摘要 新開発肥料である肥効調節型肥料の特性を解明するとともに野菜の生育に対する施用効果を検討した。黒ボク土壌を充填したライシメータにキャベツを定植し、硝安区および肥効調節型肥料区(ロング40日タイプ...
摘要 ばれいしょの収穫時期は、不順天候のため遅れたが規格内収量は4年より多く、冷夏の影響を認めなかった。年二作体系区の収量は単作区より勝り、特にアサツキ区で顕著だった。キャベツの収量は、根こぶ病の多...
摘要 アブラナ科野菜の害虫コナガでは、薬剤抵抗性個体群が出現し、防除を困難にしている。そこで、天敵(卵寄生蜂)と天敵に影響の少ない農薬との併用による害虫総合管理を最終目的に試験した。天敵としてメアカ...
摘要 低投入に適合した野菜品種を育成することを目的として、幼苗検定による肥料反応の品種間差を検討した。その結果、キャベツ、はくさい、ブロッコリーで標準施肥量区に対する低投入下での生育減少割合に品種間...
摘要 アブラナ科野菜の高付加価値苗生産を目的として、接ぎ木親和性を明らかにするとともに、接ぎ木苗の生育・収量について検討した。根こぶ病抵抗性ケール及びキャベツを台木とした場合、穂木とした8種類の内6...
摘要 北海道の大規模畑作地帯における野菜生産の多様な可能性を検討するため、北農試が開発した施肥播種1工程システムを利用した春播野菜ー秋播小麦ー夏播野菜2年3作体系を確立することを目的とした。秋播小麦...
摘要 自家採種に由来するトウナ品種を収集し調査を行った結果、遺伝的変異が大きかったため、3年度に自殖採種を行い4年度は形質の斉一性を調査した。形態的特性や抽苔・開花期の変異が大きく、生理生態的特性を...
摘要 亜熱帯地域(沖縄県)は、マージ土壌に代表される腐植の少ない痩せた土壌が多い。このような地域では、雨による肥料の流亡が起こるため、少量多回の追肥を行い無駄を省くことが必要である。しかし現実はこの...
摘要 熱帯原産の野菜を除く大部分の野菜は夏季の温帯地域、及び熱帯・亜熱帯地域で生じる高温条件で生育が悪化し減収する事から、野菜の耐暑性のメカニズムについて検討する必要がある。これまでの研究で、野菜の...
摘要 前作物の残渣鋤込み量は春収穫のキャベツ、イタリアンライグラスで多く、秋に播種した他の夏作物では生育量が不足したため少なくなり、特にギニアグラスでは著しく減少した。クロボクでは、いも長、長/径比...
連作障害防止のための耕地生態系の総合管理システムの開発(188)
摘要 代表的連作障害である土壌病害を対象として、衛星データを活用した発病関連土壌要因の広域診断手法、および作物の生理機能を指標とした発病程度の評価手法を検討した。衛星データのうち、コスモス衛星写真の...
摘要 セル成型苗の生産作業の快適化のためには、育苗管理の自動化・ロボット化が必要であり、苗の生育の監視・解析等に関する自動化が重要である。本研究では、対象作物をレタスとキャベツとし、育苗初期の発芽状...
摘要 高品位キャベツの選択的収穫のための基盤技術の一つとして、濃淡前処理や2値化手法等の画像処理技術を駆使した形状認識等による外観品質判定技術等を開発するため、収穫物個体と土壌・マルチとの分離につい...
土壌病害に起因する連作障害の発生に関与する土壌微生物相の特性解明(178)
摘要 トビムシFolsomia hidakanaを用いて、異なる床土への移入による苗立枯病(Rhizoctonia sorani)の発病軽減効果とトビムシの移入個体数及び土壌硬度との関連を検討した結...
摘要 キャベツとハクサイについて、異なる栽培時期、塩類処理とL-アスコルビン酸含有量との関係を検討した。その結果、1)平均気温が20℃以上の時期に生育したキャベツの葉身および結球部の含有量は20℃以下...
摘要 ばれいしょとその後作として収益性の高いキャベツ、なばな、地力増進と線虫抑制が期待されるあさつき、ソルガム、クロタラリアを栽培し前後作適合性と収益性を検討した。ばれいしょは気象条件が不順であった...
摘要 本研究は、企業との交流共同研究により野菜の大量育苗-移植技術の一元化のため、移植作業の自動化システムの開発を目標に行った。(株)クボタとの交流共同研究の一環として、2年度と3年度の2カ年におい...
摘要 タイ国においてマングビーンを加害するジャワネコブセンチュウの耕種的防除の一環として線虫抵抗性マングビーン品種の検定試験を行った。チャイナート畑作センターに保存されている27品種を供試したところ...
摘要 夏季に栽培する温帯性葉根菜類について通気性資材の簡易被覆栽培による生育、収量の向上効果を検討した。遮光率21~40%のトンネル状の簡易被覆により、地温が1~5.5度低下し、風速が43~64%減...
摘要 高温、強光、低湿度、狭小な日較差の条件における葉根菜類の光合成、蒸散機能について検討した。高温での葉根菜類の光合成速度の低下には、過大な蒸散に伴う水ストレスによる気孔の閉鎖も関係すること、強光...