摘要 本課題はルーメン内における飼料エネルギーとタンパク質の供給を同調化させた高度な飼料給与技術基盤を確立することを目的としている。今年度は一般に流通しているビール粕および自給のトウモロコシサイレー...
寒冷地の土地資源を活用した自給飼料の省力・省資源・生産利用技術の開発
摘要 寒冷地における省力・省資源自給飼料生産技術に関しては、a) 飼料用トウモロコシ栽培について、土壌の可給態リン酸が250mg/kg以上であれば、リン酸施肥量を標準施肥量(20kg/10a)の半量(10kg/10a)にまで...
発酵TMR素材としての高タンパク質自給飼料の低コスト調製・給与技術の開発 a. 栽培調製
摘要 ヘアリーベッチを被覆植生としたホールクロップ(WCS)大豆のリビングマルチ栽培技術を開発た。大豆WCS中のフィトエストロゲン含量は予乾処理によって低下すること,およびその栄養価はアルファルファ乾草・...
摘要 ①発酵TMRへのタンニン添加は1%の添加量で溶解性タンパク質の増加を抑制するが、ルーメン内でのNH3濃度上昇抑制には3%量の添加が必要であり、タンニンの構造(加水分解型と縮合型)による作用の違いは認めら...
摘要 チモシー乾草、アルファルファヘイキューブおよび市販配合飼料ペレットのルーメン内分解パターン解析をおこなった。ルーメン内へのエネルギーとタンパク質の供給シミュレーションをおこない、飼料用米にイタ...
茎疫病等ダイズにおける初期立枯性土壌病害の発生生態究明と防除対策
摘要 茎疫病について、土壌pHと発病の関係を調査したところ、土壌pHが低い区で発病が多くなる傾向が見られた。また、土壌pHの矯正と薬剤の種子塗沫処理を併用することによって発病が著しく抑制された。茎疫...
摘要 有害微生物の食品での増殖挙動解析および増殖リスク予測手法の開発については、1)微生物挙動データベースMRVを直感的・視覚的に情報を容易に検索することができるよう改良した。またデータを更新し、食中毒...
(3)熱帯・亜熱帯地域における家畜飼養技術の高度化とアジアの乾燥地における持続可能な農牧業生産システムの構築
摘要 ・ タイ畜産振興局のグループが中心となって、これまで同局が蓄積したデータならびに本プロジェクトで共同研究を行った各大学が分析した飼料成分データの取りまとめを行い、昨年度試作した肉用牛飼養標準に...
摘要 目的:県内産高品質牛乳の消費拡大化のため生乳中の機能性成分を調査し、機能性の高い生乳生産技術を開発する、結果:(1)ホルスタイン種搾乳牛6頭(産歴:2~3産)を用いビタミンA剤60,000IU/頭/日を添加し...
摘要 1)滴定NMR法による 15N-1H HSQC スペクトル解析で、R-typeレクチンファミリーに属する血球凝集能を持つレクチンC末端ドメイン(EW29Ch)のαサブドメインの糖結合部位は、単糖と二糖に対して非常に強い糖結...
摘要 (1)fNIRSを用いた食品認知に関わる脳活動解析手法の最適な計測法として、被検者頭上に、より高密度に電極配置が可能となる10/10システム基準点と標準脳座標系上の対応を可能とするシステムを構築した。(2)緑...
カドミウム吸収・蓄積を抑制するための総合管理技術開発試験 -有機性廃棄物利用に伴うカドミウム負荷のリスク評価とその軽減対策技術の確立-
摘要 ア.畜産廃棄物のリスク評価とリスク軽減策の開発(ア).試験目的:地域的に問題となっている家畜ふん尿を主体に、他資材との混合物の利用も加え、牧草栽培におけるカドミウム負荷リスクを評価するとともに、...
摘要 前年度実用化したDNA抽出キットを改良し、抽出バッファー組成を変更し、濾過方式のカラムの開発を進め、エアロゾル汚染防止のためのフィルター装着カラムを設計した。トウモロコシDNA抽出法の条件検討を行い...
公共草地における粗砕カキ殻の土壌改良資材としての利用技術の確立
摘要 目的:ア 県内の牧草地においては、老朽化した草地の土壌が酸性化し、牧草の生育障害が起こるなどの問題が顕著となっており、適正な土壌管理が求められている。 イ 一方、本県沿岸地域では、カキ殻が大量に...
公共草地における粗砕カキ殻の土壌改良資材としての利用技術の確立
摘要 目的:ア 県内の牧草地においては、老朽化した草地の土壌が酸性化し、牧草の生育障害が起こるなどの問題が顕著となっており、適正な土壌管理が求められている。イ 一方、本県沿岸地域では、カキ殻が大量に...
摘要 (1)試験の背景とねらい 「食品リサイクル法」の施行により食品製造副産物の飼料利用の必要性が高まっている。食品製造副産物を飼料利用する際の課題は,食品工場から農家までの輸送や保管にかかるコスト...
摘要 造成2年目のアルファルファ単播草地において、1年間の収穫作業等による車輪踏圧で、土壌乾燥密度は0.85g/■3から1.0g/■3へ約0.15増加した。10年度の車輪踏圧後の乾燥密度と収量係数の関係...
摘要 車輪踏圧がアルファルファの生育に及ぼす影響を、秋期に約2ヶ月の滞水被害を受けたアルファルファの越冬後の調査事例から解析した。アルファルファの生産性に与える要因として、直接的には表層2~5cmの...
摘要 近年、腸管出血性大腸菌による食中毒の原因食材としてアルファルファもやし、かいわれ大根等の発芽野菜のほか、レタスなどの一般野菜が原因食材として報告されている例が多い。しかし、これらの野菜における...
フォレージマットメーカの開発による牧草収穫システムの開発(216)
摘要 初期のつまり等のトラブルの多かったファレージマットメーカの搬送部や摩砕・圧縮部を改良し、新たに試作した空気タイヤを用いたフォレージマットメーカは、簡単な機構でつまり等のトラブルもなく、作業速度...