摘要 目的:東北6県全体では、平成15年度から新たに5品種(酒造好適米2品種,糯米1品種,新形質米2品種)が水稲奨励品種及び認定品種として採用される予定である。また、近年、高度耐冷性、低温発芽性、極多...
摘要 目的:「売れる米作り」のために米の需要拡大をめざして、酒米・加工米用途の品種開発を進めると同時に、それらの肥培管理・高収益栽培技術を開発する。またタンパク含量が下がりづらい泥炭地の食味向上を目...
摘要 i)高リグナン含有ごま新品種である「ごまぞう」を、ごま農林1号として命名登録した。ii)岩手県で栽培されていた食用ひえの在来系統の中に、アミロース含量が低く、新規加工食品開発や良食味品種開発の育...
でん粉原料用等優良甘しょ品種の育成 担当:九州沖縄農業研究センター畑作研究部
摘要 でんぷん原料用有望系統「九州123号」を新品種候補とした。また、選抜を続けてきた「九州122号」を高カロテン蒸切干用として、「九州134」号を高カロテン調理・青果用として新品種候補とした。九州沖縄農研...
摘要 青果用甘しょとして九州130号を「べにまさり(かんしょ農林55号)」として品種登録を行った。九州133号は更に特性調査を継続することとした。また、加工用品種として九州121号を種苗登録候補とした。また、...
摘要 大豆品種開発に必要な大豆リポキシゲナーゼアイソザイムの検定技術を確立した。また、加熱絞り豆乳に二段階加熱を適用した豆腐製造技術を確立し、発酵米がビーフン製造に適していること、酸性水または混合電...
摘要 流通過程を通じて高品質果実を供給できる新たなイチゴ品種開発のための基礎知見を得ることを目的に研究を進めた。イチゴ果実中の糖及び有機酸の総量は気象条件等による変動が大きいが、組成比率は年次間の安...
摘要 米の食味,加工適性を左右する遺伝子として,胚乳でんぷんのアミロース含有率を制御するwaxy遺伝子があるが,他の複数の遺伝子の関与も指摘されている.これらの遺伝子の特定は,消費ニーズにあった品種開発...
摘要 大豆子実の7Sグロブリンタンパク質を低減化することにより、11Sグロブリンタンパク質含量を増大させ、低アレルゲン化、高栄養価、および加工製品の物性改善を目的として品種開発を進めた。その結果、東...
摘要 北海道の基幹畑作物であるてんさいの品種開発において、高糖・高品質、多収性に加え、最近大きな問題となっている根腐病、黒根病等、病害抵抗性品種の育成が強く要望されている。そこで、高糖・高品質、多収...
摘要 育種工学研では、既に染色体工学の手法を用いて、モチマカロニ小麦の開発に世界で初めて成功したが、日本国内ではマカロニ小麦の生産が困難である。そこで、その世界的産地であるカナダと共同で実用品種の開...
摘要 暖地における水稲には台風の襲来、病害虫の発生等の障害が多い。また、温暖なため多様な農業が展開されており、麦作・飼料作などの冬作物も多い。そのため6月中下旬を移植期とする普通期作水稲が基本である...
摘要 落葉性木本植物の遺伝資源の保存は管理に多大な労力を要することから、植物組織を超低温保存する方法の確立が望まれていた。りんご、ナシの培養茎頂を用いて、簡単かつ高い生存率を確保できる超低温保存法に...
摘要 6年度に終了した一般別枠研究〔収穫後生理〕では、イチゴ完熟果の収穫後の光沢低下には果肉軟化進行が関与し、これには顕著な品種間差があるものの、ペクチン可溶化の関与は小さいことを明らかにした。また...
貯蔵中における品質構成要素の変動解析によるキャベツ作型の簡素化
摘要 北海道の畑作は従来の主要畑作4品目に加え、近年、高収益畑作経営を目指した大規模野菜作の導入が盛んで、その品目も貯蔵・輸送適性の高い根菜類から収穫・出荷期間の幅が大きい葉菜類へ拡大している。一方...
摘要 道産小麦の増進には、加工適性を著しく低下させる穂発芽、低アミロ粒の防止が重要であり、その解決には穂発芽耐性に優れた品種の開発が急務である。穂発芽耐性品種開発の基礎となる種子休眠性、穂発芽抑制発...
摘要 わが国の小麦はタンパク質含量が中程度で、北海道の春播き小麦など一部を除けば、めん用として使われる中力小麦が主体となっている。これまでの品種開発はめん用が中心であったが、小麦生産拡大のためには地...
摘要 国産小麦の需要を拡大するため、めん適性に優れた小麦の開発が急がれており、品種開発のためのめん品質に関わる要因の解明が求められている。そこでめん食感に密接に関係しているとみられる小麦粉中アミロー...
タンパク質サブユニット構成からみた硬質性小麦の遺伝子源の探索
摘要 国内産小麦は製粉性・めん適性が輸入小麦と比べて充分でないとされており,高品質小麦の品種開発が急務となっている。しかし,加工適性を理化学的特性から解明しようとした研究は数少ない。また,その品種開...