摘要 目的:PrP遺伝子の多型に起因するスクレイピー自然抵抗性に基づいて後継羊を選ぶことにより、抵抗性羊群を作出し、同時にこの遺伝子型選別が生産性に及ぼす影響を検証する。成績の概要:(1)平成18年度の畜試...
摘要 気候温暖化に伴う環境変動については、(1)大気-積雪-土壌凍結系観測により、1980年代の中後半から十勝地方の土壌凍結深が減少しており、その要因は初冬の積雪深増加時期の前進であり気候変動と関係するこ...
e.高収益な果樹生産を可能とする高品質品種の育成と省力・安定生産技術の開発
摘要 食味が良く栽培性に優れる日本なし、くり、核果類等の新品種の育成においては、(1)交雑および交雑実生約4,000の特性評価と選抜を進め、その結果として以下の成果を得た。(2)渋皮が簡単にむける画期的な日本...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 不耕起播種による栽培体系の確立に当たっては、(1)不耕起播種による栽培体系(夏作とうもろこし・秋作エンバク)を確立し、慣行栽培(耕起-夏作とうもろこし・冬作イタリアンライグラス体系)で8工程ある春...
摘要 種苗生産が難しい魚介類の減耗要因の把握と生残率向上技術の開発について、ウナギでは、良質卵生産のための催熟技術等親魚育成、仔魚の飼料及び仔魚の飼育方法の改良を進め、形態異常の発生と水温、親魚への...
摘要 目的:同一農薬の多数回散布、耐性の生じやすい薬剤の連続使用により、耐性菌が出現した場合、薬剤散布による防除効果が低下する恐れがある。耐性菌による被害を防ぐために感受性の低下を把握し代替薬剤の選...
摘要 漏脂病の主因であるシステラ菌の繁殖と関連のある地形・土壌等要因と被害の解析、枝打ちによる被害回避効果の実証及び抵抗性系統についての追跡調査を行う。
園芸作物新品種開発事業 1.おうとう新品種の開発 ア.交雑による新品種の育成 イ.効率的選抜法に関する試験 ウ.台木育成試験
摘要 早生の白肉優良品種、自家結実性品種を中心に、消費者嗜好にあった高品質、省力栽培が可能なおうとうや果皮着色が黄色のおうとうを開発する。また、育種年限を短縮するための効率的な選抜法を開発する。さら...
2.西洋なしオリジナル優良品種の開発 ア.交雑による新品種の育成 イ.台木育成試験
摘要 9月中旬以前に収穫できる早生の優良品種および挿し木発根性を有し、主要品種との親和性に優れる優良台木の開発を行う。 ア 交雑による新品種の育成:西洋なしの長期出荷体制を確立するため、8月中旬~9月...
イチゴ栽培を変革する種子繁殖型品種の育成 (1)種子繁殖型イチゴ優良品種の育成
摘要 AFLP法を用いた自殖世代集団間の多型解析により、自殖2世代集団で多型の認められたバンドの消失に着目することで、自殖後代の固定化を評価できると考えられた。優れた形質を持つ「いざよいS5」及びその自...
病害虫・雑草に抵抗性のある芝草の育成 (1)耐病性のある芝草品種の育種選定 1)耐病性寒地型芝草の育種選定
摘要 ブラウンパッチ及びダラースポット病耐病性、冬季緑色保持性、再生力を備えた種子繁殖性及び栄養繁殖性の品種を育成するため、交配母本の選定を行った。その結果、2系統について、耐病性、冬季緑色保持性...
摘要 作製した抗プリオン蛋白質モノクローナル抗体とルシフェラーゼの生物発光法を原理とする蛋白質検出系を応用し、高感度で簡便な異常プリオン蛋白質検出法を開発する。方法:1)プリオン蛋白質の検出に適当な...
摘要 羊に散発するスクレイピーの制圧は公衆衛生上重要な課題であるが、PrP遺伝子の多型に起因するスクレイピー自然抵抗性に基づいて後継羊を選ぶことにより、抵抗性羊群の作出が可能である。しかし、前提として...
2.芝草の無農薬管理試験研究事業(III期)(1)病害虫・雑草に抵抗性のある芝草の育成(i)耐病性のある芝草品種の育種選定ア 耐病性寒地型芝草の育種選定
摘要 ブラウンパッチ及びダラースポット病耐病性、冬季緑色保持性、再生力を備えた種子繁殖性及び栄養繁殖性の品種を育成するため、交配母本の選定を行った。その結果、11系統について、病耐病性、冬季緑色保持...
抗菌剤の投与量低減を目的とした家畜の疾病診断および防除システムの構築
摘要 乳用牛の乳房炎において新たな疾病診断・防除システムを構築することにより抗菌剤の効果的な投与方法を確立することで、抗菌剤使用量の低減化を図りつつ、疾病の発生を抑制し、畜産物の安心・安全の確保に資...
摘要 近年、混住化や畜産経営の規模拡大等により、畜産を起因として発生するハエは伝染病や寄生虫を媒介する存在ということもあり、大きな環境問題となっている。従来、ハエの防除は化学殺虫剤を中心とした対策...
摘要 リンゴでは、挿し穂の太さが9mm以下の新梢を用いた場合に発根性が高いこと、Jm7,Jm5を親にした組合せで、後代において発根率及び発根程度で分離がみられ、発根率が高く発根量の多い繁殖性のある個体の選抜...
摘要 温州萎縮ウイルスに対し、部分抵抗性を持つナツダイダイと台木としての性質が優れるカラタチを交配して得られた実生苗を挿し木繁殖し、接ぎ木接種試験の結果から、3系統を抵抗性台木と評価した。選抜された...
水田における難防除化雑草の繁殖特性の解明及びバイオマルチによる雑草防除効果の評価
摘要 i)キク科雑草アメリカセンダングサの種子は土中で3月までに休眠覚醒し、以降高温に遭遇すると、畑水分条件では発芽、湛水条件では死滅し、普通期水稲移植時には生存種子は大きく減少した。ii)除草剤抵抗性イ...
摘要 i)コナギのスルホニルウレア抵抗性変異系統では抵抗性の程度は十分に把握できなかったが、感受性系統に比べて発芽率が高い傾向にあることが再確認された。ii) 種子を新たに生産させない完全除草区では、コナ...