露地野菜の生育・環境を制御する機能性被覆資材の利用技術の確立
摘要 植物の生長制御等を目的とした機能性被覆フィルムは、温度上昇や病害虫の抑制効果の他、長日、短日効果がある。これらの機能性を更に高度に利用し、露地野菜の生育促進、抽台抑制、機能性成分の増加などによ...
1 超高付加価値家畜ふん堆肥の開発 (1) 香料、樹木抽出物等による香り付き堆肥の製造
摘要 牛ふん堆肥を用いて、柑橘、ミント、ラベンダの香りを付与した成型堆肥が製造できたが、柑橘の香りの主成分であるリモネンの香り原料は成型後の乾燥処理過程で香り成分が揮発する。一方、ミントとラベンダ...
摘要 有機質肥料を用い農薬の使用を限定して高付加価値ナスを生産している産地では、苦土欠乏の発生、合成着果剤の使用制限、病害虫の多発等により生産が不安定である。有機質肥料の施用方法の再検討、花粉媒介昆...
摘要 果樹における各種有機性資源利用技術の確立において、主要果樹のせん定枝の生成量を調査し、県内の果樹園から生じるせん定枝量を推定した。また、生産者へのアンケート調査を基に現状のせん定枝の6割が焼却...
摘要 目的:雑穀類は健康食品としての需要が多く、無農薬無化学肥料栽培は雑穀販売の戦略上大きな付加価値を生む。農薬に関してはこれまで雑穀類に登録のある農薬は少なく、無農薬を前提とした栽培が行われてきた...
摘要 目的:りんどうや小ぎくなど重点推進品目を基幹とした花き専作経営等の育成が、本県の花き生産振興の目標となっている。しかし、今後、生産者の高齢化や労働力不足の一層の進行が予想される中、作業労働の分...
摘要 目的:ネギを取り巻く状況は、格段に異なる低人件費が要因となって、中国からの開発輸入が大幅に増大し、国産ネギの低価格化が進み、セーフガードの暫定発動が行われた。しかし、これは一時的な措置であり、...
摘要 豆腐の加工に適し、収量が多く、コンバイン収穫に適した大豆系統を開発することを主な育種目標として34組合せの交配を実施した。交配した後代の集団及び系統から育種目標とする形質を備えた個体・系統を選抜...
摘要 目的:りんどうや小ぎくなど重点推進品目を基幹とした花き専作経営等の育成が、本県の花き生産振興の目標となっている。しかし、今後、生産者の高齢化や労働力不足の一層の進行が予想される中、作業労働の分...
摘要 目的:ネギを取り巻く状況は、格段に異なる低人件費が要因となって、中国からの開発輸入が大幅に増大し、国産ネギの低価格化が進み、セーフガードの暫定発動が行われた。しかし、これは一時的な措置であり、...
摘要 目的:雑穀類は健康食品としての需要が多く、無農薬無化学肥料栽培は雑穀販売の戦略上大きな付加価値を生む。農薬に関してはこれまで雑穀類に登録のある農薬は少なく、無農薬を前提とした栽培が行われてきた...
摘要 果樹における各種有機性資源利用技術の確立において、主要果樹のせん定枝の生成量を調査し、県内の果樹園から生じるせん定枝量を推定した。また、生産者へのアンケート調査を基に現状のせん定枝の処分状況や...
売れる米つくりのための病害虫管理技術の確立 (3)高付加価値米生産のための水稲病害虫防除技術
摘要 (1)トリコデルマ・アトロビリデ水和剤およびシュードモナスCAB-02水和剤の混用種子消毒が、イネばか苗病、イネもみ枯細菌病およびイネ苗立枯細菌病の防除効果に及ぼす影響は認められなかった。また、両剤...
46.水田高度利用のための野菜の種類及び品種選定 (3)水稲の減農薬・減化学肥料栽培技術の確立
摘要 目的:県の減農薬・減化学肥料栽培認証制度において、水稲の認証基準は化学肥料由来の窒素成分が10a当たり3.7kg以下、化学農薬の成分が8成分以下である。そこで、窒素施用量を削減し、稲体の窒素濃度を低下...
摘要 i)黒色直播シートと水田土壌の密着性は、敷設後の日平均地表面温度が25度C以下であれば、敷設1日後に6cm程度の湛水深にしても浮き上がらない傾向が見られた。敷設後2週間の日平均地表面温度は、無着色直...
摘要 i)小麦種子タンパク質を分離し、アミノ酸部分配列と質量分析によりそれらを同定した。また、交配系統を用いて生地物性に関与するタンパク質を同定し、対応する遺伝子をDNAマーカー化した。小麦グルテンタン...
施設野菜における環境保全型防除資材の効果的利用のための相互干渉作用の解明
摘要 施設野菜(トマト)の病害虫防除資材を効果的に利用するために生物資材同士の相互干渉作用を検討した。天敵ナミテントウとタイリクヒメハナカメムシは、相互の捕食は認められず、両種の同一ハウス内での放飼...
性調節機構を導入した卵寄生蜂有用遺伝資源維持法の開発(146)
摘要 卵寄生蜂トリコグラマ属は重要な鱗翅目害虫の天敵であり生物農薬として利用されつつある。このトリコグラマ属において高寄主探索能力、高産卵能力、薬剤低感受性等に関与する遺伝子を有する系統の選抜法を検...
寄生性天敵・べたがけ利用を核としたコナガの総合防除技術の確立(149)
摘要 コナガの総合防除技術の確立に向けて、ガラスハウスでの卵寄生蜂Trichogramma chilonisの放飼密度の解析、べたがけの有効性評価、寄生蜂の産卵行動に及ぼすべたがけの影響を調査した。コナガ卵に対する寄生...
天敵を利用した野菜重要害虫アブラムシ類の防除法確立に関する研究(153)
摘要 モモアカアブラムシの寄生蜂Aphidius gifuensisについて、寄生能力および寄生分布パターンを明らかにした。羽化直後の雌成虫は25℃条件下で24時間に1個体当り少なくとも90頭以上のモモアカアブラムシに産卵...