域のリンゴ斑点落葉病が発生した園地から罹病葉を採取し、リンゴ斑点落葉病菌のQoI剤に対する耐性菌検定を行う。 、成果:津軽地域のりんご園にはリンゴ斑点落葉病のQoI剤耐性菌が高い比率で分...
摘要 目的:農薬抵抗性の発達が著しい病害虫の抵抗性発達状況をモニタリングし、継続的な安定防除に向けた技術を開発する。 、成果:リンゴ褐斑病についてベンゾイミダゾール系薬剤耐性菌が、リンゴ炭疽病につい...
摘要 目的:各薬剤のリンゴ斑点落葉病QoI剤耐性菌に対する防除効果を検討する。 、成果:リンゴ斑点落葉病QoI剤耐性菌に対する防除効果はベフラン液剤25、ダイパワー水和剤、スコアMZ水和剤とアリエッティC水和剤...
8.りんご病害虫の発生動向に応じた新防除技術の開発 、 1)防除が困難なりんご病害虫の生態解明と防除技術の確立 、 (3) 耐性菌モニタリング 、ア.褐斑病
摘要 目的:各園地から採取したり病葉から褐斑病菌を分離し、薬剤に対する感受性検定を行う。 、成果:9園地から分離した25菌株のうち9菌株がベンゾイミダゾール系薬剤耐性菌の可能性があった。
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、a)放射性セシウムの玄米への移行係数は経年的に低下 傾向にあるが、その程度は小さくなる傾向があることを明らかにした。また...
性フェロモンを利用したりんごのヒメボクトウ被害低減技術の開発
摘要 性フェロモンを利用したディスペンサーの100本/10a処理は、同じ試験区内の乾式日別予察灯に成虫が誘殺されているにもかかわらず、調査期間を通じてモニタリング用フェロモントラップには雄成虫の誘殺が...
8.りんご病害虫の発生動向に応じた新防除技術の開発 、 1)防除が困難なりんご病害虫の生態解明と防除技術の確立 、 (4) 斑点落葉病の耐性菌モニタリング
摘要 目的:リンゴ斑点落葉病菌のQoI剤に対する耐性菌発生の動向を探るため、感受性検定を行う。 、成果:39菌株中33菌株が感受性低下菌とみられたが、ほとんどは非病原性であった。4菌株については菌糸生育...
6 りんご病害虫の発生動向に応じた新防除技術の開発 、1) 防除が困難なりんご病害虫の生態解明と防除技術の確立 、 (3) 耐性菌モニタリング調査
摘要 目的:ストロビルリン系殺菌剤は耐性菌リスクの高い薬剤に分類され、耐性菌の発達が懸念されている。そこで、炭疽病の発生した園地を対象に被害果を採取し、リンゴ炭疽病菌の耐性菌検定を行った。 、 、成...
リンゴ、ナシ産地を蝕む「ヒメボクトウ」に対する複合的交信かく乱防除技術の開発
摘要 (1)ヒメボクトウ雌雄成虫の飛翔量をアクトグラフ、およびフライト・ミルを用いて測定する。(2)被害木から採取した各種フラスは冷凍保存しておく。DNAの抽出にはフラスをprotenase Kという酵素で処理す...
9 りんご病害虫の発生動向に応じた新防除技術の開発1) 防除が困難なりんご病害虫の生態解明と防除技術の確立 (1) 耐性菌モニタリング
摘要 目的:炭疽病の発生した園地を対象に被害果を採取し、リンゴ炭疽病菌の感受性検定を行い、耐性菌が出現していないかモニタリングを行う。成果:13園地で26菌株の調査を行ったところ、耐性菌は認められなかっ...
b.病害虫の侵入・定着・まん延を阻止するための高精度検出・同定法の開発
摘要 1)侵入・拡大リスクが高い植物病原細菌の迅速な検出技術の開発に関しては、トウモロコシ萎凋細菌病菌検出用にNSVC選択培地を利用できること、ならびに病原細菌の植物体における増殖部位と移動速度等の動態...
摘要 農業生産に及ぼす温暖化の影響を解明するため、1)電照による日長制御を用いた地域間連携試験により、温暖化後の環境を模擬する水稲の栽培実験系を構築できることを明らかにした。「コシヒカリ」程度以上の...
オ IT、ロボット技術等を活用した革新的な農業機械・装置等の開発
摘要 1)全自動接ぎ木装置の適応性拡大については、育苗トレイ適応性の向上、調整部位の簡易化を図った新型全自動接ぎ木装置を開発し、試験の結果セル間ピッチや苗性状の差異が作業精度に与える影響は小さく、広...
b.病害虫の侵入・定着・まん延を阻止するための高精度検出・同定法の開発
摘要 侵入・拡大リスクの高い植物病原細菌の検出技術を開発するため、1)既存のリンゴ・ナシ火傷病菌用選択培地3種類について、我が国のりんごおよびなしの花器から分離した表生菌256菌株に対する生育抑制効果を...
複合交信攪乱剤利用下での土着天敵の利用によるハダニ類、アブラムシ類の防除体系の開発、(1)有効な土着天敵の検索
摘要 目的:県内のりんごに発生するハダニ類の天敵を検索し、防除に利用可能な種を明らかにする。、成果:ナミハダニの土着天敵としてミヤコカブリダニが県内広く分布し、捕食能力も高く有望種と認められた。また...
複合交信攪乱剤利用条件下での土着天敵の利用によるハダニ類、アブラムシ類の防除体系の開発
摘要 目的:県内のりんごに発生するハダニ類の天敵を検索し、その増殖技術及び防除への利用技術を開発する。 成果:ミヤコカブリダニとケナガカブリダニの2種が現地で発生する主要種であること、年により構成比...
摘要 新しく開発された新肥料・新資材の実用性を検討し、効率的な使用法を確立する。、、農業振興機構からの委託を受けて新資材の実用化を検討した。本年は、資材の検討4課題、農薬感受性検定2課題を実施した...