フードチェーンにおける危害要因の迅速・高精度評価技術及び衛生管理技術の開発
摘要 食品の製造・加工・流通の過程で生成する有害化学物質に関しては、 a) 調理工程におけるアクリルアミドの生成量の変化を調査した。自動加熱撹拌機によるもやしを用いたモデル試験から、熱源の出力 をより低...
摘要 1)炊飯米の良食味性に関わる米飯の物理化学特性値とDNA判別結果との間にQTL(量的形質座位)を見出し、DNA解析情報から炊飯米の食味を推定可能な式を試作した。2)超硬質米(EM10)において、発芽処理に...
摘要 1)20年に開発した微生物挙動データベースMRV (Microbial Responses Viewer) を利用者により使いやすく便利なように大幅に改良した。国際予測微生物データベースComBaseデータへのアクセスをシームレスで行...
摘要 1)微生物汚染リスクが高い食品等の微生物挙動の予測微生物学的解析では、温度、pH、水分活性の環境条件の組み合せによって複数の有害細菌の増殖条件又は非増殖条件を網羅的かつ容易に探索できる、確率論的...
摘要 (目的)もやし及び惣菜業界からの要望を受け、野菜類の貯蔵・流通中に生じる品質変化を抑制するために、香辛料抽出物(カラシ抽出物)の一つであるアリルイソチオシアネート(AIT) を利用した、実用化に向...
21.海洋深層水の地上部への散布および地下部への処理による植物体への影響
摘要 海洋深層水は加工品、ジュース等への利用は盛んに行われ、既に一部が製品化している。ところが、イチゴ、トマトなど野菜類への利用は、研究は一部なされているが、商品化されたものはきわめて少ない。そこで...
摘要 米国では、野菜・果実等による食中毒発生の事例を踏まえて、その対策の研究が伸展している。このため、米国における食品の生産から消費までの安全性確保研究の中心的存在である農務省東部研究センター(ERRC)...
摘要 近年、腸管出血性大腸菌による食中毒の原因食材としてアルファルファもやし、かいわれ大根等の発芽野菜のほか、レタスなどの一般野菜が原因食材として報告されている例が多い。しかし、これらの野菜における...
摘要 野菜・果実等の生食による食中毒の未然防止を目的とする。この分野の研究が進んでいる米国を訪問し、生産農場、集荷施設、カット野菜工場、市場等を見学し、研究機関、大学、民間研究所、州政府等と意見交換...
摘要 生鮮野菜に対する殺菌について放射線の効果を検討した。市販されているもやしとカイワレダイコンの菌数を測定したところ、もやしが6.1x106CFU/g、カイワレダイコンが9.0x106CFU/gで...
摘要 病原性大腸菌E.coli O157による食中毒事件が契機となり、カイワレダイコンなどの生鮮野菜が病原菌により汚染される可能性のあることが示唆された。生鮮野菜の殺菌は困難であるが、生鮮物の殺菌技...
摘要 新病害の病原菌、亜熱帯地域生息菌、薬用植物常在菌、輸送・加工中の害菌および同定依頼菌について、国内外の真菌を対象に分類・同定した。主な関連植物とその病害は以下のとおりである。メロン紅色根腐病、...
摘要 5年度は輸送・加工中の農産物を加害する真菌を重点的に調査した。リョクトウもやしの製造過程で発生する通称「だんご」と称される腐敗症状から真菌を分離し、それら分離株の胞子懸濁液をリョクトウ子実に散...
摘要 リポキシゲナーゼL-2,L-3同時欠、L-1、L-3同時欠大豆(2、3欠、1、3欠)の食品素材としての利用法として、3年度は乳酸菌を用い豆乳発酵・凝固させた豆乳ヨーグルトを試作した。豆乳の希釈...