実需者ニーズに対応した病害虫抵抗性で安定生産可能なバレイショ品種の育成
摘要 北海道向けのでん粉原料用として、ジャガイモシストセンチュウ、じゃがいもYウイルス抵抗性で、でん粉重が多い「北海105号」、暖地2期作向け青果用・加工用としてジャガイモシストセンチュウ、ジャガイモY...
周年供給を可能とする食品加工用バレイショ品種の育成と栽培法の開発
摘要 ポテトチップなど加工食品用バレイショは、北海道産の端境期である5月~7月は鹿児島県産などが使用されているが、北海道で育成された品種が栽培されているため、収量性、品質、病害虫抵抗性、耐暑性など...
3)トマト青枯病の制御技術の開発 、 (1) 篤農家技術における病害抑制要因 、の解明 、
摘要 目的:トマトの土壌病害である青枯病は、いったん発生するとその制御は極めて困難であると言われている。一方で、一部の農家は土壌消毒や抵抗性品種を利用することなく、育苗や灌水方法を独自に工夫すること...
加工適性が優れ青枯病抵抗性の暖地向け加工原料用バレイショ品種の開発
摘要 ジャガイモシストセンチュウ抵抗性で青枯病に強く、加工適性を有する有望系統「西海37号」、チップ加工適性があり多収の「長系141号」を開発した。
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 環境保全型野菜生産に対応した病虫害抵抗性品種の育成等に関しては、1)年末年始どりに適応したレタスビッグベイン病抵抗性レタス系統「SAKS3」を開発した。本系統は、その抵抗性程度が既存抵抗性品種「ロ...
加工適性が優れ青枯病抵抗性の暖地向け加工原料用バレイショ品種の開発
摘要 西海37号はチップ適性が優れるが、トヨシロに比べ収量が劣った。しかし良食味であることから、加工・生食兼用として試験を継続予定である。
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 1)レタスビッグベイン抵抗性の組換えレタスM系統の戻し交雑を進め、9系統のBC3世代の種子を得た。また、作期が「フユヒカリ」よりも早い「SAKS3」の生産力検定、特性検定及び系統適応性検定を継続して実施...
摘要 目的:トマト、ナス、トウガラシの新系統について主として耐病性検定を実施する。、成果:生食用トマトの桔梗交43号には萎凋病(レース1)の抵抗性が認められたが、半身萎凋病には、認められなかった。加工...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 1)レタスビッグベイン病に抵抗性で秋まき厳寒期どり作型に適した「フユヒカリ」の品種登録を出願した。また、遺伝子組換えレタス「MiLV-CP-1」のビッグベイン病強度抵抗性はT5、F2およびBC1でも安定して発...
摘要 目的:トマト、トウガラシの新系統について主として耐病性検定を実施する。、成果:生食用トマト‘桔梗交41号’、‘同43号’における半身萎凋病については、両系統とも発病株率は低かったが、り病性品種において...
加工適性が優れ青枯抵抗性の暖地向け加工原料用バレイショ品種の開発
摘要 高温下でも出芽が揃う種いも処理法を検討し、収量の安定化を図るとともに、でん粉価が高く加工適性を有し、青枯病抵抗性が優れる暖地二期作栽培向けの加工原料用品種を早期に育成する。成果:(i)高でん粉系...
摘要 寒地特産作物の品種育成を目指して、(1)「男爵薯」にはないジャガイモシストセンチュウ抵抗性と青枯病抵抗性を有し、サラダ・コロッケ加工にも利用でき、良食味の生食用品種「北海94号」を育成し、品種登録...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 (1)レタスビッグベイン病抵抗性レタス品種の育成においては、有望な2系統をF5、F6世代の系統適応性検定試験に供試する段階に達した。(2)レタスビッグベイン病の防除技術開発には、ウイルスが媒介菌にどのよ...
摘要 生食用トマトの青枯病検定で供試系統は強い抵抗性を示した。萎ちょう病も強い抵抗性を示した。加工用トマトでは、萎ちょう病に抵抗性が認められた。ナスの耐病性検定では、抵抗性は認められたが、台太郎より...
摘要 高冷地主要野菜の新品種選定及びその栽培法の検討を継続的に実施する。 <研究成果> (1)トマト ア 褐色根腐れ病及び青枯れ病の両方に対して耐病性が期待できる品種としてT175(タキイ)、T176(タ...
アブラナ科並びにナス科野菜の形質転換効率の改善及びニラのアポミクシス性に関する分離集団の育成
摘要 i)環境ストレスに関与する転写因子遺伝子を導入した形質転換コマツナが、低温馴化した野生型系統と同程度の耐凍性を持っており、乾燥耐性や耐塩性も付与されていることを認めた。ii)アポミクシス性ニラ品...
施設野菜における環境保全型防除資材の効果的利用のための相互干渉作用の解明
摘要 施設野菜(トマト)の病害虫防除資材を効果的に利用するために生物資材同士の相互干渉作用を検討した。天敵ナミテントウとタイリクヒメハナカメムシは、相互の捕食は認められず、両種の同一ハウス内での放飼...
摘要 トマト台木の青枯病抵抗性機構解明のため、抵抗性台木品種LS-89の茎磨砕液、溢出液、細胞壁成分及びエタノール抽出物の青枯病菌の増殖に及ぼす影響を、感受性品種ポンデローザと比較した。両品種の茎磨...
摘要 トマトの青枯病抵抗性機構解明のため、子葉基部に青枯病菌懸濁液を注入した台木品種LS-89の茎組織での病原の分布を光顕観察した。10の9乗cfu/mlの青枯病菌を接種した個体は萎ちょう症状を呈し...
有機物資材連用による土壌水分特性の変化がトマト青枯病の発生に及ぼす影響(201)
摘要 既往の有機物連用トマト連作試験の結果、ピートモス区ではトマト青枯病が発生しにくいことが示された。この現象の要因を明らかにするため青枯病菌の動態と土壌水分の関係を検討した。土壌水分を一定にした場...