核果類新品種の育成 1 モモ新品種の育成 (1) 果実品質に優れる品種の育成
摘要 果実品質に優れる品種の育成を目的に、4組合せの交雑を実施し、自然交雑実生も含め313個の核を獲得した。平成30年度交雑実生は緑枝接ぎした後、169個体を定植した。 実生の選抜では109個体について果実...
核果類新品種の育成 1 モモ新品種の育成 (3)硬肉モモの成熟特性の解明と栽培技術の確立
摘要 硬肉モモを軟化させる方法に適した成熟ステージについて、「甲斐トウ果17」を始めとする硬肉モモ3品種と硬肉モモ5系統を供試して試験を実施した。試験は収穫始め1週間前から収穫終期にかけ4回実施した...
摘要 農研機構果樹茶業部門で育成されたモモ第10回系統適応性検定試験供試7系統と対照3品種について接ぎ木苗を作成し、1年生苗での特性について、系適試験調査方法に基づき調査した。また、第9回系統適応性...
モモ優良品種選抜と栽培技術の確立 1 モモ優良品種の特性調査と栽培技術の確立(第5次)
摘要 検討品種の6品種について生育特性と果実品質を調査した。本年の「白鳳」の開花始めは平年に比べて3日早かったが、その後の低温などにより生育が遅れ、収穫期は平年並となった。梅雨時期の降水量が平年よ...
モモ枯死障害を軽減する胴枯病対策技術の確立 1 胴枯病菌の感染を低減する管理技術の確立解明
摘要 モモの枯死障害樹には胴枯病の発生が多く、多肥による徒長、剪定の切り残し、主幹部の傷などが本病原菌の感染を助長していることが明らかになったことから、栽培や肥培管理による感染低減管理について取り...
ハナモモ株枯れの発生メカニズムの解明と対策技術の開発 1 台木の違いがハナモモの耐凍性に及ぼす影響の検討
摘要 目的:ハナモモの株枯れは凍害によって発生すると推測され、凍害による株枯れの発生には、各種要因による樹勢衰弱が影響を与えていると考えられている。各種穂木、台木と組み合わせたハナモモの耐凍性を測定...
高商品性ニホンナシ・クリ及び核果類の品種育成と省力生産技術の開発
摘要 ニホンナシの自家和合性又は自家摘果性の良食味品種の育成に関しては、_x000D_ a) 黒斑病に抵抗性で自家和合性を有する良食味の「なるみ」を品種登録出願した。_x000D_ b) 黒斑病・黒星病複合抵抗性4系統、...
摘要 目的:近年、暖秋や暖冬の年が増加傾向にあり、モモやリンゴに主幹凍害による樹勢衰弱や枯死が増えているため、凍害が発生する危険性の高い時期や主幹部で発生しやすい位置を検討した。、成果:モモの耐凍性...
摘要 機能性成分の分析法の標準化に関しては、 a) 農産物・食品の抗酸化能評価法である親油性酸素ラジカル吸収能測定法(L-ORAC法)について、室間共同試験によりその妥当性を 確認した。 b) 農産物・食品の抗酸...
ナシ・ブドウ・モモ・その他果樹の育成系統及び新品種の適応性検定試験[第4次]
摘要 目的:本県に適応性が高い果樹の品種・系統を選抜するため、ナシでは7品種を供試し、内結実した3品種の特性調査を行った。、成果:ブドウでは供試した8品種の内、‘クインニーナ’、‘オリエンタルスター’の...
摘要 DNAマーカーを用いたニホンナシやカンキツの高精度遺伝子の地図の構築に関しては、_x000D_ a) 平成26年度に構築したニホンナシ「豊水」の連鎖地図に、ニホンナシ8品種のゲノム解読から新たに設計したSNPマー...
モモ黄肉新品種の大苗利用で1年目から収穫可能なシンプル栽培技術開発
摘要 目的:新潟県は江戸時代から続くもも産地であるが、近年、生産量が低下し続けている。ももは果樹の中では経済樹齢が短く15~20年程度で植え替えが必要となるが、連作障害による樹勢低下も問題となる。そこで...
摘要 ○ 富山県の気象条件に適した果樹の優良な品種・系統の選抜、及び県原産品種・系統の保存を行う。、今年度は、リンゴ;7系統、11品種、ニホンナシ;6系統、9品種、ブドウ;3系統、24品種、カキ;5系統、12...
摘要 ○ 水稲作業との競合の少ない新たなモモ作業体系を確立する。、○ 摘蕾後、早期摘果後の花蕾数・着果数および収穫果数に処理区による差があったが、収量には差が無かった。若木では強摘蕾区および早期摘果区の...
摘要 目的:モモ・スモモを対象に、ポット栽培技術、平棚栽培技術、ウメ花粉を利用したスモモ受粉技術を確立、成果(H27):①3年生樹では速効性肥料で行う慣行施肥よりも、肥効調節型肥料の方が新梢伸長に有効であ...
核果類新品種の育成、1 モモ新品種の育成、(1) 果実品質に優れる品種の育成
摘要 4組合せの交雑を実施し、451個の核を獲得した。平成26年度交雑実生は緑枝接ぎした後、53個体を定植した。、 実生の選抜では97個体について果実調査を行い、2個体を二次選抜、16個体を継続、花粉の無い個...
核果類新品種の育成、1 モモ新品種の育成、(2) 省力栽培可能な品種の育成
摘要 7組合せの交雑を実施し、578個の核を獲得した。平成26年度交雑実生は緑枝接ぎした後、55個体を定植した。、 実生の選抜では結実した84個体について果実調査を実施し18個体を継続とし、花粉の無い個体や枯...
モモ優良品種選抜と栽培技術の確立、1 モモ優良品種の特性調査と栽培技術の確立(第4次)、(1)モモ優良品種の特性調査
摘要 検討6品種について生育特性と果実品質を調査した。本年の開花始めは平年に比べて1日遅く、収穫期は3~5日早かった。7月上中旬に収穫となる品種では品質の低下がみられたが、全体的に果実肥大は良好であっ...
果樹園における有機物資材を主体とした施肥法の開発、2 土壌pH調整による樹体への養分吸収適正化方法の確立、(2)モモ園土壌におけるpH低下法の検討
摘要 1) 高pH土壌が生育に及ぼす影響(ポット試験)、 適正pH区(pH6.0)の新梢伸長は、高pH区(pH7.0)より良好であった。葉色に差は生じなかった。葉中成分は、現在解析中である。、2) 土壌pH低下資材の効果...
果樹園における有機物資材を主体とした施肥法の開発、 1 無化学肥料栽培に向けた有機質資材施用方法の確立、(1)有機物資材の最適な施用方法の検討
摘要 モモは、有機物資材のみを施用した試験区で樹体生育量が少なく、果実品質は糖度が高い傾向を示した。ブドウは、魚かすを施用した試験区において、新梢伸長が落ち着きやすく、着色がやや良好な傾向を示した...